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2021年07月10日

新しい、知らない言葉 エッセンシャル、ギグワーク、レジリエント

会社を定年退職すると、社会の一線から少しづつ、離れ、ズレ初めているなと、年々、齢をおうごとに感じるようになっています。
でも、自分はまたまだ社会と繋がりのあるNPOボランティアや、ネット上でのつながりが、他の同年代の退職者よりも、その焦燥感、ギャップは小さいと思ってこれまでやってきました。
しかし、最近、戸惑うのは、TVで普通に使われているカタカナ語、多分英語だと思うのですが、解らない、知らない言葉がどんどんと、急激に、怒涛のように増えてきていると、というのを実感しています。

TVを見ていたカミさんから「エッセンシャルワーカー」って何っと聞かれました。
決して、シャンプーやリンスのことではないのは解るけど・・・」と。
これは、調べなくても即答できます。
パソコン用語のWindows Essentialsで知っていました。
Microsoftが無料で提供しているアプリケーションを一括入手できるパッケージの名称で。かつては「おすすめパック」と呼ばれていたもので2017年に終了しています。

Essentialsの日本語訳は「必需品」です。
花王が商品名に必要性の意味を込めて、「エッセンシャルシャンプー」と名前をつけ、ヒットしました。
Windows Essentialsは、文字通り、マイクロソフトOSに必要と思われるものを後から、必要に応じてダウンロード・インストールして下さい、と云う意味でWindows Essentialsと云うパックにしました。
このなかには、メールソフト「LiveMail」や簡単お手軽動画編集ソフト「Movie-Maker」があり、初心者にウケていました。

そのエッセンシャルワーカーとは



コロナパンデミックで、働く人達のテレワークが推奨されて、会社に来るな、密になるなと云われても、全てがデスク上のパソコンの前だけで仕事を完結出来る訳でもなく、社会生活を維持していくのに、無くてはならない職業に就いている人々を意味する言葉です。
新型コロナウイルス感染症の拡大が進む中、例として、医師・看護師をはじめとする「医療従事者」や、バスやトラックの運転手といった「運輸・物流に携わる職種」、介護や福祉などの分野で生活相談員として働く「ソーシャルワーカー」などが挙げられます。

この言葉生まれた背景には「ブルーワーカー」と云う言葉があります。
ブルーカラーとは、作業着で業務にあたることが多い技能系や作業系の職種に就いている人々のこと。「現場で働く肉体労働者」という意味合いが含まれています。
ブルーカラーは、オフィス内で事務系の業務を行う人々を指す「ホワイトカラー」と区別するための言葉として使われてきました。
ブルーカラーの人々は、コロナ禍でも私たちの日々の生活を支えるために、現場で働き続けなければなりません。
そのため、私たちのために働いてくれている彼らに感謝や敬意を示すため、「必要不可欠な」という意味を持つ「エッセンシャルワーカー」という呼び名が最近使われるようになりました。
このコロナ禍の時代、ホワイトカラーと呼ばれる、公務員も金融マンも社会生活を維持するエッセンシャルワーカーです。
消防も警察もコンビニ店員も郵便局員も、八百屋さんも、本屋さんも皆んなエッセンシャルワーカーなんです。
みんな、世の為、人の為に働いているのです。
コロナ禍のなかで、敢えてエッセンシャルワーカーという言葉を使うのに、私はちょつと抵抗を感じています。
唯一エッセンシャルワーカーでないと明確にいえるのは、定年退職して一日中パソコンの前で株価を見つめているデイトレーダーのおじさんだけかもしれません。

ギグワーカーってなんだ

最近聞いて分からなくて、ネットで調べたのは「ギグワーカー」です。
ある日のNHKの夜の番組「クローズアップ現代+」のなかで、「ギグワーカー」という言葉をききました。
NHKの夜10時台、ニュースに続く番組ですからの、あるていど社会上、認識されている言葉なんでしょうが、私には全く初めて聞く言葉でした。
番組の内容は、中国の若者の働き方がテーマでした。
地方から都会に出てきた、学歴もコネもない若者たちの働き方のなかで、聞いたのが「ギグワーカー」でした。

まずギグって何語
ギグ(英: Gig)は、音楽の演奏において小さなライブハウスなどでの短いセッション(大きな会場でのコンサートの際には使用しない)クラブなどで一度だけ演奏すること(ジャズミュージシャンから広まった)などを指すスラング(俗語)で、そこから派生して生まれたのが、単発もしくは短期の仕事をするギグワーカーという言葉です。

もともとのギグワーカー(gig worker)の使われ方は
インターネット上のプラットフォームサービスを介して単発の仕事(ギグワーク)を請け負う労働者のこと。多くは企業に属さないフリーランスや個人事業主だが、企業に雇用されながら副業として取り組む人も一定数いる。
そのようなワークスタイルを基盤とした経済形態「ギグエコノミー」における、サービス提供者側である。2010年代半ばから台頭した。

