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2020年04月23日

週間現代の「人生は最後に間違える 実体験編」を読んでみてその1

コロナ巣ごもりで超暇な時間をどう過ごそう、中古文庫本でもと、BookOffに行くと、閉鎖中でした。そこで開いている新刊を扱う書店で、今週の朝刊紙に派手なキャッチコピーを掲載していた「週間現代」を手に、大反響企画
「もう少しのところで、一生を台無しにしない為に」
「人生は選択の連続だ。時に間違えつつ、正解へとたどり着く。だが終盤の選択ミスは、取り返しのつかない事態を招く」
を立ち読みし始めました。
何時もの週間現代の、私たちが知っている当たり前な内容を、大げさな見出しで読者をひきつけるのと違って、ページ数も多く、ふーん、結構真面目にかかれているじゃん、と520円払って買いました。
※最近のブックオフには110円の文庫本はほとんどなく、220円も少なく、手に取って読んでみたいと思うようなものは、ほぼ440円以上するのですから、520円の週刊誌は仕方ないのかもしれません。

4月25日号の内容は
1,妻を亡くして再婚してみたら
2,住み慣れた家を売って中古マンションに引っ越ししたら
3,子供のことを思って生前贈与してみたら
4,迷惑をかけまいと、老人ホームに入ったら
5,景色の良い所で、静かに晩年を過ごそうと思ったら
6,懐かしさに駆られて、同窓会に出てみたら

どうです、団塊世代の私たちオジサンには、一度は考えたことのある話題です。
どうせ、たいしたこと書かれてはいないでしょうが手に取って読んでみるか、という気持ちになるでしょう。


1,妻を亡くして再婚してみたら
要約すると、結婚意識調査では60~70代で「結眠したい」は男性は35%、女性は11% と高齢になると男性のほうが結婚願望があるそうです。
熟年結婚した理由の一番は男女とも
「精神的な安定・充足が欲しい」
「病気の時になどに助け合える」
次に男性は
「家事や身の回りを世話する人が欲しい」ですが
女性は
「経済的な基盤を分かち合いたい」と云う回答が多く、そもそも男女では目的が大きく違っているのです。
熟年再婚で発生する典型的・最大のトラブルはお金と遺産相続問題のようです。
熟年になって再婚すると云うことは、それまで別々に長い人生を歩んできた二人の価値観を合せると云う事でもあり、若い二人なら、ぶつかりながらも折り合いをつける時間的余裕もありましょうが、短い時間で今までの人生観・価値観を合せるのは難しいのです。
実体験談では、やはり遺言状の書き方一つで揉めたり、再婚後の価値観で悩んだ話が紹介されていました。
前妻と同じ、あるいはそれ以上の女性に巡り合えるのは、ごく稀です。
一人で暮らす生活力を身につけるほうが現実的でしょう。と結んでいます。

実際にシニア同志の再婚には大きな障壁があると云われています。
シニア婚を阻む3つの壁
1つめは「子供の壁」だ。再婚相手に財産を奪われる。そんな危機感を持つ子供は多い
2つめは「財産の壁」だ。財産目当ては実際にいる。
3つめは、「介護の壁」だ。病歴を隠す人は多い。

2,住み慣れた家を売って小さなマンションに引っ越ししてみたら
これも、古稀を過ぎた団塊世代の家庭は一度は夫婦間の話題となったテーマです。
特に、老後の生活資金が年金とこれまでの貯蓄と云うごく一般的な夫婦の場合、老後資金は徐々に減っていきます。
最終的には、一番大きな財産である自宅が残っていきます。それなら、この戸建て売って駅に近い小さな中古マンションに引っ越すというアイディアは誰もが考える事です。
この号で紹介された実体験は、駅から徒歩8分、65平米の物件で1,100万円を購入したご夫婦の話でした。
戸建てと違い、管理費・修繕積立金が月々25,000円発生するけど、自宅売却差益が1,000万円になり、老後資金はその分増え、これで安泰と思ったのですが、その後奥様が転倒、骨折し、室内歩行器が必要となりました。購入したマンションは築40年で、段差の多いカーペット敷きの床であった為、リフォームしバリアフリーのフローリングにリフォームしようとしたところ、管理規約で防音の観点から禁止となっていました。

38年前のマンションの標準仕様は
確かに、私の住んでいたマンションも天井高は高く広々していましたが直床・直天で上下の音は響きました。そして、外壁との断熱と云う意識が低く、北側の部屋は油断しているとカビが大量発生する状況でした。今から38年前の神奈川県で平均価格帯が一番高い、当時高級と云われた駅前マンションでもそうだったのです。
そして、この実話では、引っ越しして3年目には、大規模改修の時期で、修繕積立金不足で各戸、120万円の負担が生じたそうです。
結局、このご夫婦の場合、他に、浴室ユニットバスの入れ替え、小さなリフォームなどで、売却差益は半分に減ってしまったそうです。
その上、戸建て時代の友人とのコミュニティがなくなり、新しい同年配の友人を造りにくい、都会の駅周辺、街中の生活に奥様の外出は減っていったそうです。

3,子供のことを思って生前贈与してみたら
私は50才の時に妻を亡くし、老後の事をよく考えてやって来たつもりです。
息子夫婦のやっかいになるつもりはありません。
でも、70才を迎えた頃に、マンションの頭金として1,000万円を与えた時、何かあったら際には頼りにしてもいいだろうと云う気持ちがなかったかと云えば嘘にになります。
と語る男性78才。
自宅以外に金融資産が3,000万あり、子供に非課税制度を使って財産を譲ることに抵抗はなかった、だが万が一の時息子を頼りに出来るだろうと云う淡い期待はあった。
しかし、実際に自分が介護が必要な状態になった時は、息子の妻は実母の介護で手が回らなくなり、息子は「本当にごめん、今は余力がない、出来るだけ手伝いにいけるようにするけど、ちょつとだけ待って」と頭を下げられたそうです。
最終的にはこの男性は、自宅を売って老人ホームに入居しました。

税理士は語ります。

相続税の基礎控除は3,000万+相続人一人当たり600万ですので、一人息子の場合、3,600万が控除されるので、それよりも少ない人人は、相続税が発生しないので、生前贈与する意味はありません。


生前贈与は、親子間だけではなく兄弟間でのトラブルも生みやすくなるのは、ご存知通りです。
遺産分割の話し合いで、同居していた二世帯住宅の土地・建物の評価、長男夫婦・孫への援助まで取り沙汰され、例え長男名義の家であっても実質的な資金の出どころまでが、遺産相続が揉めることになるのです。

以降の実態体験談
4,迷惑をかけまいと、老人ホームに入ったら
5,景色の良い所で、静かに晩年を過ごそうと思ったら
6,懐かしさに駆られて、同窓会に出てみたら

については、次のブログにて書きます。

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団塊世代の海外ロングステイと定年後の過ごし方
posted by 西沢 at 07:54| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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