ジオパークとは、
「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、
「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいいます。
ジオパークでは、まずそのジオパークの見どころとなる場所を「ジオサイト」に指定して、多くの人が将来にわたって地域の魅力を知り、利用できるよう保護を行います。
その上で、これらのジオサイトを教育やジオツアーなどの観光活動などに活かし、地域を元気にする活動や、そこに住む人たちに地域の素晴らしさを知ってもらう活動をとおして、地域振興につなげていきます。
現在日本には、日本ジオパーク委員会が認定した「日本ジオパーク」が44地域あります(2018年9月現在)。その内、9地域がユネスコ世界ジオパークにも認定されています。
洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟県)、山陰海岸(鳥取、兵庫、京都)、室戸(高知県)、島原半島(長崎県)、隠岐(島根県)、阿蘇(熊本県)、アポイ岳(北海道)、伊豆半島(静岡県)の9地域です。
JR東日本 大人の休日クラブ 吉永小百合のCMの地を訪ねる

伊豆東海岸の宿、首都圏からの交通費、二泊三日の朝・夕食込、二人で49,000円
伊豆半島で一番大きな、海岸に面した露天風呂、海鮮懐石とハーフブッフェの食事
伊豆への足は特急踊り子、最寄駅「大船」からの乗・下車で、熱川まで2時間を切るロケーションです。確かに、安く、悪くはないのですが、日程が問題なのです。
HQ社のこの手の激安パックの欠点は、行き・帰りの列車、航空機の時間帯を選択出来ないことです。「体に優しい、ゆっくり出発、早めのお帰り」が謳い文句です。
今回の場合、行きは大船12:37乗車、熱川着14:20下車、帰りは熱川13:20、大船着15:13分
つまり、宿のチッエクイン・チェックアウトタイムとほぼ連動しており、2泊3日と云っても、実際に動けるのは中日の2日目だけなのです。
一度、大手旅行社の旅の企画、仕込みを担当していた友人に聞いたことがあります。
このような、シニア層をターゲットとした温泉宿中心の企画の場合、自由な時間或いは空く時間をなるべく少ないか造「らない時間配分のほうが、グループ旅行に旅慣れたシニア高齢層には好評だと云うのです。
ホテルにも良いし、JRも航空会社も一番利用客の少ない時間帯を使ってくれるこのような企画にたいしてかなり思い切った値段を提示してくれる、と、語っていました。
湘南に住む人間にとって、熱海・伊東までは、ちょつと足を延ばして行く近郊の感覚です。
わざわざ、特急踊り子の指定席を使うほどの距離、場所でもないのです。
それならば、2泊3日をフルに動くのでしたら、HQ社のトレイン・ホテルパックを使わずに、自分たちの時間ペースで、このHQのパンフレツトにあるホテルを手配すると幾らになるか、電卓を弾くと、二人で60,000をちょっと切る値段になりました。
その程度なら、個人レベルで行こうと、そのHQのホテルの予約テーブルを見ると、空き室はありませんでした。
今回の宿 伊豆熱川セタスロイヤルとは

特に、資金力・時間に余裕のある年金シニア多く集める、HQ社は他のクラツーやJ社とはと違った存在なのです。
今回2泊した、熱川の温泉ホテルは、何度も経営危機があり、今の経営は1年半前に全国125店舗を経営するブリーズベイリゾートグループにより再建されたホテルでした。
少数のフロントスタッフは日本人ですが、フロントには常駐しておらず、呼び鈴・電話で対応、その他の宿の業務は100%日本語の上手なネパール人でした。
今回の2泊の部屋は、駿河湾に面した和室、10階建ての6階です。
久しぶりの和室で面倒だなと思っていましたら、布団の上げ下げはセルフサービス、2日目の掃除はなし、タオル・アメニティの交換は、部屋の外の専用BOXに収納という徹底ぶりです。
その分、ロビーや共用スペースが充実しており、24時間コーヒー・お茶などの飲料セルフ、図書室、休憩室はリラックス出来るよう整っており、マッサージ器も、カラオケも無料、当然温泉卓球室も無料と、共有スペースだけなら、星野リゾート並みでした。
何よりもこのホテルの特徴は、熱川の最も海岸よりに立つ立地です。

