CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2020年02月07日

テレ東 ドラマ「病院の治し方」病院改革

普段、テレビはあまり見ない私たちです。
東京キー局民放の番組は、お笑い芸人の仲間内、楽屋落ちのふざけたバラェティ、同じ出演者ばかりのクイズ番組、全て事前仕込み済みの旅番組、とても普通では手が出ないの高級旅館や料理番組ばかりですし、昔は時計代わりに見ていたNHKの「朝の連ドラ」はもう何十年も見たことがありません。

唯一、二人で見るのはテレ東です
テレ東の企画・制作会社らしい、ほぼ台本のない、ぶっつけ本番の企画が多く、「ユーは何しに日本へ」、「家ついて云っていいですか」、「出川の電動バイクの旅」、或いは親会社が日本経済新聞らしい「ガイヤの夜明け」や「カンブリア宮殿」は良く見ています。
そして、今年に入って、私たち夫婦として10時と云う遅い時間、それもドキュメントではなく、テレビドラマにも関わらず、毎週見ているのは2020年1月20日から放送されたテレビドラマ「病院の治し方」です。主演は小泉孝太郎

このドラマは実話をもとにした病院再生・医療ドラマです。
平昌五輪のスピードスケート女子500mで金メダルを獲得した小平奈緒が所属している長野県松本市にある相澤病院が多額の借金により倒産危機に陥ってから奇跡の復活を遂げた実話がベースになっています。
二年前に作家村上龍と小池栄子が司会を務める「カンブリア宮殿」で「小平奈緒の金メダルを支え続けた感動物語! 知られざる相澤病院」として放送したところ、院長による常識破りの大胆改革が評判を呼び、オリジナル脚本としてのドラマ化されました。
テレ東、ドラマBiz枠史上最高の初回視聴率が8.1%と、ドラマに弱い、経済番組のテレ東としては上出来の大ヒットとも云えるでしょう。
ちなみに昨年のNHK大河ドラマ「いだてん」の平均視聴率が6.7%ですから、如何に立派な数字であることが解ります。

私たちがこのドラマを見る理由は!
1,カミサンが二回も、病院の倒産危機、買収、名義変更を経験している為
我が家のカミサンは看護職員でした。ジプシー看護婦と揶揄されるほど転職を繰り返してきました。
転職が多い理由の一つが、二人の共通の趣味である、海外の地の果て、辺境地、雄大な風景、世界遺産への個人自由旅行があげられます。
私は建設業界ですが、現場によっては、監督が不在でも協力会社・職人さん達だけで仕事が進む時期があり、この期間を見越して、かなり長い休暇が、自分の判断、決済でとれる、旅行好きのサラリーマンとしては恵まれた環境でした。
しかし、カミサンは違います。
特に彼女は産科看護師という資格を持っているため、勤務はづっと産婦人科です。
なり手が少ない産科看護師は、病棟勤務がない代わりに、四日置きの当直があり、スケジュールは二か月先まで決まっています。
※蛇足
ドラマのなかで、病院の財務体質改善策として最初に上げられるのは、小児科と産科の廃止です。少子化に伴い、患者数は減少化傾向にあるのと、内科・外科と違って、小児科と産科医師の専門性を求められます。
特に、産科の場合は、当直は毎晩必須ですから、二人の専門医がいる病院でも、複数のアルバイト医師が必要になり、人件費を圧迫するのです。


カミサンは二か月先の10〜14日間の休暇を申請しても取れない場合はどうするか
あっさりと退職してしまうのです。何のために働いているのか・・・
子供もいないし、そんなに経済的に厳しくもない夫婦二人だけの人生なのだから、やりたいことはやり、行きたい所は行く。
そもそも、貴方と結婚したのは、私を世界中、何処へでも連れて行ってくれる、と信じたのだから。と云います。
そして、旅から戻ってから2週間もしないうちに、次の病院に勤めだします。

そうやって、何度も転職した病院のなかには、このドラマのように、理事全員が医師であるが、病院経営は事務長に丸投げ体質の病院が2つありました。
カミサンに云わせると、このドラマのとおり、金融筋から派遣された事務方が財務体制の改革、改善に取りくんでも、医師・看護師の反対、抵抗で進まず、最終的には名前だけを残す条件で、大手メディカルグループに身売りすることになったのを、その目で見て来ています。

