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2021年10月20日

健康寿命と平均寿命の間の10年 男は林住期、女性はヨタへロ期

この頃最近、カミサンの友人の伴侶(男性80代)の長期入院や介護施設への入居の話が頻繁に聞こえてきています。
私もカミサンも前期高齢者なのですから、お友達、知人の多くは後期高齢者、で、これから介護と病気、入院とのお付き合いは当然多くなります。
カミサンは今、かの大ヒットした「お一人様」の生みの親、作家の上野千鶴子氏の本をカミサンが買って来て読んでいます。
帯に書かれているキャッチコピーを見ると、この本を読まなくてもほぼ解るような気になります。

おひとりさまでも、認知症でも大丈夫

サヨナラ、「孤独死」はこれからは「幸せな在宅ひとり死」
慣れ親しんだ自宅で幸せな最後を迎える方法。
施設でもなく、病院でもなく、大好きな自宅で、自分らしい幸せな最後を迎えたい。
その準備と心構えをお伝えします。
「おひとりさまの最後」を支える、医療・介護・看取りの最前線も紹介。
意外とお金もかかりません。
私、ウエノも最後は「在宅ひとり死」でゆくつもりです。
私には家族がいませんので基本、ひとりで暮らしています。
団塊世代、72歳。このまま人生の下り坂下り、要介護認定を受け、ひとり静に死んで。
ある日、亡くなっているのを発見されたら、それを「孤独死」とは呼ばれたくない。
それが、この本の執筆動機です。

男おひとりさま術
上野千鶴子さんの「お一人様の老後」の後、2010年6月出版社「法研」より、「男おひとりさま術」と云う本が出版されて、話題になりました。
著者はジャーナリストであり、上野千鶴子氏のアシスタントもされている、同郷、同世代の「中澤まゆみ」さん、ネット上でお付き合いのある方です。
今回、上野千鶴子氏の「在宅ひとり死のススメ」について、お聞きしようかと思い、メール連絡しましたが、メルアドが変わったようで、返信はありませんでしたが、彼女も、ウエノさんも同じ団塊世代、今までは、少し上の世代のお話だったのが、これからいよいよ、私たちもこの世界に入っていくので、少し予習しておかねばと、今回じっくりと読んでみました。

関連メインwebサイトWebで広がる団塊の輪 男おひとりさま術

上野千鶴子の本書イントロ部からの引用・要約

はじめに
「お一人様の老後」「男おひとりさま道」「おひとりさまの最後」まで続いた三部作、「最後」までくれば完結。
ふつう「最後」の後はないものです。
ですが、私はまだ死にそうな気がしません。
と言っても沢山の高齢者を見てきた経験からは、今から最後までに待ち受けているのは、社会学者の春日キスヨさんのコトバによれば「ヨタヘロ期」こと「ヨタヨタ」⇒「ヘロヘロ」⇒「ドタリ」の要介護期。
「おひとりさまの最後」を書いたあとの、私の次なる目標は「要介護認定高齢者」になることでした。
ホンモノの要介護者になって当事者目線から情報発信してやるぞ、というものでしたが、実際になってみれば、そんな気力・体力・探究心があるかどうかわかりません。
尊敬する大先輩「樋口恵子」さんが近著「老ーい、どん。あなたにも「ヨタヘロ期」がやってくる」について書かれています。
みーんな、当事者になって「介護される知恵」を分かち合う時代がすぐそこまで来ています。


冒頭で書きましたように、ずっと先だと思っていました、介護老人ホームと、高齢者なんたらかんたら施設とか、施設入居一時金だとかは、カミサンのお友達の間では始まっています。
これまで、つい数年前までは、ご主人はこれら施設の送迎運転種バイト、奥様はそれらの施設の賄いや、ヘルパーとして働いていたのが、現実問題として選択を考えなくてはならない時期が目の前に来ている模様です。

ヨタへロ期

私達団塊世代の男性は、前期高齢者から後期高齢者の仲間入りするこれからの時期は、五木寛之の提唱する「林住期」といった、どこか格好いい行き方、過ごし方のの言葉に酔っているのに、私達男性の介護を背負い、見送った後の女性のあいだでは、このような現実的な言葉で、自分たちの置かれる状況を表しているのです。
健康寿命と平均寿命の間のおよそ10年をヨタへロ期と命名
痛い所だらけで「ヨタヨタ・ヘロヘロ」とよろめきながら直進していると、自分の人生・老後を明るく表現しています。
ヨタへロ期をネットで検索すると、この本以外に多くの女性目線での老後の過ごし方について書かれて本がヒットします。

・老いの福袋-あっぱれ! ころばぬ先の知恵88
・しがらみを捨ててこれからを楽しむ 人生のやめどき
・女一生の働き方―貧乏ばあさん(BB)から働くハッピーばあさん(HB)へ
・大介護時代を生きる
女性はすごい、偉いな・・・男はどこかロマンチックな老後を模索しているのに。

