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2020年04月21日

滝マニアなのですが、最後の一つがクリア出来そうにありません。

現役時代から世界の秘境・絶景と云われる海外の土地を旅してきました。
先ずは、その当時からブームになりつつあった、世界遺産の古代遺跡の主なものを訪ねる旅から始めました。
しかし、エジプトのピミッドも、イランのペルセポリスも、ペルーのマチュピチュも、インド・マドゥライのミーナクシ寺院も、決して秘境ではなく、時間とお金をかければ、この時代誰でもが簡単に行ける場所でした。
よくあるパターン、ケースの世界遺産マニア、世界遺産制覇マニアとさして変わらぬ、既に敷かれているレールにただ便乗ればよいだけの旅のスタイルでした。

次に目指したのは、遺跡ではなく、世界の絶景を訪ねる度にシフトするようになりました。
それも出来るだけ、夫婦二人の個人旅行というスタイルに拘った旅でした。
そこで出会ったのが、雄大な滝でした。

1991・2010南米・イグアスの滝
青春時代の一時期住んでいた、アルゼンチンの旧友を訪ね、カミサンの友人夫婦が暮らす、アンデスの麓の美しい町「メンドサ」を廻り、最後はカミサンにどうしても見せてあげたかった、世界一の滝、イグアスに二泊してから、リオデジャネイロ経由で帰路につきました。
私にとって二度目のイグアスの滝、結局イグアスは都合3回、訪れています。
だんだんと、南米の個人自由旅行になれ、3回目はブエノスアイレス発のアルゼンチンの人達向けの格安パックツァー(日本で云うと阪急の398ツァー的商品でした)に潜りこんでのカミサンにとって二度目のイグアスでした。


2002北米・ナイヤガラの滝
実はあまり、ナイヤガラの滝には興味がありませんでした。
大きな理由は大観光地であり、この大瀑布の周りはカジノリゾートホテルが立ち並び、世界中のおのぼりさん的観光客が集まるような秘境・滝マニアとしては、一度は目にしてみたいけど、お金をかけては行きたくないような場所だったのですが、詳しくはかけませんが、現場の打ち上げ旅行の一部の資金のなかから、友人の旅行代理店がセットアップしてくれましたのが、初めての「JALパック」で、ロッキー山脈とナイヤガラ瀑布という、よくある典型的なパックツァーにほぼ、ただ、小遣いだけを負担という形の旅でした。
確かに、世界三大瀑布というボリューム感のある、都市型の瀑布でした。


1996アフリカ・ビクトリアの滝
この年、いろいろ訳あって、勤めていた会社を一時休職して、コスタリカ・キューバ・パナマに3か月滞在(遊んで)していました。
目的は早期退職して、コスタリカで日本人向けバックパッカーゲストハウスを造る調査でしたが、結局諦め、カリブ海で遊んで帰国し、再び元の会社に復職するのに、間があったので、急きょバックパツクスタイルで、予ねてから行きたいと願っていた、世界三大瀑布のひとつ、ビクトリアの滝を目指しました。
中米から戻ってきた、40代半ばの夫婦の旅慣れた夫婦です。如何に安く、遠く離れたアフリカの秘境の地を旅する事が出来るかのテスト版のような旅になりました。
一番簡単なのは、ヨハネスブルグで地元のビクトリアの滝パックに乗れば良いのですが、3ヵ月の中米貧乏旅行で鍛えられていましたので、あくまでも公共交通機関を乗り継ぎ、安い、でも衛生的で安全な宿を探し、ビクトリアの滝にたどり着くかの、実験的な旅となりました。
今まで見てきた滝とは違って、2つの峡谷の間に流れ落ちる珍しい形の滝でした。
この時の旅、記録的な安いさの旅として、私たち夫婦の語り草、でもカミサンはもう2度とあんな旅はしたくない、と云っていますが。


1998南米ギアナ高地・エンジェルフォール
勤めていた建設業界が一番バブリーの時期の旅でした。
前年の12月末まで、現場の竣工打ち上げ旅行でラスベガス・ハワイで過ごし成田に帰国したのが12月30日、1日開けた1月2日には再び成田に戻り、今回はユーラシア旅行社主催のギアナ高地・エンジパックツァーに夫婦で参加しました。
かなり、個人自由旅行に慣れ、しかも目的地はスペイン語圏ですから、二人だけ個人自由旅行を計画していたのですが、先ずこの年末の時期、太平洋路線のチケットの入手が困難、そして最大の難関がベネズェラ国内、特にギアナ高地の移動手段がこの当時のネットレベルでは、情報も少なく、危険なので古くからお付き合いのある「ユーラシア旅行社」のパックに乗ることにしました。
それでも、やはり、ベネズェラ・ギアナ高地の旅は、トラブルの連続でした。
ほとんどの移動は現地旅行社の四駆であったり、定期航空路がキャンセルで急きょチャーターしたセスナであったり、一人300ドル追加のヘリコプターであったりする、かなりワイルドなギアナ高地であり、結局2度のエンジェルフォールチャレンジフライトでは微かに見えた程度ですし、直下の滝つぼへは、川の水量が少なく、ボートで辿り着くことは出来ませんでした。


