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2021年10月30日

熟年離婚ではなく、介護別居から卒婚へ

最近、熟年離婚と聞いても驚かなくなった

昔、と言っても十数年前ですが、「熟年離婚」と聞いて、「えーなんで、退職して、子どもたちも巣立ち、やっと夫婦ふたりでこれからの生活をエンジョイしようと思っていたはずが、どうして?」
と考えるのは夫、男性側です。

女性、妻側みれば
「全く同じ理由、だから離婚するのよ、これから先一人で活きていきたいの」
昔なら、女性は金銭的にこれからの老後の一人暮らしは無理と諦めていたのですが、社会の状況は変わりました。
金銭面では、自分の年金は当然自分のもの、夫の年金も結婚以後のものは、一定割合(最大50%)夫婦関係にあった妻のもの、そして夫の退職金も、結婚後手に入れた、今住んでいる家もほぼ50%は妻のもの・・・
今の団塊世代の女性は常識として知っている、権利なのです。
そんな、団塊世代の我が家の奥様は朝、私がパソコンに向かつていると「為になるから見に来てと」云うのでリビングに行くと朝のモーニングショーで「卒婚」と云う言葉についての解説をやってました。

私の周りにいる、いつも同じ服装のシニア男性たちは

現役時代、職場でも、現場でも、周りに離婚とか、別居とかをしている方は、私が知らなかっただけかも知れませんが、見かけませんでした。
しかし、退職後、移り住んだ今の環境で、日々、頻繁に接しお話をする間柄のシニア男性で5人はいます。
何で解るの、直接聞いてみたの?
いいえ、違います。この5人の方に共通しているのは・・・
何時お会いしても、きている服装が同じなんです。
ジャケット、シャツ、スラックス、ネクタイに至るまで・・・
NPO団体関係者、スポーツ仲間、webサポートしている団体メンバーこのうち、お二人は離婚しています。
お一人は、退職直後、奥様から弁護士経由で離婚調停を申し込まれたそうです。
元大手銀行勤務、リテール関係だったそうです。
奥様は直ぐに家を出て、アパートを借り、ご本人との対話はすべて拒否し、弁護士経由でないと話し合いに応じなかったと云います。
結局、結婚後購入した家を売却し、半分を渡し、自分の公的年金の一定割合を妻に渡しているそうです。

もうお一人は日本で一番大きい旅行会社の重要部署に勤務していた、都内国立大卒のエリート社員、ヨーロッパの長期出張から戻ると、家の中に妻、子どもたちの家財、衣類がなかったそうです。
家じたいは、夫の両親から引き続き住んでいた家です。
典型的なワンマン、仕事人間のエリート社員であった彼は、妻と子どもの出奔を軽く考え、ほっておいたそうですが、数カ月後、裁判所から離婚調停に呼ばれたそうです。
退職、60歳前のことだそうで、彼の言葉では「去る者は追わず」で離婚に応じて、現在、大きなお屋敷に一人住まいです。

いつも同じ服装の三人の男性は別の理由から

離婚したお二人は、ご本人が話さなくても、周りの女性スタッフは知っていました。
よく解らない、同じような、一年ほぼ同じパターンの服装の方が三人います。
スタッフの女性の間で離婚とかの噂がご本人に伝わった時、真相が解りました。
奥様が実家のご両親の介護に行っている、「介護別居」だそうです。
ボランティア団体以外でも趣味のスポーツクラブ、写真同好会にも同じような境遇で、奥様が実家に行きっぱなしという方が2名います。

このお話を聞いてからもう10年以上になります。

最近、お会いする機会があり、奥様の実家の様子お聞きすると、三人ともに介護する両親は亡くなっていました。
でも、奥様は戻ってきません。お一人は岐阜、お一人は和歌山、お一人は福岡、いずも実家を就学、就職で故郷を離れるまで住んでいた、田舎だそうです。
お一人に至っては、息子さん二人のうちの次男が、母親と共に暮らしているそうです。
つまり、「介護別居」です。
お三方とも、「向こうの実家の後片付けが終われば、戻ってくるんじゃないの」と云ってますが、すでになくなって10年以上の方もおり、私達団塊オジサンの間では、「難しいね。」と云いますが、カミさん達の間で「「介護別居」の状態でいいんじゃない」
「田舎には友人も多いし、わざわざ鎌倉の、それも手のかかる夫の元に絶対戻ってこないわよ」
「でも、離婚は面倒なのでしないわ」
「だつて、鎌倉の夫からある一定金額、生活費を送ってきてるハズよ」
スポーツ仲間で、奥様の母親の介護を5年みて、2年前になくなった方に聞くと、奥様の生活費、光熱費等すべて、こちらから送金しており二重家計になっていると話していました。
絶対に戻ってこないだろうね、と云う噂話は確実に彼に届いていますが、現在、40代の息子さんとふたり暮らしです。
このような状態、結婚しているけど遠距離別居は今の私達の世代に多いでしょう。
このままの状態でいいのか、確かに正式離婚よりは良いかもしれない、これって「卒婚」なの

「卒婚」とは?「卒婚」に興味がある人が66.7%!

夫婦は「二人」と、ひとくくりで語られがちですが、もとはと言えば「一人」+「一人」。
一個人同士に立ち返って、ほどよい距離を保ちながら、制度上の『結婚』を続ける、その一例として「卒婚」に興味がある人も多いようです。
「卒婚」とは、2004年に教育ジャーナリストであり、『卒婚のススメ』(静山社文庫刊)の著者、杉山由美子さんが造った言葉です。
婚姻している夫婦が「互いに必要以上に干渉することなく、自由を認め合って、最低限のルールを守り、ゆるやかなパートナーシップを築いていく」という、
新しい夫婦の形を表しています。

卒婚とは、戸籍上の婚姻関係は残したまま夫婦お互いが自由に生活することです。
お互いを扶助することなく別居の形態をとったり、同居でもお互いに干渉せずに生活することを指しています
みんなの卒婚したい理由
(1)夫の世話から解放されたいから
(2)友人などと自由に旅行を楽しみたいから
(3)趣味や仕事に時間を忘れて没頭したいから
(4)自由になりたいから
(5)ずっと我慢してきたから

卒婚のメリット
(1)入籍したままなので、相続関係を保てる
(2)お互いに世間体を保てる
(3)子どもや親を傷つけない
卒婚のデメリット
(1)離婚ではないので恋人ができたら不貞行為となり得る
(2)十分な生活費がないと難しい
(3)離婚につながる危険性がある

どんな夫婦なら卒婚できるか
(1)妻が職に就いているか預貯金が多い
(2)子どもや夫が自立した生活をしている
(3)夫も趣味などがあり自由を欲しがっている

こどもがいない我が家は、もう40年以上も卒婚・家庭内別居、自主独立、別会計、ただただ、ヘタヘタ・ヨロヨロになった時の介護のパートナーとしてお互いに期待しているからやっていけるのかなと、最近カミさんは思っているようです。

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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