2,私がこのドラマを見る理由は!
勿論、カミサンへのお付き合いもありますが、私はブログで何度も明かしていますが、平気的な男性よりも、病弱・病気もちと自任してます。
中学時代から現在の古稀に至るまで、1か月以上の入院生活を3度経験しています。
最長は3か月でした。1998年ワールドカップ、ジョホールバルの歓喜を、私は夜中、一人で病院の食堂で見ていました。
入院の原因は、この年の夏、ウズベキスタン旅行で感染したA型肝炎の治療で入院した際に、中学生の時の手術の輸血が原因でC型肝炎ウィルスが発見され、長期入院・治療のチャンスとばかり、抗がん剤治療と同じ副作用がきつい、インターフェロン療法を受ける為、2ケ月入院しました。
結果的には、退院後3か月の通院の末、C型肝炎ウィルスの駆除に成功し、現在に至っています。

50才までに長期入院を経験し、退職後移り住んだ鎌倉でも、毎年のように3日から1週間の検査入院を繰り返してきています。
病弱体質と云う事、伴侶が医療関係者である事もありますが、身近な徒歩圏に、このドラマのような24時間365日、全ての患者を受け入れる徳洲会の旗艦病院があることが影響していると思います。
そんな思い出、このドラマのなかで、主人公はどうやって反対勢力を抑え、静め、病院経験再建を果たしていくのか、興味を持って見ています。

疑問オリンピック金メダリストを支援するのに幾らかかるか?

このドラマを見て、元となった松本市の相澤病院ホームページを見てみました。
何処にも、小平奈緒の名前も、ましてやテレ東のドラマの話題も掲載されていませんでした。
普通の病院のホームページです。エライ!!
気になるのは、再建したとは云え、一地方病院が将来有望とは云え、地元のスピードスケート選手を支援することに院内の反対はなかったのか?
そもそも、金メダル級のアスリートを支援するとなると年間幾らかかるのか?
当然ながら、相沢病院のwebサイトには、そんなことは書かれていませんでした。
がネット上では

デイリー新潮によると、同選手が大学卒業後に地元での雇用先を探していた時に、現在所属している長野県松本市の社会医療法人財団慈泉会「相澤病院」が手を差し伸べたという。
働いてもらうつもりはなく、毎月の給与(年収ベースで500万円以上)のほかに、住居費用や遠征費用など、スケートにかかるあらゆる面で可能な限り支援。
同選手がソチ五輪後にオランダで修業したいと相談した際には、病院の留学制度の利用を勧め、同選手は2年間留学、渡航費用なども含めて、年間2000〜3000万円くらい同選手に支払っているという。


別のサイト
に、相沢病院長の談話がありました。

小平は信州大学4年生の時、実は一度他の企業に内定が決まっていたんです。
ところが3月に急に内定を取り消されてしまった。リーマンショックの影響でしょうね。
本人は大学時代に二人三脚で歩んできた結城匡啓コーチの指導を受けたいということで、地元の長野で就職活動を続けていたのだけれど、なかなか受け入れ先が見つからなかった。
そこで我々のところに相談に来たんです。
うちの事務局長から「小平選手から『なんとかなりませんか』というお話が来ていますがどうしますか?」と聞かれた時、正直驚きました。
小平ほどの才能と将来性のある若者が、一生懸命にスケートを極めようとしているのに、地元に応援する会社がないなんておかしな話もあるものだ、とね。私は小さい頃から「医療は利益を上げるためのものではない」と強く父から言われていました。
「もし、収益が上がったら、それは人のために使いなさい」というのが父の教えだったんです。
それで「そんなに困っているんだったら、うちで雇えばいいんじゃないの?」と言いました。
頑張っている若者を地元で支えるのは当然でしょう。
だから実は会う前から雇用することは決めていたんです。

初めて会った時のことはよく覚えています。
彼女は真剣な目つきでこう聞いてきたんです。
「先生、スケートのこと知ってますか?」と。
きっとスケートはよく知らないけれど、おカネなら出すよというような人のもとでは働きたくないと思っていたんでしょうね。
スケートに対して凛とした姿勢を守っていてかっこいいなと感じ入り、すぐに好きになってしまいました。皆さんは私が小平を「支えている」と言うけど、支えている覚えなんか全くない。職員として雇用しただけです。
もちろん今回の金メダルについては「幸せな瞬間に立ち会わせてくれてありがとう」と伝えたいですね


いい話ですね。月曜日夜10時からの放送を楽しみにしています。

ブログ管理人のホームページ
団塊世代の海外ロングステイと定年後の過ごし方


posted by 西沢 at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック