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2021年12月09日

年末、暮の大掃除の準備 蛍光灯の取替 脚立が怖い

12月に入り、共同住宅の大規模改修工事も大詰めを迎え、カミサンはこれを機会に、大幅に自宅内の整理・清掃と、暮れに向けての大掃除の準備を云い出しました。
特に、子供もいない、老夫婦ですから、何も特別慌ててやることもないないのですが、一応現在住んでいる共同住宅の外部、共用部も綺麗になったので、これを機会に部屋の中を綺麗にしたいと云い出します。
何をしたいの?と聞くと

1,この住宅に越してきた時につけた、
 全部屋のカーテンの取替
2,六畳和室の畳の取替
3,二人の部屋の照明の取替


と、云います。
「今年の予算は余っているでしょ、旅行予算未消化分があるんだから」と
確かに、今回の 共同住宅リニューアルに合わせて、予算は組んでいました。
すでに、網戸の張替え4箇所は今回のリニューアル工事で、サッシまわりのシーリング工事で網戸を取り外す必要が生じて、住戸希望者一括で施工業者お願いしました。

1,カーテンの取替は、近くにニトリはないので、隣町も藤沢の専門店のバーゲンのチラシが入った時にやろうと、予算は確保しています。

2,の畳表の取替・これが問題です。
マンションの江戸間の畳は、今はほとんどがスタイルフォームの畳ですから、まともな畳屋さんはやってくれるかどうか分かりませんし、チラシで入ってくる 畳業者はいろいろ問題があるようで、何処に頼むか・・どこに頼んでも同じ価格、仕様なら良いのですが、お金の問題ではなく、ぼったくられるのが嫌なのです。
とにかく、畳の相場がわからないので、ここの工事を担当している、監督さんに聞いてみる、彼も外装に関してはわかるけど、内装、特に畳については、相場も知らない、との返事で、最低限、二箇所に見積もりしてもらうことでしようね。と云いますが、たかだか六畳の、しかもスタイルフォームの畳表の取替で相見積りを取るのも、元建築やとしては如何なものかと、悩んでいます。

3,そして一番簡単なのが、部屋の蛍光灯の取替・・のハズ

このマンションに越してきた時は、横浜の部屋で使っていた器具を全て持ってきて取り付けしました。
横浜のマンションで取り付けた照明器具ですから、すでに40年近くは経過しているのです。
一番広いリビングの天井照明は、ダメになり7年前にLED照明に取替ました。
和室の吊り下げ照明は、昨年、一度蛍光灯本体を取り替えても、トランス系がダメで、これもLEDに取り替えました。
食堂の吊り下げ照明は単純な電灯形なので、電球取り替えで済んでいます。
今年、この共同住宅大幅リニューアルに合わせて、私とカミサンの部屋の照明器具のリニューアルを考えました。
何れの部屋の照明器具も蛍光灯タイプですが、当時の仕事の協力業者さん経由で注文した信頼できる一流メーカー製品で、何ら問題はなく、40年近く経過しているものの器具本体はそのままにして、蛍光灯のみを交換することになりました。

二人の部屋の蛍光灯8本と、スターターグロー8ケケ ヤマダ電機で5,500円、意外とするものです。
問題は、天井面につけられた器具内の蛍光灯の取替です。
元々、ビル建設の現場監督ですから、どんな高い所でも慣れてはいましたが・・・それは若い、昔の話
我が家のの天井は、一般的な高級マンションと違って、天井高は低いといってもそれでも2,550はあります。
我が家に唯一ある脚立の高さは550ですから、身長1.7mの私が脚立の天場に立って手を伸ばしてギリギリです。
元々、現場監督でしたから、脚立の天場に乗っての作業は現場では厳禁でした。が、今回はやらざるを得ません。

一度、550の脚立むの上に立って見て、「こりゃダメだ」と悟りました。
73歳の爺さんは脚立の上に立つと体がふらしき、何か手を触れて支えてないと、転落のしてしまうのではないか?
落ちたら、ただでは済まないだろう・・・
下はカーペツトの部屋であっても、良くて打撲、一週間、打ち所が悪いと骨折2ヶ月になるかも?と云う恐怖が湧いてきます。
60代後半では、NPOの展示会設営などで、平気で長脚立(六尺)の上で作業していたのに、たった2尺にも満たない脚立で怖くなるとは!
カミサンが横に立って、彼女の肩に手をおいての作業になりました。

こんな簡単な作業のはずが・・・

古い蛍光灯を外し、グロースタータを取り付け、新しい蛍光灯に付け替える、簡単な作業・・・は無事に終えたのですが、外した照明器具カバーを元に戻す作業は、何度やっても、この2尺の脚立では届かないのです。
階下のこの共同住宅の作業場にある、工事用の脚立を借りてくればOK、出来るのは分かつていても、もしも、私が借りに行けば、現場監督のIM君は危ないので、私がお手伝いします、と云うに決まっています。
発注者側の人間の私が、私用でそんなことを頼んではいけない、これが、建設現場に携わってきた人間ノモラルです。
結局、部屋のなかにあったカミサンの手芸用の机の上に、脚立を立てて、カミサンの肩に手をおいて、なんとか作業は終了しました。
12月、急に寒くなってきた日の午後なのに、汗でびっしょり、眼鏡は曇る・・・
つくづく、体力の衰え、老化というものを実感し昔の現場にあった標語を思い出しました。
1メートルは一命とる

私のサイト・ブログをよく見ている80歳に近い友人は
「最近、随分と年齢のことを気にしている文章が目立つ、73歳、後期高齢者にもなっていないのだから、若い、若いと思って生活しなきゃ」
と云います。確かに自分でもまだまだ若いつもり、外出着でも気をつけているつもりですが、今回の部屋の照明器具取替をやってみて、TV報道のなかで、団地に住むお年寄りが「なんでも屋」に電球の交換を頼むのを見て、なんで?そんな簡単なことを、お金を払って頼むの?と思いましたが、今は、分からないでもないな、と思うようになりました。
でも、パソコンの操作、ソフトウェアプログラム、ならまだまだ、若いお兄ちゃんには負けいないぞ・・・


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posted by 西沢 at 08:00| Comment(1) | TrackBack(0) | シニアライフ
この記事へのコメント
はじめまして。
ホーム画面に追加して、毎日楽しみに読んでいます。
年金生活の経済面、海外ロングステイ、住宅関係等、どれもためになり、かつ面白い記事を読むのが毎朝の日課になっています。
さて今日の記事。  「1メートルは1命とる」
って私は(女性です)初めて知りました!!
拍手上手い拍手拍手拍手
私はなんでも物に頼るので、脚立は場所ごとに1段から5段までその場所に合うものを置いています。
それでも、上に置いてるものを入れ替えるのはもう止めようって毎回思います。
お体を大切に、ご自愛ください。
Posted by 池口 at 2021年12月09日 22:14
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