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2021年11月03日

退職シニアが騙される、格安旅行、バスツァーとは

ブログ記事のネタ元は「週刊現代」の記事です。
いつもリタイヤシニア向けの、センセーショナルなるな、大げさ内容の記事は、中身を読んでみると、私達現役の退職シニアには、常識・知っていた当たり前ののオンパレードであることは十分承知しています。
殆どは、書店での立ち読みで内容を理解できる話、内容でわざわざ530円払って自宅に持ち帰るような内容ではないことは解っています。
今回、新聞広告でひとつ記事が目にとまり、書店で立ち読みしました。
大きな太字ゴシック体でタイトルを書くような記事ではなく、大抵はごく一般的な、常識として知っているような内容の話です。
どうせ、シニア向けに書くのなら、現役の私達団塊シニアを取材してから書けよ・・・というのが今回ブログ記事の趣旨です・・・




退職シニアが騙される、格安旅行、バスツァーとは

最後の10年間を失敗せずに乗り切る方法のなかで、定番の老後資金のお話、健康のお話、働き方のお話など、退職者シニアの興味を惹きそうな話題のなかに「格安旅行とバスツァー」みんなここで騙される・・・とあり、ふーん、週刊現代としては珍しい角度で挑んできた、と立ち読みしてみました。
確かに、退職前のリタイヤ予備軍の皆さんの退職後にしてみたいこととして、
・海外ロングステイ、あるいは移住
・スローライフの田舎生活
・現役時代は忙しく出来なかった、夫婦二人での旅行 
 
などが上がってきます。
確かに、365連休、毎日サンデーになるのですから、連休など込まない時期、安い時期の平日に自由に旅行出来る。と考えるのは当然です。
旅行会社がこの小金持ち、暇のあるリタイヤ層をターゲットとした企画を立ち上げるのは、当然、ごもっともなことです。

一般的な日本人シニアは、旅行というものは、原則、旅行会社が組み立てたセットツァーに乗り、添乗員と一緒に団体で動くものと思っています。
特に、海外旅行においては、ほぼ90%はこのような「企画主催旅行」ですから当たり前のように、日帰りバスツァーから、数泊の周遊ツァーに参加するのがある年齢層の日本人は当たり前です。
退職直後のご夫婦は、このような色々、観光地を周り、朝・夕食付き、添乗員付きのツアーに参加します。
令和3年の新幹線・或いは航空機を使った、二泊三日、朝・夕食付き、添乗員付きのツアーの価格設定は宿、食事のレベルによって違いますが、夫婦二人で10万を少し切る価格が現状です。
リタイヤして、夫婦二人共公的年金生活に入ると、この二泊三日の旅行にツァー代金10万とお小遣い、お土産代を入れて12万の旅行は楽しいのですが、徐々に年金だけが収入の生活に慣れ始めると、そうそう、2ヶ月に一度の12万円の出費は、痛く感じるようになります。
少なくとも、シーズンに一度、年に4回は二人で旅行にでたい、できれば国内旅行を二回に減らして、年に一度は海外旅行、ハワイへ行きたいとなると二人の旅行予算を年に最低80~100万円程度に抑えなくてはなりません。
今までの私達の経験から、余裕のある退職ご夫婦は退職から5~10年はこのくらいの旅行・趣味予算を組んでいます。

やがて、行きたい所を行き尽くし、旅行のやり方、お金のかけ方が解ってくると、自分たちのペースで、個人旅行に徹する方と、格安パックを探して、自分たちで出来ることは自分でやり、旅行予算を低く抑える方が現れます。
旅行会社も承知しており、ネットで経費を抑え、このようなニーズに答える企画をします。

一番多い例はこんな旅企画

首都圏発、山陰の温泉旅館に二泊三日の企画主催旅行 一人39,800円
場所は山陰であつたり、東北であったり、九州であったりします。
普通に考えれば、398では航空機代しかでません、それが有名な温泉場で二泊三日、朝・夕食4回、大概は、空港と旅館の無料送迎がつきます。
東北の場合は、新幹線駅と宿の間の送迎は付きます。
観光は付きません、お二人で自由にお過ごし下さい。と云う優しさ?なのです。

問題1 往復の飛行機の時間帯です。
ほぼ99%航空会社からの仕入れは、その日の一番空いている時間帯、航空機会社が一番値引きしてでもで売りたい便なのです。
山陰のある空港の場合、いち日2便のうちの 羽田からは午後便、現地に3~4時ごろ到着、帰りの便は、午前便10時現地頃現地空港発の羽田行き、旅行会社の言い方「ゆっくり出発、早めのおかえり」「体にやさしい時間帯」なのです。
ということは二泊三日の旅程で、自由に動けるのは中日の一日だけです。
この宿泊する温泉地の近くに、メジャーな観光地があれば良いですが、なかなか、遠いことが多かったり、首都圏のように列車・バスの本数が少なかったりするのが当たり前なのです。

問題2旅館、ホテルのランク
一般的に、この2泊3日、食事付きの宿のパターンは2つあります。
宿は当社ランクのBクラスというもの。
当然ですが、各旅行会社は宿に自社のランクつけをしています。
地方のこのよう格安二泊三日食事付きの宿は、Bクラスといっても、そんなゲストハウスのような貧弱なものではありませんが、温泉街のハズレのロケーションとか、宿のお部屋がなかなかリノベーションされていないとか、古いお宿が多いのは確かです。
398から飛行機代を引いて、朝・夜計4食となると、2泊あたり一人1万円を軽く割る計算になります。どうして、そんな値段でやっていけるのか・・・?