私たちの滞在した三日間、全てお天気が良く、伊豆七島がはっきり眺められ、大島に至っては夜、島の灯りがはっきり手に取るように解るほどです。
部屋から見えるのは、左から 大島・利島・三宅島・式根島・神津島です。
さすがに、八丈島は見えませんでした。
そして、三日目の朝は快晴で東の空は真っ赤、茜色にそまり、大島の端から大きな太陽が上がる様子が、暖かい部屋の中からじっくりと眺められました。
この、大パノラマと、伊豆一番の大きさの露天風呂がこのホテルのメインのようで、リピーターが多いとの、スタッフの話でした。
私たちの二泊三日で、朝からフルに動けるのは二日目だけです。
一月の連休明けの伊豆のホテルが決定した段階で、カミサンは今回は、湯治、ゆっくりと過ごすのが目的なのだから、そんなに色々動かなくても・・・と云いますが、熱川は小さな温泉町で、見るような所はなく、隣駅の伊豆北川も次の駅の伊豆稲取も数年前に来て宿泊していますし、河津の桜はまだ早い、となると、下田の南、水仙で有名な爪木崎となりますが、私が
行きたいのは、ジオパークを広めた吉永小百合の撮影地を巡るのが最優先です。
それにしても、伊豆半島の交通費の高いこと

東京首都圏で電車で28分と云うと、地元大船から川崎程度で料金は480円ですからほぼ倍近い料金です。
そして、伊豆下田からジオパーク指定のジオサイトへは東海バスりようになりますが、これもまた高く、そしてバスの本数は極端に少ないのです。今回の目玉の一つ、龍宮窟へはバスで17分、450円。これまた私の住む湘南地区の神奈中の倍の値段です。
料金が高いのは仕方ないのですが、本数の少ないのは参りました。
龍宮窟の観光に要する時間は30分もあれば十分なのですが、帰りのバスまで1時間25分もあるのです。
そして、何よりも困るのはジオサイトとしての観光地であるのに、まだ観光客用の設備、お店、喫茶、食堂は一切なく唯一、あるのは公衆トイレのみ、お天気が良かったので、海岸・漁港を散歩して辛うじて時間を潰しました。
2日目、南下田のジオサイト3ヶ所を廻った二人の交通費は合計7,600円と個人旅行の宿命、結構な金額となりました。
旅の3日目、自宅に戻る日です。

ホテルのチェックアウトは10時ですから、3時間20分、何にもない熱川でどう過ごすか・・・
HQのチケツトを捨てて、西伊豆の雲見温泉近くのもう一つのジオサイト、千貫門へ行く時間はあるのですが、熱川からの交通費だけで二人で8,000円プラス、自3宅までの電車代を自己負担すると、軽く15,000円近くかかってしまうので、今回は諦めました。
どうやって、3時間半を過ごすか・・・
結局、大して興味のない「熱川バナナ・ワニ園」入場料一人1,700円と徒歩20分で行ける「イチゴ刈り農園」30分、一人1,600二人合計6,600で3時間半を過ごすことになりました。
昔、カミサンと婚前旅行で伊豆に来て以来、40年ぶりのイチゴ狩りで、ほぼ一生分の美味しい取りたてイチゴを1,600円以上の満足感を堪能しました。
最終的な費用は2泊3日、二人で込々70,000円
これだけの費用なら、クラブツーリズムのバス旅一泊2日でないかと後から調べても、こんなマニアック、伊豆ジオパークを廻りイチゴ狩りとワニ園を廻るコースは存在していませんでした。
やはり、私たちのような旅を目指すには、やはり、個人自由旅行しかないようです。
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