2000アジア最大の滝・ラオスのコーンの滝
どうしても、ラオス南部の遺跡「ワットプー」に行きたくて、ラオス専門旅行社に個人旅行として企画、手配してもらいました。
その時の打ち合わせで、アジア最大の滝、コーンの滝で漁をする地元民の映像を知り、追加してもらいました。
この当時、インドシナ半島の最貧国であり、社会主義国家であるラオスは、日本人旅行者にとっては未知の国でした。当然ながら日本からの直行便はなく、バンコク乗り換えです。
往復の飛行機、ラオス国内のホテル、国内線飛行機、など全て手配してもらいました。
ガイドは日本語、秋篠宮など日本皇族や外務省関係者の通訳、ガイドを務めている若者でした。
外務省が乗るなと云う双発機でパクセ―に着くと、待っていた車と運転手は、何と首都のビエンチャンから来ているとのこと、それほど観光客は少なく、まだまだ観光開発されていない、ラオス南部でした。
私たちを乗せた車は、ワットプーに到着するまで2度、メコン川を渡しに乗って行くような場所でした。
そして、念願のラオスのコーンの滝です。メコン川に存在する唯一の大きな滝です。この滝のあるせいで、インドシナを植民地として支配したフランスは、ラオスには手を付けれなかったと云う話が残っています。

日本国内の滝巡り
日本国内の滝巡りは、全て退職した後からのことでした。
私の好きな滝は、日本三大瀑布に数えられている「日光華厳の滝」とか「那智の滝」のような落差のある一本物の滝よりも、幅のある水量が豊富の滝が好きです。滝マニアの間で人気の山奥に分け入る、秘境の名も無き滝をよりも、誰でもが公共交通機関でいけるような、滝が好きです。
これまでに行った滝のベスト4が以下の「日光・湯滝」、「沼田・吹き割の滝」、「大子・袋田の滝」、「富士・白糸の滝」といった超有名な滝マニアとは言えないようなオーソドックスな滝です。

















そして、残すは定年後、国内旅行を始めて滝好きとしては、絶対外せないと考えていました、幅の広い、水量の多い階段状の名瀑、西表島のマヤグスクの滝です。




先週、BS-TVの紀行番組の中で、この滝が紹介されていました。
この滝は、日本の滝好きの間では超有名な滝です。
いつかは、行けるだろうと思っていましたが、番組を見て考え直さなくていけないと思い直し、ショックでした。
海外の場合、時間もお金もかけて行っていたものの、国内の場合は、時間だけはたっぷりとあるのだから、いつかは行こうと思っていましたが、かなりハードルの高い滝であることをこの番組で思い知らされました。
西表は、退職直後のロングステイ先候補地して石垣島に調査滞在した時に、行ったことがありますが、その時はまだ国内の滝についての興味も知識もなく竹富島へ行くついで程度とか考えていませんでした。
石垣へ行き、西表に最低2泊し、マングローブの茂る川をボートで遡り、専門ガイドをの元、かなりの重装備でなければ辿り付けない滝であることを、このTV番組で知りました。

これまで、時間とお金があれば、日本はおろか世界の果てまで行けるものと信じていました。
しかし、72才の今、感じるのは、自分に残された時間に限りがある、体力・気力は早期退職した50代半ばと違うと云うことを、改めて感じています。
本当にこの西表島のマヤグスクの滝にたどり着くことはできるのだろうか、どうしたら行けるだろうか、今、思い出しているのは、グアテマラのジャングルのなかにある、ティカール遺跡のピラミッドでの体験です。
この遺跡はやはり、西表のマヤグスクの滝と同じように、オンボロのバスを乗り継ぎ、川を渡り、ボートで遡った、熱帯ジャングルのなかにあります。この遺跡に辿り着いた時、日本の秘境ツァー一行に出会いました。
そのなかに、あの当時40代の私たちからみたら、かなりご高齢のご夫婦がおり、奥様と一緒にマヤのピラミッドに昇りはじめ、ご主人は途中で断念し、降りてきました。
奥様とは頂上でお会いし、お話をしました。年齢はあの当時たしか68才だった思います。
私からしてみれば、ツァーとは云え、そのご高齢で湿度も高く、埃っぽい、この中米のジャングルの奥地まで来たものと感心したものです。

今、あのご夫妻のことを考えています。
私たちはあのご夫婦の年齢を超えています。
今のこの体力・好奇心・気力では、例え団体パックツァーとは云え、世界の秘境の地はもう無理です。このブログを目にしている、これから退職を迎える方、退職後の生活を考えている方へのアドバスです。
行きたい、やりたい、と考えた時がチャンスです。
残された時間は無限ではないのです。例え資金に余裕があっても、気力・体力・好奇心は必ず衰えいくものです。今、決断しないと、私のように後悔します。

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団塊世代の海外ロングステイと定年後の過ごし方
posted by 西沢 at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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