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2021年06月04日

胸ときめくものがない、これって齢のせいなのか!

コロナ禍の閉塞感があるせいなのか、それとも加齢のせいなのか・・・
最近何か、新しいものや、昔は興味があったものに「ときめき」を感じなくなってきた。
吉永小百合の新しい映画・・・、ヤマダ電気の大売り出しチラシ・・・
フラワーセンターの開花のお知らせ・・・、お菓子屋さん「シャトレーゼ」の発見・・・
つい最近まで、このような情報に接すると、何時行こうか、何か新しいものがあるだろうかと、定年後の毎日が日曜日の生活に何かの彩りや変化をもたらしてくれることに期待して、予定を立てていたのに・・・

吉永小百合

新作「いのちの停車場」
女優の吉永小百合が初めて医師役に挑む「いのちの停車場」が、2021年5月21日に公開されることが決まった。成島出監督がメガホンをとる今作は、現役医師で作家としても活躍する南杏子氏の同名小説が原作。
日本の長寿社会における現代医療制度の問題点や、尊厳死や安楽死といった医療制度のタブーに正面から向き合い、それらに携わる医師、患者、その家族を描いている。
映画出演122本目となる吉永が演じるのは、医師の白石咲和子。
長年にわたり大学病院で救命救急医として勤務していたが、ある事情から石川県の実家に戻り、在宅医療を通して患者と向き合う「まほろば診療所」に勤めることになるという設定だ。
松坂は「まほろば診療所」で働くようになる青年・野呂聖二、広瀬は訪問看護師・星野麻世、西田は在宅医療に長年携わってきた医師・仙川徹に息吹を注ぐ。




近くの109シネマ湘南で上映しているのは、勿論知っていますが、最近の「ノマドランド」や「ミナリ」、「フアーザー」のように、是非見ておかねばという気持ちにはなりません。

大好きな”だった”、吉永小百合が終末医療の医者役だと・・・彼女にそんな役は似合わない
吉永小百合の最近の映画、「北の桜守」「最高の人生の見つけ方」や一連の北海道ものにしろ、吉永小百合が初めて自ら企画から立ち上げた主演作の、岬の喫茶店を経営する女主人と、そこに集う人々の悲喜こもごもを描いたヒューマンドラマ「不思議な岬の喫茶店」あたりから、役者、俳優としての何か違和感を感じています。

吉永小百合は、女優、役者である必要はない。
映画上で女優としてその役を演じるのは「夢千代日記」の薄幸の原爆症の芸者で終わりでよかったのです。
後はJR東日本の「大人の休日クラブ」に登場する美しいシニア女性でいいのです。
吉永小百合は今年76才、私の姉とおなじ年齢です。
私の中学・高校生の頃の憧れの存在でした。
「泥だらけの純情」「さよならの季節」のあのままの吉永小百合でいて欲しい、下手な演技の年老いた吉永小百合であってほしくない。
だから、こんなにコロナ禍で暇を持て余していても、終末医療に関心があっても、映画館に足を運びません。

ヤマダ電機の売り場

今年4月、地元最寄り駅、大船駅笠間口に三年半越しの再開発ビル工事が、一部開業してヤマダ電機が戻ってきました。
ようやく、家電量販店が日常生活の一部になって、暇つぶしに寄れるかな・・・

団塊世代定年後の男性の暇つぶしの場所との典型的な例として、図書館、公民館、学習センター、公園、本屋、ショッピングセンター、そして家電量販店などが挙げられます。
基本的に、お金がかからない所、じっくり居座っても迷惑にならない所、できれば居心地の良い椅子があれば尚可なのですが。
数年前まで、大型書店では表だって歓迎はしていませんでしたが、椅子があり長時間座って本を読むことができましたが、書店、出版物不況で本屋さんは次々に閉店し、今では大船ではセイユーのビル、駅ビルルミネの二軒しか本屋さんはありません。

4月、満を持してリニューアルオープンしたヤマダのチラシが入ってきましたが、昔のようにときめきません。
特に朝から数時間並んでも欲しいような超目玉はありませんし、小物類を見回しても、特段安くもなく、web全盛時代では、もう量販店は価格ではwebには対抗出来ない時代で、ノジマのように専門知識でとアフターフォローで勝負するしかない時代なのでしょう。

