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2019年12月29日

シニアのwin7からwin10買換え、セットアップのお手伝い奮闘記

2020年1月14日に使い勝手の良かったwindows7の延長サポートが終了します。
先月、同じ町内会の81才のシニア男性から買換えの相談を受けました。
日本では、パーソナルパソコンと云えばwin95から、OSはマイクロソフトが当たり前という風潮があり、マイクロソフトの販売戦略に振り回されてきました。
セキュリティの問題や、ソフト・アプリの開発でOSを日々更新しなくてはならない事情は分かりますが、マイクロソフトの言いなりに、引っ掻き回されて来たという気持ちを、大勢の皆さんが持っています。
マイクロソフトのOSは、一つ置きに使いやすく、一つ置きに使い物にならない、というのは、私たちPCハードユーザー共通の認識です。
98は良かったが、2000MEは最低、XPは安定していたが、Vistaは最悪、win7はVistaの欠点を克服してXP並みに安定、Win8はこれまたダメで、現在のwin10ですが、クラウド重視になったので、これまでのOSと比較が難しい・・・が現在、これしかないので(マイクロソフトでは)、仕方なしに使っている、というのが日本のパーソナルコンピューターの現状です。

この81才のシニア知合いにお会いして、今使っているwin7を拝見しました。
CPUセルロン、メモリー4GMのごく一般的なパソコンで、使っているのメール・インターネットとワード・エクセルに、年賀状を書いて印刷し、時々マイピクチャ―にデジカメ画像を落とす程度の、ごく一般的な日本人シニアとしてのパソコンの使い方です。

先ず、このままwin7を使い続ける危険性についてお話しました。
インターネットを接続しなければ、何ら危険性はない旨、お話しました。
メールは受信の際に、htmlメールを拒否し、メールに書かれているリンクをクリックしなければ大丈夫。ワード・エクセルは、何ら問題はないし、写真の収納、印刷も問題ない。
自分の生活上でのPCの使い方に気をつければ新たに、win10に買い替える必要はない。

スマホを持つていますか?の問いに持っているとの返事
インターネットをみるだけなら、スマホで十分事足りる、今の若者はパソコンを持っていない子、使えない子が多いのですから、心配はありませんよ。
そしてパソコンで何をやりたいのですか?の問いに
スポーツクラブの役員や自治会・元会社のOB会の幹事をしているので、ワード・エクセル添付のメールやり取りがあり、これがないと困る、スマホではショートメールしか出来ない・・・
まあ、それは解りますが・・・

それでは、新規買換え購入しましょう。
でも、量販店に一人で行って、買うのは辞めて下さい。
なぜですか?・・・
Sさんのお話で分かりましたが、店員は、Sさんが必要としている以上の高スペックの高いものを薦めます。ハードディスクの1テラなんて必要はありません。
CPUは確かに早いものほど楽ですが、Sさんの使い方からみれば
現在のwin7と同程度のスペックで十分です。
メーカーは国産・中国製、何処も同じで、海外で組み立てられているので、拘ることはありません。国産に拘るなら、セイコーエプソン系列だったマウスコンピューターは信州諏訪で、100%、日本人の手によって組み立て、検査、出荷しているので、一番信頼できますが、パーツは海外製ですし、値段も高いです。
今のwin7はSさんが現役の頃勤めていた会社、T社で使い慣れているので、同じT社の同じくらいの仕様のものが良い。
とのアドバイスし、価格コムで調べると、やや高いけれども68,000円でした。
同じスペックならもっと安いものもあったのですが、元勤めて会社のものを推奨しておけば、後からのクレームをかわせる、という思惑もあったのですが。

Win10のセットアップはパソコン初心者では難しい。
しかも、今まで使っていたWin7からの引っ越しを81才、パソコン初心者のSさん自力で出来るかどうかは疑わしい。でも、ご近所の知り合いだからと云って、全く無料のボランティアでは、その後の色々な面倒を全て無料でやるハメに陥るのは、これまでの経験から解っているので、引っ越し・win10のセットアップを量販店に依頼したら、幾らかかるかを予め、ご案内しました。

下記がヤマダ電機公式セットアップ、サポート料金です。
https://www.yamada-denki.jp/service/totalsupport/pc-support.html

win7からwin10への引っ越しで、あまりにも沢山やらなくてはいけないことがご本人も理解され、量販店に頼むとどの位費用がかかるかをご理解したようで、Sさんは自宅に来てやっていただきたいとの申し出に、NPOボランティアセンターの登録市民活団体への公式PCサポート料金は1時間、神奈川県の最低賃金1,056円をいただくことを了承されました。

一回目
現在使っているWin7のデーターセイブをしました。
・メールはライブメールで、このアドレス帳をエクスポート。
・メールアカウントのパスワードは知らないというので、パスワードチェッカーで調べました。
・引っ越し先へ持っていくデータを外付けHDDに保存
・現在のプリンターを調べ、ドライバーをダウンロード、HDDに保存
・マクロソフトアカウント取得前の、パスワードの準備
 時間にして、1時間半の作業でした。

