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2019年11月19日

退職後・老後の住まい、今の自宅からの引っ越しのお薦め

退職してから、よくTV番組を見るようになりました。
現役時代には、絶対に見ることがなかった土曜日、夕方6時テレ朝の「人生の楽園」を見ていると、都会から、田舎、農村へ引っ越しし、新たな生活を始める、ご夫婦が登場する番組です。
現役時代の最後の7年間は、土日、夜間が稼ぎ時の仕事がら見た見たことはなかったのです。

kama01.jpg退職を機に、現在の住まいから引っ越すのは、私たちの退職計画では織り込み済みでした。
21年間を住んだ、横須賀線・新駅前の大開発のビックプロジェクトマンションを売りました。
ちょうど、バブルが弾け、投機対象だった私の住むマンションは、競売物件が多数発生していて、売却価格は競売に引きずられて底値の状態でしたが、購入時価格の8割で、売りに出して2日売却できました。
この駅前は、まだまだ奥への開発が進んでいる地域で、不動産屋さんからは、これからまだまだ発展していくこの街を離れるのは勿体ない、と云われましたが、当初の予定どおり、引っ越ししました。

引っ越しする理由は
・確かにこの街は、これからもっと奥へと発展するでしょう。
・駅前は、大型デパート、スーパー、総合病院、行政機関、学校など全て徒歩圏に揃っています。
・JRで、東京、渋谷、新宿まで30〜40分の距離です。
・私のマンションは駅からほとんど濡れずに徒歩5分

kama05.jpg働くには良い場所、環境ですが、これから先、退職時55才の私に残された老後の人生(2003年時の日本人男性の平均余命)の23年を暮らす、過ごす場所としてベストかと考えた時、「NO」でした。駅から近すぎる、便利すぎる、新住民ばかりでまとまりがない。
現役中は、5時台に起きて、6時台後半の電車で通勤していた私は、退職後起きるのは7時半、マンションの自室の窓から見えるのは駅へと足早に向かう同年代のサラリーマンの姿、行きかうバス、車、信号の点滅、風に乗って聞こえてくる駅のアナウンス。
現役時代、普段目にしていた光景は、55才でリタイヤした元大型ビル建設の現場監督には、反って焦りになり良くないのです。

やはり、老後は晴耕雨読ではありませんが、ある程度町から距離をおいた、自然・緑溢れた環境、行きかうの足早に駅に向かうサラリーマンだけでなく、学校に向かう女子学生の姿、ランドセルを背負った子供たちの声、など、普通の街が良いのです。
出来れば、大きな公立の公園があり、歩いて10〜15分のターミナル駅に、大型ショッピングセンターが入り、その先には昔ながら商店街がある、願わくば、地域を総括する大型総合病院があればもっと良い。と考えました。

退職後の住まいを考える時、田舎暮らし、農村は全く考えませんでした。
理由は、私も、カミサンも地方出身者で、田舎暮らし、農村暮らしの功罪の点は良く解っていたからです。

現役時代の駅前マンションを売る前に、現在の集合住宅を購入しました。
JR3線、モノレール1線のターミナル駅から、ほぼ平坦な道を歩いて10分の、自然環境保護、学園地区です。
今までの大型マンションと違い52戸、5階建ての中規模マンション、二人だけの生活ですが、二人の独立した部屋が欲しいので、3LDK、80平米超にしました。
価格は、今までの住まいの売却価格プラス1,000万。引っ越し費用、新しい家具・調度品・家電で500万、すべて織り込み済み、シミレーションどおりに進みました。

ここに住む、地域の人々、行政に携わる機会が増えた時、必ず言われた言葉があります。
どうして、もっと海に近い、もっとも鎌倉・湘南と思われる地域にしなかったの?と
確かに、旅先で知り合った人や、宿帳に住まいが鎌倉と記すと、決まって「良い場所にお住まいですね」と云われます。
良い場所?ってどんな場所・・・観光地は旅するには良いかも知れませんが、概して住むには住みやすい、暮らしやすい場所ではないのです。

鎌倉は老後の生活地として住み易いか?
先週、モノレールの西鎌倉で会議がありました。
予定していた時間より1時間以上早く終わり、この日の次の打ち合わせ予定は、鎌倉市役所内で午後の1時半、このまま一度家に帰ってから再び出かけるのも億劫なので思案しながらモノレール駅に着くと、自宅方面は行ったばかり、江の島方面の電車が来たので、久しぶりに海の方面を散歩しながら、次の会議場所に向かうことにしました。

kama02.jpg久しぶり、1年ぶりに見る鎌倉・湘南の海です。
お天気も良く、海は穏やかで、光輝いていました。
11月だと云うのに、波際にはサーフボードを持った若者たちがいました。
江ノ電、海岸に沿って、市役所に向かい歩きました。
鎌倉高校踏切や、極楽寺駅には、映画・アニメの影響で多くのアジア系外国人の姿が見えます。
高徳寺の露座の大仏様まわりは、それ以上の国内からの団体客、修学旅行生が写真を撮っていました。ちょうど、お昼時で、海外沿いのレストランは行列の盛況ぶりでした。
私も、少しお腹がすいていたので、外のメニューを見て、やめました。全くの観光地価格、とんでもない値段だらけです。

この江の島から逗子に抜ける国道の山側に多くの、そして大規模な宅地開発を進められた経過があり、沢山の住んでいる人に人に言わせると高級自由宅街が広がっています。
この住宅街にお住まいのシニアを沢山知っています。

ここの暮らしは住み易いか?の問いに
現役時代は良かったが、退職し、歳を重ねて行くにつれ、住みにくくなっている。
海が見える生活をしたかったが、今はどうでも良い、塩害が気になる。
何処へ行くにも、車が必要、道路は年中混んでいるし、東京に行くのに、江ノ電の駅まで家族に送ってもらわねばならない。
近所には、住民自主協定でコンビニもお店もない。
子供たちは、誰もここに住もうとは言わない。
40年近く暮らしていても、ご近所付き合いはうわべだけ。
大船や横浜のマンションに越したいが、今の不動産価格状況では、かなりのマイナス出費となる。

確かに今、鎌倉では高級と云われる住宅街ほど、高齢化がすすんでおり、空き家がどんどん増えています。

定年後、退職後の理想の住まいとは?
私が2003年、退職と同時に「定年後の過ごし方」をメインテーマにした団塊世代向けのサイトを立ち上げた時
http://www.tt.em-net.ne.jp/~soy7686/life.html
副題として「青い鳥をさがして」と名付けました。
理想の住まいとは・・・、その時々、年齢や健康、家族構成とともに変わっていくものだと、退職16年が経過して分かってきています。
posted by 西沢 at 08:45| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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