実際に今、日本で使われているギグワーカーとは
NHK参照

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210528/k10013051781000.html
スマートフォンを食い入るように見つめ、あすの仕事を探す女性。
ことし4月から、毎日違う現場で働き、給料をもらう生活になりました。
ひとつきの収入は13万円。「ぎりぎり生活できる」と言います。
先行きが見えない今、この女性のように「ギグワーカー」と呼ばれる新たな働き方を始める人が増えています。
「必要な時だけ人が欲しい」
「パパッと、早い時には1時間で集まりますよ」
そう語ったのは、都内のカプセルホテルの責任者です。
見せてくれたのはタブレット端末人材サービス会社が提供するシステムにつなぐと、ホテル側が出している求人が表示されました。
「あすとあさっての7:00〜15:00/8800円/ホテルでの接客」
採用予定は1人。
このとき、すでに2人の男性が応募していました。
このホテルが1日だけでも働いてくれる「単発」の人材を求めるようになったのは、去年の夏ごろから。
感染対策のために営業時間を短縮したり、利用客数を制限せざるを得なくなったのです。
その結果、例えるならばジェットコースターに乗っているかのように利用客が減ったり増えたり変化が激しくなったということですべての従業員をこれまでどおり働かせることができなくなりました。
中略
カプセルホテル支配人
「もとからいるアルバイトの従業員に、私たちが困っている時だけ働いてもらって、あしたからは緊急事態宣言が出て、利用客が少なくなるから、来なくていいとは簡単に言えません。
人手を減らさないといけない時は、ギグワーカーを集めなければよく、後ろめたさを感じずに人手が欲しい時だけ利用できています。
感染状況が読めないので、しばらくは今のようにこの人たちで穴を埋めていくつもりです」
後略


元々はwebの世界での単発のプログラム作成とか、チェック・テストとか、デザイン関係の仕事がギグと呼ばれていたのが、このNHKの番組中で紹介されているような、今までシーズン的要素があっての調整弁的役割だった労働力が、今はこんな使い捨てのような使われ方をしているのとは!知らなかった。

レジリエントって何だ



鎌倉に住む友人のfacebookを見ていたら、記事のなかにレジリエントという言葉がありました。
市のホームページを引用しており

2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」宣言を鎌倉市も行いました。
ホームページで具体的な取り組みがわかります。
取組内容のBには気候変動の影響などに適応し、レジリエント(強靭)な地域づくりを目指しますとあります


強靭なまちづくりを目指すのに、市役所のホームページで何で、一般普通の市民である私が知らない新しい表現の英語を使うのか?
ある程度の柔軟な会話力のあると思っている私なら、強靭ならもっとわかりやすい「tough」(タフ)を使うけど、と思い、この投稿の元となった、鎌倉市のサイトを見てみました。
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/.../2020/20200901.html

記事の内容は「鎌倉市は「世界首長誓約/日本」に署名し、
 (1) 以下の事項に取り組みます。********************************************************
 @持続可能なエネルギー(エネルギーの地産地消など)を推進します。
 A2030年の温室効果ガス排出量は国の削減目標以上の削減を目指します。
 B気候変動の影響などに適応し、レジリエント(強靭)な地域づくりを目指します。
********************************************************
ちょっと待って・・・この文章を書いた職員、ちょっと違っていない?
私なりに、今日本で使われている「レジリエント」の使い方をみると

レジリエントとは 弾力があるさま。柔軟性があるさま「復元力」や「回復力」「弾力」などと訳される言葉です。
近年は特に、「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生きのびる力」を意味する心理学的な用語として使われるケースが増えています


実際にレジリエントと云う言葉を使ったサイトを調べてみると

MS&ADホールディンクス
レジリエントなまちづくりに取り組む
気候変動の影響により、豪雨、洪水、サイクロンなどの自然災害が甚大化しており、災害による死者や被災者数を削減し、経済損失を減らすことが急務となっています。
人々の安心、安全な暮らしを支えるためには、万一発生した際に被るリスクをあらかじめ予測し、有事に備えたまちづくりが大きな意味を持ちます。
MS&ADインシュアランス グループがめざす「レジリエントなまちづくり」とは、安全かつ回復力のある持続可能な居住空間を実現することです。
このために、防災・減災に関する調査研究を行い、災害による被害を防止・軽減する商品・サービスを提供し、万一の被災時には早急な復興を支援する取組みを進めています。
また、災害への対応力を持ったコミュニティづくりのためには地域社会の活性化が重要です。
地域社会の活力の低下は、過疎化、社会サービスの不足を招くなど、さまざまな課題にもつながっていきます。
地方創生は政府の重要施策の一つですが、私たちも地域特性に応じた産業振興策や自然資本を活かした災害に強いまちづくりのためのリスクマネジメント支援等、地域自治体やステークホルダーとともに取り組み、地域社会を活性化し「レジリエントなまちづくり」を実現していきます


災害に強いまちづくりのため・・・これを強靭としたのかな?
実際に英語辞書でレジリエントを調べると、たしかに一部では強靭も掲載されているものの、現場で使われのは
「レジリエンス」(resilience)は、「復元力」や「回復力」「弾力」などと訳される言葉です。
近年は特に、「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生きのびる力」を意味する心理学的な用語として使われるケースが増えています。
また、レジリエンスの概念は、個人から企業や行政などの組織・システムに至るまで、社会のあらゆるレベルにおいて備えておくべきリスク対応能力・危機管理能力としても注目されています。

だとさ! 私の言葉に対する感性のほうが、市の職員(多分、東大卒の経営企画課の)よりもほんのちょっとノーマルだと思いませんか!


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posted by 西沢 at 08:11| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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