最近、海外へ行こうと意欲は全く薄れています。
第一、このコロナ禍と年齢・体力・気力を考えるともう良いやと云う気持ちになります。
海外への道が物理的に閉ざされている今、昔を思い出す時に、「グーグルマップ」のストリートビューや、グーグルアースプロで時間つぶしの過去の旅行を振り返っています。
こんな所はさすがのグーグルも撮影していないだろうと思われる場所まで、ガリバーグーグルはストリートビューや、旅行者がスマホで撮影した画像を紐づけして表示しており、まるで行った気分にもなります。
もっと角度・上空からの映像が見たい時、グーグル・アースで、見たこともない映像・画像が見られます。
試しに以下の観光地や、昔、カミサンと歩いた町の裏通りをグーグルマップで歩いてみました。
エジプト ピラミッド
パリ シャンゼリゼ
ロンドン テームズ川沿い
モスクワ 赤の広場
バルセロナ サグラダファミリア
ドイツ ブランデンブルク門
イスタンブール ガラタ橋
ヤンゴン スレーパゴダ
バンコク タニヤ通り
ビエンチャン 凱旋門通り
メキシコシティ ティオティワカン
リオ コパカバーナ
ペルー マチュピチ
ボリビア ウユニ塩湖
台北の町中・・台北駅
インド かジュラホ
ベトナム ホーチミン・サパ
カンボジア シェムリアップ
バリ島 ウブドの懐かしい通り、小路
そして、ホノルルの街角
試してみて見れなかったのは
イラン テヘラン ×
イースター島 ×
マダガスカル アンタナナリボ × 等でした。
中国は最初からあきらめて見ていません。
昔の思い出の旅行先をみているうちに、信州、長野市、特に自分の生まれ育った繁華街・飲み屋街から毎日通った小学校への道路をストリートビューで歩いてみました。
普段、実家に帰っても、両親は60歳で商売を畳んで郊外に引っ越しており、なかなか、生まれ育った元の家のあった繁華街までは足を延ばすことがなく、時代なのでしょう、パソコンのバーチャル画面で昔遊んだ、通学路を歩いてみました。
私の住んでいた家はすでに取り壊され、飲食店が入居する雑居ビルになっており、路地を抜けた先にあった交番はなく、ベンチ一つの小さな緑地スペースになっていました。
小学校への通学路には、長野県一の飲み屋街だったのが、グーグルマップでみると、空き地が目立ちます。
長野冬季オリンピック(1998年)で私の生まれ育った町は大変貌したのです。
道路はいつの間にか拡張・新設され、18年間育った町とは比べものならないように変貌し、川はほぼ暗渠となりました。
自分の生まれた町から、中学生まで新聞配達していた、善光寺の裏通りもストリービューで歩いてみました。
地図上ではわかるのですが、実際ストリービューで進んでいくと、全く方向感覚が狂わされます。
確かに、この道のはずなのですが、50年前の記憶にある街並みと全く違っているのです。
長野市は冬季オリンピックの大改造で大きく変わりました。そしてオリンピックが終わって残されたのは、町中いたるところに空き地・駐車場だらけの、何の魅力も、特徴もない地方都市になっていたのです。
駅から善光寺までのメイン通りは綺麗に拡張され、電柱もない、石畳みの美しい通りになったものの、一歩横道に入ると私の記憶にある地方の門前町の雰囲気は消え、至る所、全国チェーンのショップ・飲食店のみが目立つ町になっているのが、ストリービューで歩いてみて解りました。
それでは、私の第2の青春の町、アルゼンチンブエノスアイレスはどうなのだろう。
週末によく遊びに行っていた、友人のアパートをマップ上で探し当て、ストリービューで見てみました。
驚いたことに、50年前と全く変わらぬ場所に、変わらぬ姿で建っていました。
入口玄関を画像拡大してみると、昔と変わらぬ押しボタンのインターフォンも昔のままです。
南米のヨーロッパと呼ばれるブエノスアイレスは、全て石造りのせいなのでしょう。
あれからもう50年です。
私の友人はこのアパートに今も住んでいます。
このアパートから、二人で明け方まで遊んでいた、都心の繁華街・映画館通りにちかい、コリエンテス通りまで、このグーグルストリートビューで歩いてみました。
地下鉄で3駅の距離です。
(※ちなみにブエノスアイスの地下鉄は東京の銀座線よりも早く、1913年に世界で13番目に開業、今ではこの路線に日本の丸の内線の赤い電車が走っています)
世界で一番幅の広い道路7月9日通りを、この町のシンボル、オベリスクを目指してグーグルストリートビューで歩いてみると、目に付く外看板は昔と違うものの建物が昔とほとんど変わらない姿・形なのに驚かされます。
フランスのパリをモデルにして作られた街なのでしょう、内部はともかく外観は50年前と変わらず、昔の通りを歩いているようでした。
ブエノスアイレスから次は、郊外へ出てみました。
日本からの実習生の友人たちが営んでいる花卉農園はどうなっているのだろうか?
南米アルゼンチンの郊外30KMの道路でもグーグルの車は撮影しているのだろうかと。
ありました。
昔の記憶を頼りに最寄駅から歩いて20分ほどとちょっと遠いのに、少し迷いながらもグーグルストリートビューで昔の記憶にあるレストランや交差点、ホテルの看板をみながら、遠く離れた地球の裏側に住む、友人の農園の入り口までたどり着き ました。
昔は泥道で雨が降るとぬかるみで歩くのに苦労した道は、舗装されていました。
上空からみる画像には、よく泊めていただいた赤い屋根の家が昔の場所にちゃんとありました。
若い、青春時代、休日はこの家の庭でアサード(バーベキュー)をし、麻雀に明け暮れた時代がよみがえります。
IT・ネットの発展、スピードはすさまじいものです。
50年後、自宅のパソコンであの当時の記憶・思い出を蘇らせているのですから。
一つには、ネット環境、次に暇だから、最大の理由は齢とって、昔の記憶遡ることが多くなってきているからなのでしょう。
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