メーカーから新しいパソコンが届いたら、箱を開けて、付属品が全て揃っているか確認し、電源は絶対入れず、まず私にお電話下さい。セットアップ日を決めましょう。と伝え。

二回目
Win10のセットアップです。
箱にはwin10のセットアップ手順が書かれたものが入っていますが、81才のパソコン初心者では、言葉じたいが理解出来ないケースが多いのです。特に、win10でオフィスアプリを使うためには、マクロソフトアカウントを登録しないと最終的には使えないのです。
ネットでは、最初オフラインアカウントでも、セットアップが出来るように書かれていますが、オフイスを公式に使用するためには、最初からマイクロソフトアカウントを登録したほうが、早く済みます。

無事に立ち上がり、エクセル・ワードのショートカットアイコンをデスクトップに造りました。
win10の場合、スタートタスクにピン留めはメニューにありますが、デスクトップへのショートカットのメニューはありません。
これは、ある程度のパソコンユーザーなら、簡単に出来ます。
次に、メールソフトの設定です。
Sさんはライブメールを使っていましたが、今現在ライブメールは使えないのでアウトルックを使ってもらいます。予め、Sさんのメールアドレスはひとつだけでプロバイダーメールなので、設定はほぼ自動でアカウントは出来ました。

次に、ライブメールのアドレス帳のインポートです。
今まで、何回も他で同じような作業をしていましたので、5分で終わる予定でしたが、入らないのです。何が違っているのかと、その場でネット検索しても、有効な答えが有りません。
ここで、開始から3時間経過したので打ち切りして、翌日に持ち越しです。
私は、何時間でも最後までやり切る予定でしたが、81才のSさんはお疲れの様子で止めました。
この日は3時間の作業でした。

翌日三回目
前日のアドレス帳のインポートの不具合は、帰宅して調べてみました。
今までの経験は、ライブメールアドレス帳を同じくライブメールへのインポートでしたが、今回はアウトルックへのインポートです。
ネットで詳しく調べると、同じマイクロソフト、拡張子.csvは同じでも文字コードの違いで入らないことが判明、文字コードをANSIに書き換えると、スムーズにアウトルックに入りました。

次にこの日最難関、セキュリティソフトのインストールです。
このT社のパソコンはトレンドマイクロ社のウイルスバスター クラウドがプレインストールされています。
勿論、一定期間後有料、それも結構高い年間料金5,800です。
そしてなによりも、このSさんの家のネット環境では重い、遅いのが嫌で、個人用として何時も推奨しているソースネクストのセキュリティゼロを入れることにしました。

セキュリティゼロを入れるには、既に入っているトレンドマイクロ社のウイルスバスター クラウドをアンインストールしないと、他のセキュリティソフトとバッティングしてしまい、入りませんのは解っていました。
しかし、アンインストールするには、アンインストール用のアプリをダウンロード、解凍、インストールしないと抜くことは出来ないのです。
Sさんのご自宅は、鎌倉の山の中、ネット回線はケーブルテレビの光と聞いていましたが、実際のスピードはADSL並み、或いはもっと遅いようで、アンインストールするだけで、1時間以上かかりました。

続いて、ソースネクストのセキュリティゼロをインストールします。
これは、量販店で買ったのでCDからいれるので、簡単に終わると思っていましたが、最新のセキュリティ定義データのダウンロードでこれまた、1時間かかりました。
次に、プリンタードライバーのインストールと、実機の立ち上げ、印刷のテストです。
ちゃんと動作するのに、印刷文字が擦れています。
これも経験で知ってました。純正でないリサイクルインクが原因です。
毎日、何かしらの印刷をするハードユーザーならよいのですが、数か月に一度の印刷頻度ですと、リサイクルインクは固まってしまい、ノズルに詰りがでるのが原因でした。
午後1時から初めて終わったのが午後5時、4時間かかりました。

まだ、Sさんの要望は残っています。
Win10の使い方、アウトルックの使い方(送信・返信・グループ化)、エクセルが苦手で使い方を習いたいというのですが、今回はここまでにして、1週間か10日、ご自身でトライして、その時に解らなかったこと、質問したいことをメモして、後日ご連絡下さい。
と申し上げて、今回のボランティア(並みの)タスクは終了して、サポート代として10,000円いただきました。

サポート代金の10,000円は安いか、高いか?
ヤマダ電機や、他の量販店の料金は見れば一目瞭然です。
3日間で通算10時間以上、全ての要望を自宅の実機で解決するのですから。
それでも、団塊世代のオジサンの暇な時間を当てているのですから、一万円で十分なんです。
posted by 西沢 at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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