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2021年03月10日

映画「痛くない死に方」リビングウィルの必要性

「痛くない死に方」の情報を知ったのは

私が管理人を勤めている掲示板に映画「痛くない死に方」の投稿記事があったのは、3月1日(月)でした。
その時点で私の住む、神奈川・横浜・湘南で上映する映画館を検索すると一館だけ、109シネマ系のムービルでした。

監督は高橋伴明ですし、出ている俳優も実力者揃い、内容も我が家夫婦ともに70代に突入した今年としては、見ておいた良い映画だろうと上映スケジュールをみると3月1日(月)の週いっぱいのスケジュールは表示されて、10:40からのいち日三回上映です。

ちなみにと、二日後の3月3日(水)の座席予約をみると、一つも予約が入っていません・・・?
そんなバカな、webサイト上の何かミスではないのかと、仮にふた席選択してみると、ちゃんとプログラムは作動しているようで、エラーではなくこの時点、二日前では予約はされていないのです。
二日前で260余席が一つも埋まっていないのか?
それではいったい何時までやるのだろう、109シネマの封切りはだいたい金曜日だけど。

翌日、ムービルの「痛くない死に方」上映スケジュールをチェックすると、最終日は3月8日、時間は9:15の一回のみです。
それまでの日曜日まで、10:40からのいち日3上映です。
これは早く行かなくては・・・でも平日の朝10:40分に間に合うよう家をでると、東京方面の通勤時間帯になり、多少コロナ感染リスクが上がるので電車の空いている日曜日の朝一番の回にしようと、金曜日の午後、予約を入れようとネットをみると、土曜日も日曜日も全く予約はゼロでした。
何も、予約していかなくてもよさそうです。

ひさしぶり、数年ぶりの横浜駅です。

日曜日3月7日と決めて、家でパソコンに向かっていると、すごく手に手に馴染んでいた、有線マウスが反応しません。
半年前に、ノジマで買った無線マウスと同じような現象で、パソコン側の問題なのかと、調べてみると、別のパソコンでも同じ現象で動きません。

タッチパットは動作するので特別問題はないのですが、やはりマウスのほうが操作はし易い。
私の机の引き出しには、壊れているかどうか怪しいマウスが4つもころがっています。
変に悩むなら、安いマウスを買ったほうが早いからです。
手に馴染む大きさで、なるべく配線の短い、有線マウスが好みです。
無線マウスは電池切れが嫌。
ブルーテゥースマウスはペアリングに自信がないし、電池だし。

そこで、どうせ明日、横浜駅西口に行くのだから、久しぶりにヨドバシカメラで見てみよう。とヨドバシ.comでマウスを探しました。
私は、マウスのデザイン、機能、色には全くこだわりません。
見つけたのは税込み488円のBuffalo、これで十分、但しヨドバシ横浜店には在庫がないので、ネット発注、実店舗受け取りにすると
日曜日の9時半にはヨドバシ横浜店で受け取れることになり、10時40分のムービルにも十分間に合います。

これまで横浜には月に一度は行く用事がありました。
NPO関係団体のwebサポートと、10数年来のお付き合いのある夜の街歓楽街のお店のサイトお手伝いです。しかし、この両方とも横浜駅ではなく、関内・桜木町なので、横浜駅に降り立つの2年ぶりでしょうか。

横浜駅は、「横浜サグラダ・ファミリア」と揶揄されるほど、ずーと工事中でした。
今でも覚えているのは、2002年のワールドカップサッカーに間に合わせるという名目で、駅構内ぐちゃぐちゃに工事していたのです。
そして、東急ホテルの解体、再開発が延々と続き、その間に相鉄ジョイナスの改装、アンタラコウタラ・・何時果てるともない工事が続き、2020年には完成すると云っていた、JR横浜タワーが何とか、格好つけたのが、昨年の6月頃でした。
お買い物大好き、デパート大好きのカミサンはしょっちゅう、横浜駅にきているようですが私にとって2年ぶりの横浜駅東口でした。

大船から東海道線で17分、二駅の距離なのに、お年を召しますと大都会はどんどんと縁遠くなってきています。神奈川・東京圏では、コロナ自粛、緊急事態宣言延長されているのに、横浜駅構内、西口は若い客で混雑しています。
地元大船と全く違う、人種、人数、これじゃ神奈川県が感染者数が減る訳がないか!

