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2020年05月27日

メールでもラインでもなく、手書き葉書での近況便り

コロナ巣ごもりが続き、親しい友人とも暫く会えない日々が続くなか、郵便ポストに一枚の絵ハガキが届いていました。
カミサン宛ての彼女の古い友人からの便りです。
彼女は、私たちの住む街のとなり駅と近くに住んでいて、カミサンはニ三月に一度は、互いの町の喫茶店で長時間のおしゃべりを楽しんでいました。
暫く会っていないので、そろそろ電話でもしようかと思っていたところに、予期していなかった葉書が届き、そこにし手書きの、細かい文字でびっしりと、コロナ巣ごもりの日常がかかれていました。
このカミサンの友人は、我が家のカミサンと違って、看護師からケアマネージャーの資格をとって活躍している、ITに強い女性なのですが、今回はメールでもラインでもなく、手書き葉書での近況便りには、彼女らしさと誠実さを感じとられました。
私はカミサンに、「電話ではなく君も手書きで返事をかいたら」と勧めましたが「私はメールもラインもキーボード入力が苦手だし、ましてや字が下手なので、お便りなんて書けないから、電話するわ」と云っています。
今回、カミサンの友人からの手書きのハガキと便りで、改めて、人柄や想いが凝縮された手書きの葉書の持つ偉大さに気づかされました。

ここ10年、旅の友人たちの海外からの絵葉書がパタリと途絶えています。
世界遺産・世界の辺境の地・イスラムの世界への海外旅行が日常化した40代半ばから海外旅行を卒業した65才までの20年間、訪れて土地から必ず海外旅行で知り合った方々へ絵葉書を書いて送っていました。
多い時には、その数は30葉にもなりました。
出発前予め日本で、あて名はにシール印刷をして、ハガキに貼るのですが、一番苦労したのは切手でした。
なるべく、現地の雰囲気、感想、想いが通じるように、訪れたその町、その日の夜に、その遺跡のホテルで書き投函するように努めていました。
切手代を渡して、投函をホテルに頼むと到着しない確率は50%以上になりますので、必ず自分で貼って、郵便局窓口で投函するようにしていましたが、奥地、辺境の地に行けば行くほど、切手の種類は海外向けの高額切手がおいてなく、少額の国内向けを宛名面の半分ちかくに貼るようになります。
それでも、町に郵便局があるだけマシな地は多く、半数はその国の首都に戻ってきた時や、時間がない時には空港で投函した事も多数ありました。

概して、海外旅行の友人たちは筆まめです。
私が海外の辺境の地から、半分自慢交じりで出すように、友人たちも「ここには来たことないでしょう。今回はこんな所にきています」的な、勿論手書きの絵葉書が年に3回、GW、夏休み、正月休みに自宅のポストに届き、楽しみにしていました。
旅の友人たちの大半は、私たちと同じ世代、同じ世界遺産・遺跡・辺境の地好きの方が多く、なかには「カントリーハンター」と呼ばれる兎に角、国連に加盟している国全てに足跡を残したいという人もいました。
このカントリーハンターは、マダガスカルで知り合いました。30代後半の女性、職業はなし?どうやら家族が会社経営をしているお金持ちのお嬢様のようですが、かなりタフで強靭な心臓と体力をお持ちのようで、マダガスカルで知り合った後、次はカリブ海の小さな島国を一気にクリアすると豪語していました。
私が行きたいと願っていることを知っている旅の友人女性は、天空列車に乗り(西寧〜ラサ間)チベット・ラサから「お先にきています」とポタラ宮の絵葉書を送ってきましたし、高度順応に苦手で行くのをためらっていたインド・ラダックからは、ウズベキスタンで知り合い、私が買い替えて要らなくなった当時高額だったデジカメを差し上げた、日本を代表するホテル勤務の若い女性からは、カメラのお礼とともにラダックから便りがありました。

海外からの絵葉書の整理・断捨離に悩んでいました。
今、自分の書斎本棚には、このような友人たちからの絵葉書をフォルダーにまとめて保存しています。
旅行関係の本の断捨離に続き、語学関係の本の処分、昔の旅のS-VHSビデオテープはデジタル化し処分しました。
年賀状などの手紙類も処分しました。
最後に残っているのは、これらの海外旅行の思い出が残る、絵葉書類です。
この絵葉書フォルダーの中には、旅先から自分・自宅宛てに送ったものも含まれております。
何時かはこれらも処分しようと思っていましたが、今回、カミサン宛の友人から「コロナ自粛近況」のハガキをを拝見して、今暫く、絵葉書フォルダーの処分を保留することにしました。
全て、デジタル時代となった現代、メールは見たらほぼ1日で消去しています。
このような、形として残るものは、後から読み返す可能性は少ないものの、スペースが許す限り、出来るだけ残そうと決意しました。
私が逝った後、処分はカミサンに任せましょう。

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posted by 西沢 at 07:24| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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