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2020年01月14日

断捨離を加速させる、スーツケースの処分を決行する。

私たち夫婦は、結婚以来、4回引っ越しをしてきました。
今、住んでいる鎌倉は5回目、退職して1年目に”終の棲家”となるかもしれないと、決めた家です。
これまでの引っ越しの都度、今でいう断捨離、不用品の処分をしてきました。
引っ越す度に、ほとんどの家具・家電などは処分したり、知合いに譲ってまいりました。
子供のいない、夫婦二人だけの家庭ですから、多くの家庭よりは物は少ないと思っています。
鎌倉に越して来て16年ですが、滅多にお互いの友人、兄弟は我が家に来ませんが、来た人達きまって云うにはモデルルームみたいな家、生活感がない部屋、というほど、本当に何にもない家なのですが、それでも、物は溜まっていきます。

現役時代に住んだ横浜の83平米の共同住宅には、二畳ほどの納戸があったので、そこに普段使わないものは全て収納していましたが、終の棲家の現在の家は81平米と横浜時代の家とさほど変わらない大きさなのですが、収納スペースは沢山あってもそれぞれが小さいのが難点で苦労しています。私は、元々物を持つことに執着しない性格な上、カミサンに至ってはどんどんと捨てることに何の躊躇もしない性格なので、他の家庭よりも物は極端に少ない家庭です。
しかし、年齢を重ねるとものは貯まります。
特に、今まで生きて来た思い出が染みついているものは、なかなか捨てきれません。
二人ともに旅行好きですから、写真アルバム・旅のビデオ類・旅の友人から絵葉書フォルダーなどで、私の書斎の本棚はいっぱいです。現役時代から読み続けて、捨てられない本も沢山あります。これらの本・アルバム・ビデオライブラリーは、私が齢をとって旅行にもでかけられず、自宅にいる時間が長くなったら、静かに一人、それらを眺めながら残された余生を送ろうと、残してきたものです。

しかし、解っています。
晩年、自分がが弱ってきたら過ごすのは、自宅の居心地の良い自分の城、住み慣れた書斎ではなく、無機質な病院のベットであろうことは、ほぼ確実なのです。
とても、昔の手紙や、思い出の写真、自分の歩んできた旅のビデオを見て過ごすような環境ではないでしょう。
私の理想としていた逝きかたは、名画「ゴットファザー」のような逝き方です。
故郷、南シチリア、陽光のさす自宅の庭園の椅子で、子犬をあやしながら、人知れず静かに眠るように逝く。
こんな逝き方をしたいと願っていますが・・
そして、解っていることは、カミサンは私の生きて来た証、写真も手紙類も、パソコンの中身もみーーんないらない、捨てて処分することでしょう。

現役を退職して、横浜の自宅から現在の鎌倉に引っ越すさい、カミサンは私の一番上等な背広・ネクタイを一つだけ残して全部処分し、残ったのは観光葬祭用の黒の礼服だけです。
現在でもTVCMの影響なのでしょう、二年着ていないものは、捨てると、どんどん買換え、処分しています。
彼女自身のもでなく、私の洋服もどんどんと捨ててます。
カミサンの言い草は
「シニア、齢をとったらお洒落とは云わないが、身綺麗にしないといけない」
「髪型、靴、着るものが年寄りじみてくる」

確かに、離婚・死別、別居している友人シニアは一年中どころか、数年も同じ上着、ネクタイ、ズボンでいる。
私は、ユニクロで十分と思っていますが、カミサンは、私が身に着けるものをかってにデパートで買ってきます。
値段を聞いてびっくり、とても私の衣類に感覚では買えないレベルなのです。
カミサンは、「でも貴方の買うパソコンやカメラに比べれば、一桁も二桁も違うのよ」とおっしゃいます。

そして、今回の大処分はスーツケースです。
これまで、何個スーツケースを買い替えて来たでしょう。
現役時代から退職直後のロングステイでは、航空機の重量制限にひっかかるような大きさ、重さのスーツケースだらけでした。
それが、徐々にですが、小さくなり、そして65才を機会に海外旅行を卒業してからは、国内2泊3日用の機内に持ち込めるサイズになりました。
あんなに重い、大きなハードケースのスーツケースを持って旅行していたのに、年齢を重ねるにつれ、軽いソフトなものになっていきます。
今回処分するのは、1年前に、ネットが買った国内一流メーカーのソフトタイプのものです。
たつた一年で処分するのか・・

買換えの理由は、キャスターの摩耗です。
四足の一か所だけが、極端に摩耗し引きずりにくなってしまいました。たつた一年なのですが、近年の私たちの国内旅行は、毎月以上に年に15回ほど出かけている計算で、車に乗らない私たちの場合、最寄り駅までコンクリートの坂道を15分、転がし、引っ張って歩いているので、メーカーの想定外の事態になっているのでしょ。

市のごみ処理ホームページをみると、有料の粗大ごみ扱いですが、引き取ってもらえそうです。
これに、味を占めたカミサンは益々、断捨離を加速させていくことでしょう。
しかし、不思議なことに、カミサンのワードローブのなかは、減るどころか、毎月増えていってるのですが・・・

でも、そんな事は云いません。
私が先に逝くことは確実なのですから。
posted by 西沢 at 08:39| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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