相鉄ムービル、映画「痛くない死に方」10時40分 客数18人(全席260席)

外はあんなに若者で溢れているのに、ここに座っているのは、全員シニア料金1,200円の18名
これでは、月曜日の朝いちで上映打ち切りなのは理解できます。

映画は・・・
久しぶりにエンディングロールの最後まで席を立たずに見終わりました。
いい映画で、見応えがありました。
とても勉強になりました。
大阪・尼崎の在宅医療医院を経営するお医者さんの映画化です。


在宅医療のスペシャリスト、長尾和宏によるベストセラー「痛くない死に方」「痛い在宅医」を、高橋伴明監督・脚本で実写映画化。
在宅医師の河田(柄本佑)は、末期の肺がん患者・井上敏夫を担当することに。
敏夫は娘の智美の意向で、痛みを伴いながら延命治療を続ける入院ではなく「痛くない在宅医」を選択したのだが、結局苦しみ続けてそのまま亡くなってしまう。
あのまま病院にいさせた方が良かったのか、自宅に連れ戻した自分が殺したことになるのではないかと、自分を責める智美の姿に衝撃を受ける河田。
在宅医の先輩である長野(奥田瑛二)に相談した彼は、思わぬ事実を突きつけられる。



大病院の在宅医療部門を離れ、長野のクリニックにに移った河田はここから、色々な生き方、死に方、そして医療を経験していく。
この映画で最後を看取った患者(宇崎竜童)は、実年齢の団塊世代の72歳として登場する。
ステージ4の肝臓がん、がんに対する延命治療はしない、大病院の病室をそのまま、自宅に移したような、チューブ・検査器に囲まれた生活はしない、
がん治療そのものはしないが、人として長生きする治療はする・・・
患者(宇崎竜童)は庭で花火をみながら、「先生、さいごにいっぱい飲んでもいいですか」聞く
「もちろん、いいですよ」と答えると
「たばこは流石にダメですか」と聞くと
「いいですよ」と答える
患者(宇崎竜童)はにっこりと笑って、そうか・・・もう良いんだと答える。

映画の中でも患者(宇崎竜童)は
「私はいわゆる団塊世代つてやつでしてね」
「全共闘てんで、無茶して拘置所に何ヶ月も放りこまれましたよ」
「出てからは、ご多分に漏れず、みんな海外飛び出していった」
「時代がよかったんでしょうね、海外から帰ってきたら日本は高度成長、バブル真っ盛りで
 鳶の親方をして、今こうやって平穏な老後を送っている」
「悔いなんてないですよ」
病床で自虐ネタの川柳を書いていました。
最後の川柳は「妻許せ 一度だけだが 浮気した」
残された奥さんは「そんなの知っていたわよ、バカ」

久しぶりに、暗い、席の離れた映画館のなかで、ぽろりと涙がこぼれました。
まるで、この脚本は私の過去を見ていたようであり、未来を予測しているようでもあります。

そして、二年前に72歳で逝った実兄を思い出していました。
兄もステージ4の末期がんでした。独身の兄は週に一度の訪問看護師のお世話で、痛み緩和の麻薬パッチで過ごしていました。
最後の三週間は、ホスピスのベッドでした。
見舞いに行っても、ずっと寝たままでしたが、看護師さんによると、聞こえているかも知れない、理解しているかもしれないからなるべく近くで話をしてあげてください。と云ってくれました。
私は、独身時代の数ヶ月一緒に過ごしたアパートでの思い出話を一人で枕元で話し続けました。
それが最後でした。

臨終に立ち会った姉はその後、キリスト教系のホスピス内のチャペルで行われた、お別れのミサに参列し、このホスピスのやさしさに大号泣して、自分もここで逝きたいと云っています。
そして、兄の残したほんの少しの遺産の受け取り分をこのホスピスに寄付したようです。

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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