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2021年03月22日

三密にならない、コロナ時代の都会の桜名所四選

コロナ時代、お花見は集まってブルーシートを敷いて飲み交わすお花見は禁止されており、そもそも団塊世代のシニアにはそんなお誘いもかかってきませんが、海外旅行にも行けない今、年に一度の美しい桜の日本の季節、桜の下を散策する楽しみぐらい許されると思います。

でも、都内の桜で有名な場所は、おのずと人が集まり、座って飲まなくても密になります。
特に場所的に限定、クローズされている公園はいけません。
上野公園、新宿御苑、井の頭公園、六義園、代々木公園、飛鳥山公園、砧公園など23区内の足の便の良い場所は三密の危険性はあります。
ではオープンエアーの並木道・道路なら良いかと云うと、目黒川にしろ、千鳥ヶ淵にしろ歩道・車道・行くまでの公共交通機関が混み、密になります。
普通に行き交う町並み、公共交通機関の便が良く、フォトジェニックな都内の桜名所を4箇所ご紹介します。

1,六本木さくら坂

六本木界隈は現役時代、主な現場担当地域でした。
バブル時代、次から次へと続く再開発の舞台、Mビル設計とのにがい、苦しい戦場の地ですが、今となっては良い思い出の地です。

この地域のMビル主導の再開発ビル建設に携わっていた頃、まだ下町の風情を残すしもた屋が多く残っていましたし、坂の多い町との印象がありますが、平成から令和の変貌で坂上から眺める風景は都会のビルの風景に代わっています。

そんな都会の風景をMビルとテレ朝は見越していたのでしょうか、今や、春の桜の季節を代表する並木道となっています。
都会・アーバンの桜並木は、地方の土手沿いと違い、忙しく働く若い女性が集まる、おしゃれなビル、光るネオン、そして桜散る道路と都会ならではの桜の風景だ楽しめ、フォトジェニックな作品の写真が撮れることでしょう。

東京メトロ・溜池山王駅からすぐのアークヒルズ界隈は、敷地内にサントリーホールなどがあり都内でも有数の商業施設として有名ですが、実は知る人ぞ知る花見スポットしても有名です。
また界隈は地形の起伏に富みたくさんの名坂も存在します。
「桜坂」は、アークヒルズ内ANAインターコンチネンタルホテル東京の北わきを北西に下っている坂道です。
元々は明治中期に新しくつくられた道筋で、坂下に戦災まで大きな桜の木があったことからこの名がついたと言われています。
アクセス
【電車】東京メトロ日比谷線六本木駅すぐ、都営地下鉄六本木駅から徒歩4分、
または麻布十番駅から徒歩5分、東京メトロ麻布十番駅から徒歩8分、

2,隅田公園

墨田公園という浅草でとてもポピュラーな桜名所で、三密の代表的な場所でもあるのですが、上野公園、新宿御苑、代々木公園よりも少し都心から外れておりアクセス条件も営団・都営メトロ一本なので、若干空いています。

隅田公園は台東区と墨田区の間を流れる隅田川の「桜橋」から「吾妻橋」までの約1kmにわたる川の両岸をいいます。
ソメイヨシノや大島桜など約850本の美しい桜が彩ります。
花見客の多いのは、台東区側(浅草寺側)です。
ここからは、川越しに望む東京スカイツリーと桜との絶景コラボレーションが楽しめるとあって地方からの花見客に人気となってます。
桜を楽しむと云うよりも、桜とスカイツリーの良い構図の写真を撮る場所として行って下さい。
アクセス
【隅田公園(台東区)までのアクセス例】
東京メトロ銀座線、東武スカイツリー線・浅草駅下車、徒歩約3分
都営地下鉄浅草線・浅草駅下車、徒歩約5分

3,増上寺

退職前、最後の5年間を過ごした虎門・内幸町地区の現場から、少し遠回りして帰路につく時の通勤路、日比谷通りにあるお寺境内「増上寺」の桜と東京タワーのライトアップは有名ですが、寺院境内なので勿論宴会は禁止ですし、地方・郊外からの桜見物のお客さんも少なく、来ているのは、夕刻から帰路につく通勤客がメインで、目的はインスタ映えする、桜と東京タワーの写真です。

私にも思い出があります。
当時すでに現場写真はデジカメで撮るようになっていましたが、背景を綺麗にぼかせる長いレンズを持つソニーのサイバーショットが欲しくて、如何に現場経費で落とせるか、四苦八苦し購入して、いの一番にカメラテストしていたのが、この増上寺の桜でした。

2003の春、3月31日、55歳退職でした。
その年の4月、退職したら絶対に行こうと決めていた、東北の桜ツアー3日館にこのカメラを持って参加しました。
クラツーの35名ぐらいの団体パック、角館も弘前城もすでに遅く、団体パックの煩わしさ、慌ただしさだけが残った旅で、今でもカミサンの団体パック嫌いの一因となっています。
アクセス
都営地下鉄三田線 御成門駅から徒歩3分、芝公園から徒歩3分
都営地下鉄浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩5分

4,播磨坂さくら並木

東京メトロ丸の内線・茗荷谷駅近くにある花見スポットです。
春日通りから下っていく播磨坂の真ん中の歩道沿いに桜の木がずらっと並んでおり、途中には芸術的な銅像や水路などもあります。
江戸時代、この辺りは松平播磨守の上屋敷であったこと、また、千川が流れる低地一帯には「播磨田んぼ」が広がっていたことから、この坂道が「播磨坂」と呼ばれるようになりました。
昭和35年に「全区を花でうずめる運動」により桜の若木が植えられ、現在のさくら並木となりました。桜は、ソメイヨシノを中心に約120本植えられ、淡い黄緑色で八重咲きの鬱金(うこん)桜などのめずらしい桜も見られます。満開の時期でも、さほど人出は多くなく、コロナ禍でも三密を避けてゆっくりとお花見が楽しめます。
アクセス
東京メトロ丸の内線 茗荷谷駅徒歩5分


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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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