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2019年12月17日

外国籍の子供たちに日本語を教える鎌倉のボランティア団体「日本語コスモス」



毎年、12月のこの時期、10数年に亘ってホームページ支援をしている、鎌倉・横浜・湘南にお住まいの女性たちの日本語支援の団体のクリスマスを兼ねた、パーティーにお呼ばれしています。
バーティーの主役は、外国人生徒さんです。
今年は、80名ほどの国籍、年齢様々な生徒さんが、お国の料理を持ち寄って参加していました。
この団体、25年前の1994年に少数の女性有志により設立され、両親と一緒に来日し、まだ日本語がよく理解できない子供たちの日本語課外事業のサポートを支援していました。
そして、日本にくる外国人が増えるつれて、鎌倉・横浜・湘南に暮らす、欧米系の方々への支援と拡大していきました。

この団体が大きく変わったのは、現代表が50代の手習いとして、私が講師を務める「ホームページ講座」を受講して、立ち上げた10年前からです。
ホームページは、英語とこの頃から急速に増えてきた中国からの人達の為に中国語、そして平仮名だけのページを造り、問合せホームも英語に対応したものを造りました。
すると、急激に外国から問合せが増えました。
来日する方々は、事前にボランティア料金で個人的に日本語を教えてくれる団体を探してから、来日するようになっていたのです。

生徒さんが増えるにつれ、日本語を教える先生方も増えてきました。
自然に、団体設立時の女性たちが年齢を重ねていっても、若い会員が増え、やがて、スマホ時代の到来です。
そこで、若い30〜40代の若手女性たちによる、スマホ対応ホームページと、生徒さんたちとのコミュニテイの場としてのフェースブツクを立ち上げしました。
http://nihongocosmos.sakura.ne.jp/
日本に住む、外国人の情報源は、何と云ってもスマホによるものが圧倒的多数です。
このような取り組みは生徒さんに歓迎されています。

日本語コスモスが支援する生徒さんは、年々増え、国籍も変ってきています。
一時期、中国からの引き上げ孤児とそのご家族が多い時期がありました。
ご両親もまたその子供たちも日本語が解らず、住居のトラブルも多数発生したり、子供たちが学校に馴染めず、不登校になったりした時も日本語コスモスの女性たちは、日本語だけでなく、日本社会の習慣、考え方など、きめ細やかに対応しつづけました。
今回のパーティーに、その時の小学生が成長し、まだ日本語に不安な両親と一緒に参加し、大勢の参加者の前でスピーチする姿があり、古くからの先生はそのスピーチを聞いて涙ぐんでいました。

ここ数年、このつどいのパーティに多く見かけるようになったのは、ベトナムから若者です。
主に、藤沢近辺の工場で技術研修の名目で働く3年間限定の実習生の若者です。
私は、退職後何回もベトナムを旅していますので、パーティの会食の時間、大勢のベトナム実習生の皆さんとお話しました。
昔、50年前の日本では、皆さんと同じような年代の日本の若者は、実習生と云う名で、アメリカ・カリフォルニアの苺畑で、メキシコからの労働者として一緒に働いていたこと、そして、まだ経済発展途上だった日本に戻ってきた、日本人実習生の半分は、再び、アメリカ、カナダ
ブラジル・アルゼンチンへ旅だって行ったこと等を彼らに話しました。
彼らも、3年間の期限でいったんベトナムに帰国するけど、再び日本で働きたいと云います。

私は彼らに、日本の会社の面接試験は、どんなに技術や経験があっても、日本語によるコミュニケーション能力を最優先するから、まずはちゃんとした正確な日本語を覚えなさい。
ベトナムと日本の物価格差は5倍と大きいから、貯金するのは当たり前だけど、それだけではなく、日本人の友人を出来るだけ多く作りなさい。
一番良いのは、日本人の恋人をつくれば、直ぐに上達するのだけど、と付け加えました。
又、来年、このパーティーで会おうと約束して今年の「コスモスのつどい」パーテイはお開きになりました。
かれらの日本語がどれだけ上達したか、楽しみです。

パーティーが終わって担当者との間で、来年はスピーチ参加者の国・故郷をパソコン・グーグルマップを使ってプロジェクターで同時にスピーチ者の背景に映す、企画を提案しました。
グーグルマップもしかするとスピーチ者の故郷の街並みだけではなく、住んでいた家も会場の皆さんにご紹介出来るかもしれません。
その為には、言い出しっぺの私は、来年のパーティでも、元気で健康でいなくてはならないようです。
posted by 西沢 at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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