今週号は「人生、最後の最後に失敗しないために」にです。
週刊現代は520円と他誌に比べると高いです。
週間文春は440円、週間朝日は410円ですから、週間現代が如何に高いか解ります。
でも、ご覧のとおり売れているのです。
ここからは、何の資料も公式なデータもなく、私見ですが。
どうして、どちらかという男性向けで、家に持ち帰れないような過激な
グラビア写真満載の・・・袋とじでなくても、ヘアーヌードが当たり前の雑誌が売れているのか?
いったい誰が買うのか?
推測ですが、退職前から後期高齢者にはいろうとしている私達の世代が買っているのではないか?
つまり、人口構成が多い、お小遣いに余裕のある、そしてこれから老後の生き方に、ちょっとだけ不安を持つ世代層、つまり私達
団塊世代がどんぴしゃりのターゲーット、購買層なのではないか、そう考えると520円の謎が解ります。
今月号の内容は
1,そんな「告白」は不幸しか生まない
最後の最後まで、夫や妻、友人に云ってはいけないこと
2,なれないことは、やらないほうがいい
投資もボランティアもパートも70歳過ぎたらやらない
3,引っ越ししたらもう戻れない
家をうって知らない土地にいかない、老人ホームにはいらない
4,安易にやってはいけない
再婚したら、骨肉の争続と義親の介護に巻き込まれる
5,余計なことをはなしてはいけない
お金のことを子供に相談したら、ねだられて奪われるだけ
6,準備すればいいというものではありません。
株式も保険も、いま名義変更してはいけない
7,たった一言の間違いで、すべてパー
遺言状の書き方、そうかいたらおしまいです。
8,早くやればいいと云うもんじゃない
遺産分割の準備をやりすぎる死後家族に恨まれる
9,配偶者居住権はこんな夫婦には不向きです。
相続の新制度に飛びつくと大失敗します。
10,安く済むと思っていたら
合同墓なんかかったから全てがおかしくなった
11,持病があっても入れる、相続対策になる
新聞広告に載っている高齢者向け保険に入らない
どうです、ちょっと立ち読みしてみたい内容ではないてすか!
でも、週刊現代は公立の図書館には置いてないし(鎌倉の場合)、最近のコンビニでは、表裏表紙に封印してあって読めない、残るは大型書店のみなのですが、これまでなかった張り紙が貼ってありました。
「長時間の立ち読みはご遠慮下さい」だって。
このブログでは何度もこのような週刊現代のとりあげている記事が如何に大げさで、そんなこと、私達の世代ならみんな知ってますよ、と云いたいところですが、今月号は、実際にこれらの中を読んでみたいと買うことにしました。
大体、大見出し、キャッチをみれば内容は想像できるでしょうが、幾つかを2回にわけて、ご紹介します。私達、子供のいない夫婦でも十分ありうるお話なんです。
5の余計なことをはなしてはいけない
お金のことを子供に相談したら、ねだられて奪われるだけ
本文の一部引用
夫の死後、残された妻は必ず「老後資金は足りるか」と不安に思う、しかしどれだけ悩んでも子供だけには相談してはいけないと、専門家は語る。
「夫の死後、息子夫婦に相談した所”面倒を見てあげるから”といわれ一緒に暮らし始めた、はじめは同居を楽しんでいたが、次第に孫の教育資金やリフォーム代の援助を求められた」
息子夫婦とは生活リズムも合わなかったので老人ホームに移ることも考えたが、出ていこうにも口座にお金はほとんどの残っていなかった。
そもそもも親と子供では考えていることが違うということを、親はわすれてはいれない。
親は「お金をあげれば助けてくれるだろう」と思っていても、子供は「少しでも多くもらいたい」と自分たちのことしか考えていない。
親の金をもらいたいと企む子供は、先ず生前贈与をねだる
「孫の学費をだしてほしい」「お母さんと一緒に住める広い家がほしい」とかが定番だ。
さらに「贈与税の非課税枠を活用しよう」と畳み掛けてくる。
だまされてはいけない、税金を払わずに得するのは、あなたではなく、子供の方だ。
データによると、介護がひつようになると月平均7.8万円かかる、これは平均値であって、施設にはいるとなると、月15〜18万は必要となる、
自分がそのなかに入らない保証なんてない、子供に援助する余裕は本当にあるのか?
弁護士は云う、財産目録に自分の財産をまとめるのはお勧めしますが、それを子どもたちに見せる必要はない。
子供たちが急に実家に来るようになるケースをよく見聞きします。
私達のような場合
子供はいません、でも問題は私が逝った後、カミサンが一人になった時、頼れるのはやはり、近県に住む甥っことなります。
まだ早いのですが、いつか、埼玉に住む妻の姉の子供二人に私が逝った後のことを想定して話をしておく必要を感じています。
妻の姉は40代で夫をくも膜下でなくし、二人の男の子(独身)と三人で住んでいます。
私の理想としては、私が逝った後、この姉と一緒に住むことを勧めていますが、カミサンは嫌だと云います。
いくら肉親・姉妹だからと言って、友人もいない、しらない土地で暮らすの嫌だと云います。
お金の事は言わない、でも遺産相続のことだけは言っておくつもりとカミサンは云ってます。
だって貴方が逝って、私が逝くと、この鎌倉のマンション丸々残ってしまうのだから、そこで二人甥っ子に遺言状にそれだけのことを伝えておくことにする。
私達の夫婦の場合、おそらく二人の甥・姪8人が一番有力な相続人なるはずですから。
私達夫婦共通の友人で生涯独身の女性の場合
近くの大型マンションに2つの部屋を持っており、一つは自分で住み、一つは格安で姪夫婦に貸しています。
彼女はこの姪の子供二人をまるで孫のように可愛がり、学費のほとんどをだして上げているようです。
彼女は将来、一人で生活出来ず、介護が必要となったら、当然、この姪夫婦とその子どもたちが、面倒を見てくれると思っているようです。
私達として、そうあってほしいと願いますが、それは実際になってみないと分かりません。
彼女は昨年、後期高齢者となりましたが独身だったせいか、年齢を感じさせず、身ぎれいで、毎日、欠かさずスポーツクラブに来ているようですが、もうすぐ80歳になりますから、その先は分かりません。
子供のいるご夫婦のケース
結婚して子供二人生んだ娘さんが離婚して家に戻って来ました。
娘さん夫婦の家のローンが払えなくなり、残ローンをこの親御さんご夫婦が決済することを条件に離婚し、家に戻ってきたのです。
最初は、家孫二人と喜んでいたのですが、この出戻り娘さん、家事、子育ていっさいを親に任せて、パートに出たまま、なにもしないのです。
この親御さん夫婦は、娘と孫二人が同居するというで自宅の大幅リフォームを終えた翌年、痴呆症を発症しました。
大手企業に勤めてご主人ですから、公的年金・企業年金合わせて月に40数万の収入があることから、現在はなりたっていますが、年金額が多いということを自覚出来ずに、お金の使い方が粗いのです。
毎年、孫の誕生日はディズニーリゾートに宿泊して祝ってきた習慣を現在も続けているのです。
娘さんも、それを当然として受け止めているようで、これから先、危なっかしいと思うのは私だけでしょうか。
子孫の為に美田を買わず
西郷隆盛の有名な詩句の一節です
子供や孫たちのために、わざわざ財産を蓄え、残すようなことはすべきではない。
結局は自立心を失わせることになり、弊害があるからです。
近いうちにこの号で気になったタイトルについて解説します。
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タグ:週刊現代 子孫の為に美田を買わず
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