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2020年06月10日

我が家の終活 お葬式と墓地はどうするか?

後期高齢者になる前に、夫婦二人でやっておかねばならないのは、いざという時のことです。
特に、子供いない夫婦にとっては、お金・遺産相続・遺言の作成は避けては通れない道なので、常日頃からフランクに話合っています。
先日NHKの番組72時間で、東京郊外の町田にある樹木葬に集う人々、家族の模様をやっていました。
これを見ながら、私たち夫婦は、改めて葬儀とお墓のことを話し合いました。

先ずお葬式について
二人ともに両親はなくなっており、兄弟・姉妹は地方に住んでいます。
基本的に、葬儀は必要なく火葬が終わってから、必要と思われる方々にご連絡することになっています。
葬儀は直葬にします。
お坊さんも、祭壇も必要なく、亡くなった病院から火葬場に直行出来れば一番簡単なのでしょうが、そう都合よくはいきません。
先ず、亡くなるのは自宅ではなく、病院・ホスピス・或いは老人施設でしょうから、ここから火葬場に直接行く訳には行かず、また、埋葬許可証などの書類、搬送する車、棺、火葬場の予約、申し込みなど、私が亡くなってカミサンはアタフタしているでしょうから
ある程度の範囲は、お葬式のプロに依頼しなくてはなりません。
一般的に小さな火葬式とよばれているものは病院からの搬送⇒ご安置⇒火葬場のパターンで、12~18万円ぐらいです。



すべて、順調にいっての場合で、火葬場が遠かったり、混んでいたりすると少なくとも下記の料金が発生します。
私の住む鎌倉市では火葬場はありません。
隣の横浜市或いは藤沢市にお願いすることになり、費用も日数も多少の余裕を見なくてはならないようです。

調べていた「ちいさな火葬式」のサイトでは、追加発生する費用について書かれていました。
1.火葬場の空き状況等により、各プラン規定の安置日数を超えてしまう場合
火葬場の空き状況や、ご希望される葬儀・火葬の日程により、プランで規定する安置日数を超えてしまう場合、
追加で1日10,000円(税抜)かかります。

2.付き添い安置をご希望される場合
一日葬プランは告別式の前日、家族葬・小さな一般葬プランは通夜後に1日分がプラン内に含まれていますが、
規定の日数を超える場合や、火葬式プランで付き添い安置をご希望される場合は、 1日当たり50,000円(税抜)の追加費用がかかります。
通夜や告別式は必要ないと考えていますが、どうてもやらざるを得ない事態が発生することもあります。

3.寝台車または霊柩車での規定の搬送回数のうち、1回の移動距離が50kmを超える場合
50kmを超えると、10kmあたり5,000円(税抜)の費用がかかります。

ここまでは、二人で話しあっています。
今のところは、ネット上で知識だけで、実際に新聞折り込みや地元コミュニティ紙で紹介している、小さなお葬式・直葬を扱う葬儀屋さんの窓口へ伺ったことはありません・・・が、先ずは後期高齢者となった時、或いは、予想だにしていなかった重篤の病を宣告された時から動く予定です。
取り敢えず、夫婦二人だけ、誰にも邪魔されずに火葬式を執り行う費用面に関しては、ある程度の目安は解りました。


次にお墓について
カミサンはお墓はいらいない派です。
3つ違いの夫婦ですし、日ごろの健康状態を考えますと99%、私が先に逝きます。
後に残されたカミサンが「いらない」「墓参りはしない」と云っているのですから、お墓は必要ないのでしょう。
「残された遺骨はどうするの?」の問いに、昔はハワイの海に散骨といっていましたが、今は散骨も面倒だし、一人でハワイまで行く勇気はないから、
「自宅の押し入れ深く置いておくわ」「その後、私が死んだら誰かが、無縁仏として処理したくれるでしょう」とさつぱりしたものです。

万が一、カミサンが先で私が残ってしまった場合
女性と違って、男は弱い生物ですから、何処かにカミサンの面影を探し求める場所が必要となるのでは、と考えています。
そんな時は、樹木葬をと考えています。

他の誰か、他人と同じでも構わない、この辺りの土となり、その廻りには、季節の花木、出来れば桜であれば最高。
TVの72時間の霊園は、私のイメージする霊園に近いものでした。

さっそく、ネットでその霊園を調べてみました。
費用に関しては
a,あらかじめ地中に筒が埋められており1つの区画で4人まで利用できる4人埋葬エリア、と
b,直接土に埋葬する1つの区画で2人まで利用できる2段埋葬エリアの2種類あります。
やはり、死んだら土に戻りたい・・・からbのエリアにしようかな?
費用は
使用料(管理費を含む)50万円
銘板への彫刻料は1名11,500円
埋葬時には埋葬費がかかり1名30,000円

ふーん、意外と高い・・・か、マアマアか
永代供養と云っても、せいぜい50年、私が逝ったら覚えていてくれるのは、ほんの半年くらい。ネットWeb上のテキスト・画像・動画遺産のほうが残っているかも知れないな。
グーグルとか、SNSメディア主催者は、更新されなくなってからどの位の期間、アカウントを残しておくのだろうか。永遠ってことはないでしょうから。

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posted by 西沢 at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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