一般家電商品はいざ知らず、パソコンや映像関係機器に関しては、量販店の店員に聞くよりは、ネットほうがどれだけ簡単か、あるいはじっくりと時間をかけて、欲しい情報を探せるか・・・
ヤマダ電機がリニューアルオープンしてから、暇だから、ちょっとカメラ売り場や、パソコン売り場をのぞいてみようかということは、ここ最近なくなりました。

大船フラワーセンター

以前、このブログで鎌倉の公園について書きました。
齢をとるに従い、暇を持て余したら公園散歩をと、鎌倉市内の公園、緑地を紹介しましたが、鎌倉にはいわゆる「都市公園」はないのです。
都市公園、つまり東京都心で云うと日比谷公園のような、広大な市民が自由にくつろげる芝生があり、毎季節ごとに管理されたきれいな花々があり、噴水があり、沢山のベンチがあり、軽食のお店がある・・・そんなイメージの都市公園は鎌倉にはないのです。
鎌倉の公園とはほぼすべては、自然林公園なのです。

古都の緑を、大型住宅地開発から守る為、自治体と住民が一体となって全国に先駆けて環境を守ってきた歴史があるのです。
ですから、緑地公園には余計な人工物をなるだけ作らずに、子どもたちを自然の中遊ばせたいと、願っているのです。
但し、一つだけ、日比谷公園のような都市型公園があります。
私の家から5分の場所にある「県立フラワーセンター」、つまり植物園です。
県立の温室も完備した植物園ですが、経営的に行き詰まり廃園の計画がありましたが、県は運営権を第三セクターに委託し、日比谷花壇がこれを引き受け、「日比谷花壇フラワーセンター」として昨年再スタートしました。
当然ながら有料で入園料大人400円です。私達高齢者は150円ですが、徒步5分のお散歩コースの途中の公園に入るために、その都度の150円は大きな抵抗があります。

少なくとも、地元鎌倉市民の高齢者ぐらい無料にしてほしいと願うのですが、そのようなニーズには「年間パスポート1,000円」で対応します。と云っています。
団塊世代シニアは、年間1,000円なら映画館よりも安いとおもうのですが、目の先の公園に入場料が必要というのに、少し抵抗を感じて、今年は一度も行っておりません。
民営化してから、度々チラシで、今見頃の花とか、イベントの案内がありますが、美しい花にはときめかず、ましてやほぼ同じ町内会のの緑地に有料には行っていません。

お菓子のシャトレーゼ

テレ東のカンブリア宮殿と云う番組は、ユニークな取り組みをしている企業を取り上げる番組です。
先月、シャトレーゼと云うお菓子屋さんを取り上げていました。
現在、女の子が将来なりたい仕事の一番として「パテシエ」があげられいるほど、かわいい、おしゃれなケーキ、お菓子が大人気です、が昔よりもかなり高くなり、高くになっておりショートケーキやモンブランは今や、税込みで500では買えないのが当たり前となっているご時世、シャトレーゼでは工場での無駄を省き、大量生産で客のニーズにあった価格帯で提供しているとシャトレーゼの経営者のコメントでした。

シャトレーゼって何処かで名前は聞いたことがありそうです、このぐらいの手頃な価格帯で販売出来ているお店が近くにあったら良いのに、とカミさん云うのでネットで「近くのシャトレーゼ」と検索すると、なんと大船にありました。
新しく再開発された大船駅笠間口から数メートルで行政区分は横浜市栄区となるので、鎌倉の地元という意識がなく知らなかったのてすが、徒步10分のところににありました
 スペシャル苺ショート 324円
 ガトーショコラ    280円
 ふわふわスフレチーズケーキ 216円
 モンブランカップ   302円

と多少小さいのかも知れませんが、お値段は駅ビルルミネ内のケーキ屋さんよりは3〜5割ほどお安いのです。

では、散歩ついで買ってきたかと申しますと、このシャトレーゼのホームページには全てのカロリーが表示されており、スペシャル苺ショートは293kcalです。
約300kcalを消費するには、時速5.6km/hの速歩きウォーキングで60分歩かないと消費しないのです。
5.6km1時間というと、自宅から鎌倉の大仏様までの距離です。
当然、買わずに自宅まで歩いて戻りました。

だんだんと、新しいもの、珍しいもの、美味しそうなものに、ときめかなくなってきています。
齢のせいなのでしようかね。


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posted by 西沢 at 07:41| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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