宿のご主人と親しくなり、お話を聞いたことがあります。
「この値段は駅前ビジネスホテルの食事なしよりも安い値段です。当初、旅行会社からお話をいただいた時に一泊の値段だと思いましたら、2泊の値段と云われました。
会社は2泊連泊は絶対に守る、そして年間送り出す客数は****名は約束する」と云うのです。
確かにに大手旅行社H社の集客数は凄い、と云います。
この話は、航空会社に友人からも聞きました。
御巣鷹事故の後、このH社以外は、当社のフライトを使ってくれなかったが、H社だけは、今まで通り使ってくれた、恩を感じていると云うのです。

宿に関してもう一つのパターンがあります。
大型Aクラスホテルの豪華ブッフェと中日の一日観光付き、二泊三日で298~というパターンです。このパターンは東北・甲信越に多いパターンです。
交通は新幹線「ゆっくり出発、早めのおかえり」パターンです。
何故かと云うと、早い列車で到着してもホテルの受け入れ体制が出来ておらず、そしてお帰りいただくのは、出来るだけ早い時間にはホテル側の要望ですから。

そして中日はホテルが仕立てた、半日観光バスつきというケースです。
なんで、こんな価格で、出来るのか・・・?
このパターンは、スキーリゾートホテルだからです。
冬場のスキー客用の大型ホテルは、雪の無いシーズンの集客に苦労しているのです。
真夏の子どもが夏休みシーズンは、林間学校としてやってますが、それ以外のシーズンは、バスなどのアクセス便も少なく、苦労しているところ、
H社はここに目をつけて、暇な、小金持ちの年金シニアを、大量に定期的に送り出しているのです。
このような冬場のスキー客用の温泉街でも聞いてみました。
一泊でなく、2泊を単位として扱ってくれるので、計算が成り立つというのです。
妙高高原の冬場、スキー客で賑わう温泉組合は、大型リゾートホテルに対抗して、加盟している温泉旅館として同一料金、同一料理で、大量の
客の受け入れをして、助かっていると云っていました。

週刊現代の「みんなここで騙される」はちょっと間違っています。
確かに、何も旅行の知識のない方は、二泊三日といっても、実質一日しか観光が出来ない、騙された・・・と思うかも知れません。
確かに、募集パンフには、時間は書いてないのですが、最近H社は鉄道便に限っては、往復の列車の時間帯の選択ができるツァーも出てきています。
慣れてくると、東京をでるのを早い便にして、早めに目的地の宿のある都市近くで途中下車して
自前で観光し、夕食に間に合うように宿に入り、中日は、ホテル側が用意した半日観光を楽しみ、三日目は旅行会社の指定した早い便に乗りますが、途中の大都市・観光地で途中下車し、その先の乗車券を捨てています。やれば、格安パック料金にほんの少しの出費と、自己責任を追加するだけで自分流にたのしめるのです。
但し、事前に旅行会社に帰りの新幹線途中下車を伝えると、「主催旅行離脱届」なるものを書かされますのでご注意を。
これまで何回かこの手を使いましたが、しかし、流石に航空便ではつかえませんでした。・・

格安バスツァーにだきされるな

この「週刊現代」の記事を書いた記者はきっと、まだ若く、何時でも自由に動ける、体力と好奇心があるのでしょう。
確かに、記事にかかれている通り、一日で廻る観光ポイントは多いため、肝心のメインの観光ポイントの時間は限られており、移動距離、お買い物時間が長く、昼食は、誇張チラシの典型で和牛ステーキほんの一切れの数十グラム、添乗員はは観光ガイドではなく、ただの引率員程度のレベルです。
でも、年金シニアのおじさん、おばさんはそれでもいいんです。
暇な、何もすることのない年金生活で、毎月、或いは二月の一度のバスツァー程度の余裕はあるし、一ヶ月に一度の1万円程度の行楽地、観光地へのバスツァーが予定出来るだけで、生きがいが増すのですから。
そして、お友達に自慢出来るし、少ないけどお土産を配る楽しみも出来るのです。
「あんたらに、そんなバスツァーに関して、騙されるななんて云われるなんて、余計なお世話」ですって。

確かに、まだ後期高齢者手前の団塊世代の旅慣れた人たちは、一概格安にバスツァーについて否定的ではありません。
確かに、自分で動くよりも格段に安いのは確かです。
最近のバスツァーは、あまり多くの回らず、交通手段としての利用が増えているそうです。
しかし、格安に限らず旅行社主催旅行の大欠点は、日にち、時間を選べないことです。
特に、この時期の紅葉を目当てのツァーでは、お天気模様と、紅葉の進捗状況が最大のポイントです。
今年の秋は、紅葉の名所、甲信越は長雨でしたし、紅葉は例年よりも一週間から10日遅れ気味でした。
私の写真クラブの友人は、甲信越の紅葉名所、4箇所廻る、一泊二日のバスツァーに参加し、二日間雨、紅葉はしておらず、散々な目にあった云っていますが、顎・足つきで40,000円という、自力、新幹線、宿手配なら二箇所がせいの一杯の値段ですから、仕方ないのです。

「旅行会社主催団体ツァー旅行」と、このネット時代、「個人・自由・手作り旅行」の損得差は、週刊現代の記者さんに云われなくても、団塊リタイヤ小金持ちシニアの皆さん解っています。
騙されるのは、忙しく働く、暇のない現役世代、若い、貧乏世代なんです。

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posted by 西沢 at 07:47| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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