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2021年07月08日

老後の資産・資金、いまさら投資で増やして何に使うの?

68歳男性、正規退職後3年目
現役時代の同じような業界での知り合いで、退職後に定年後の過ごし方やら、趣味についてこれまで、退職者の先輩として、多少アドバイス的なことをしてきました。
60歳で大手メーカー系列の会社で定年に達し、そのまま再雇用となり5年という日本のサラリーマンのスタンダードなケースです。
60歳定年時、西日本出身の奥様は、親御(母親)さんの介護の為、遠距離別居、その後二年前に介護していた母親はなくなり、後始末やら何やらで、今も実家で一人暮らしが二年近く続いているようです。家族は現在30代半ば息子さんお一人、毎朝、この68歳男性が朝食を作り、送り出しているそうです。
夕食は息子さんは、会社或いは帰路にすませるか、買うかしているようです。

お住まいは、横浜の私鉄沿線の駅からバスで15分ほどの住宅街で、戸建て持ち家でローンは60歳退職時完済しているとのこと。
退職後、元現場仲間の集まりで再会した時、暇で何もすることがない、趣味もないし、特にスポーツも得意ではない。
「一日何をしているの?」とお伺いすると、朝、家のなかと外回りの掃除をしてから、息子と自分の洗濯して、テレビをみたり、パソコンで株価を見たり、後は、午後少し遠出の散歩をするぐらい、何もすることがないと云います。
退職者の先輩として、何か誘って下さいよと頼まれました。

私は鎌倉住まいなので、鎌倉・大船まで出てこれるなら紹介しますよと、
まずは体を動かすためにスポーツとして、誰でもが初日からプレーできる、高齢者用リクレーション的要素のあるラケットテニスを。
そして、カメラ・映像関係の趣味のクラブにお誘いしました。
カメラ・映像関係の趣味クラブは、作品づくりの楽しさ、面白さが解る前にコロナでZOOM例会となってからは出席はされていませんが、毎週のバスと電車を乗り継いでくるラケットテニスには毎週参加されています。

ちょっと聞いて欲しい話があるのだけど
先週、スポーツの帰路、普段は別々の道で帰るのですが、この方から話しかけてきました。



「ちょっと聞いて欲しい、相談ってほどでもないのだけど」
「現在のコロナ禍の株価の上昇、どう思う?」
「私は、退職時に全ての銘柄、投資から手を引いたので、株は全く解らない、どうして」
「実は、親会社のH社の株をかなり持っている、いまリーマン以来の高値がついている」
「処分しようか、どうか悩んでいる」
「何で、私に相談するの」
「だって、55歳でこれから先の長い退職後生活を賄いきれるだけの資産を作って辞めたって、元会社内で評判だったよ」
「こんな話、他に相談する相手もいないし」
「正直、投資・株価の世界から離れて長いし、私の時代はこんなグローバル化の時代でもなかったので、よく分からない」

「いったい今、H社幾らぐらい持っているの」

「1万株 昨日の値でいうと6,300万かな」
「ずっと会社時代から、親会社でもあるし少しづつ買い足してきた」
「まず、6,300万は大金かもしれないけど、けして、老後大安定の大金持ちとは言えないよ」
「1万株を処分すると、税金も結構掛かるし、売却タイミングによる価格変動差を考慮すると、5,000万後半か」
「まずは、その5,000万をどうしたいの?」
「株をピークで売却する時、その金額を何に使うのか、どうするのかが大事」
「投資、株をやる人間は、減ることを恐れるものなの」
「その5,000〜6,000万をキャッシュのまま、半年、一年、黙って保ち続けることが出来る?」
「定年後の勝負って、ずっと勝ち続けないといけないの、連勝しかないのよ」
「定年後ライフでは一度負けると、現役時代と違って、立ち直りが厳しいのよ」
「今、68歳でしょ、5,000〜6,000万全てを使ってどんな人生を送るか、家族三人で話あったほうが良いよ」
「68歳でしょ、後10年で、団塊世代の平均寿命といわれていた78歳ですよ」
「心身ともに健康で居られるのは、後7年、75からは後期高齢者と呼ばれるの」
「僕も、73歳になってつくづく、後期高齢者という言葉の意味を感じつつあるよ」


「現在、厚生年金とH系の企業年金があるんでしょ」
「300すこしあるけど、我が家は2世帯だから、、嫁さん、いつ帰って来るか解らないし」
「十分じゃない、うちなんて二人合わせたって、オタクの一人分にもならないよ」
「じゃあどうしているの?、結構、優雅に遊んでいるようにみえるけど」
「退職時の蓄えを毎年、計画的に取り崩しているから」
「我が家の計画は、二人共この世から居なくなった時、今住んでいる家以外はゼロが理想なの」
「全部、全部使い切って死んでいくのが理想」

「そううまくいく?、人生長いし、何があるか解らないし」
「それは解らない、でも最終的には、金がなくても死ねるもんだよ」

どう増やすのか、守るかではなく、どう使うか
彼に一番言いたかったことは、退職後、どうお金を増やすか、守るかではなく、家族とともに、どうお金を使うかなんですがね。
分かってくれたでしょうか。

その後、彼には会っていません。
このコロナ禍、とても慎重な彼は、電車やバスに乗るにもかなり用心しています。
とても、一人で旅行に出かけるとか、横浜の歓楽街に出かけてハメを外すなんてしません。
どう、結論をだすか、「じっと我慢の子」でH社の1万株を保ち続けるか、そして値下がりして悔しがるのか、値上がりして自己満足の浸るのか出来ることでしたら、ここでそっと皆さんに結果をお知らせしたいと願っています。


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posted by 西沢 at 08:07| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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