これらの本、紹介はタイトルだけにとどめておきます。
実際にはお金をだして買って下さい。
文春新書 在宅ひとり死のススメ 800円+税

そして、今回の本、上野千鶴子さんの本「在宅ひとり死のススメ」の目次は
第1章「おひとりさま」で何が悪いか?
・すごい勢いで「おひとりさま」が増えている。
・「老後はおひとりさまが一番幸せ」のデータ
・二人世帯の満足度は最低
・おひとりさまは、寂しくも不安でもない
・「満足のいく老後」の3条件

第2章 死へのタブーがなくなった
・「多死社会」がやってきた
・死の臨床像が変わった
・「最後は病院で」から「最後は自宅で」へ
・年寄の溶体が急変したら119番すべきか
・子どもには背負える程度の負担を

第3章 施設はもういらない
・私が施設に行きたくない理由
・サービス付き高齢者住宅ならよいか
・日本を「収容所列島」にすべきか?
・看取りのコストは「病院」>「施設」>「在宅」

第4章 「孤独死」なんて怖くない
・「孤独死して発見される」のが怖い人へ
・「孤独死」の定義とは
・見守りと監視のあいだ
・死ぬのに「立ち会い人」は必要か?
・看取り立ち会いコンプレックス
・「在宅ひとり死」を広めたい

以降は少し一般的なお話になっています。
第5章 認知症になったら
  省略
第6章 認知症になってよい社会へ
  省略
第7章 死の自己決定は可能か?
  省略
第8章 介護保険が危ない
  省略

ほんの少し、本文内を紹介します。
「老後はおひとりさまが一番幸せ」のデータとは
この本の中で、幸福度を生活満足度と云う言葉、指標に置き換えています。
これまで、一人暮らし、独身者は「かわいそう」「惨め」という枕詞がつきまとってきました。
そこで、上野千鶴子さんは、これからどんどんと増えていく「単身高齢者」を「おひとりさま」と呼び替えて、胸を張って自称することにしました。

世の中には「幸福度」という指標がありますが、「生活満足度」に云う指標に置き換えてみます。調査では同居者一人の場合、二人の場合、三人、四人と区別して調べると、同居者が増えるに連れ、生活満足度は下降し、単身世帯が一番高いとの結果がでました。
そして、二人世帯の満足度は最低でした。
原因はずばり「二人暮らしは妻の一人負け」

調査のあるある事例
「夫はずっとTVとバソコン、話しかけても返事はしない、その上細かいことまで口出しする」
「全くひとの話を聞かない、自分思い通りしか行動しない、反論すると大声をだす」
「夫は退職してから、何処にいくにも付いてくる、うっとおしい」
「夫は家族の病気には関心を示さないが、自分の検診数値には大騒ぎする」
「退職してから家事はいっさいやらず、夫の存在自体に腹がたち、気分が滅入る」

ふたりの老後「これで幸せ」の秘訣七か条
1,それぞれお互いに納得している。
2,しっかり分業出来ている。
3,別々の価値観でも構わない。
4,目の前の不満は些細なことと割り切る。
5,二人のときからひとりの時を想定する。
6,時間的、空間的に距離をあける。
7,自ら自分の世界に入り込む。

手前味噌ですか、私達夫婦は上記七か条を意識せずに、これまで43年間やってきており、現在も「相互不可侵条約」締結中です。
このような、夫婦関係は特に退職後の夫婦のあり方として必要と、三才上の友人に云ったところ、何のため夫婦なんだ・・と云われました。
子どものいない私達夫婦は特に反論もしない、出来ませんが、夫婦・つがいというの大きな役目は子どもを産み、育て、社会に送り出すのが一番大きな「人」として役目であると考えています。
理由は特にこのブロ書きませんが、私達の間に子が成さないと解ってから、私達の早期退職・海外ミドルステイ志向が始まったのです。
これらはDATAではっきり出ています。
複数世帯よりも単独世帯の方が満足度が高いというDATA





人によっては独り者による「勝手な、強がりのデータ」だけを集めた、負け犬の遠吠えと思われるかもしれませんが・・・

満足のいく老後の3条件
おひとり様の上野千鶴子さんが満足のいく老後の姿を追いかけてたどり着いたのは結論は、なんと独居に行き着いのです。
老後の生活満足度を決定づけるものは、慣れ親しんだ土地における、真に信頼の置ける友(親戚)と勝手きままな生活だと。
1,慣れ親しんだ家から離れない
2,金持ちより人持ち
3,他人に遠慮しないですむ、自律した暮らし


私達夫婦もこれを読んで、その通りと云ってますが、カミサンは余計な一言を言い放ちました。
私は貴方の在宅介護はしませんからね。
さっさと介護施設なり病院に入ってもらいますから。


そっか、カミサンは、私が逝ったあとの「在宅ひとり死」を考えて、この本を買ってきたんだ。

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posted by 西沢 at 07:40| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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