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2019年09月28日

遅まきながら知った、公的年金システム 自分が掛けた分ではなく、現役世代からの仕送りだった

朝日土曜版の読者とつくるアンケートの先週のテーマは「老後の貯蓄していますか?」でした。
例の2000万円問題もあって、このような企画記事・アンケートは盛況のようです。
しかし、良く読んでみると、関心のある世代間ギャップが浮き彫りにされています。

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回答者数1683人の内訳は、中高年が圧倒的に多く、10〜30代は3%しかいません。
考えられる一番の理由は、新聞を読んでいないこと。
私たちの世代では、通勤電車の中では、朝は新聞、夕方は週刊誌、夜文庫本でしたが、今の若い世代はスマホなのですから、納得します。
それ以上に、今の若い世代は、将来自分たちが貰えるかどうなるか解らない老齢年金のことに関心がないのでしょう。

私たちの世代の公的年金に対する考え方は、「世の中、景気がどうなろうと、支払った元手分ぐらいは、多少の利子がついて、戻ってくるだろう・・・払わないとゼロになるかもしれないから年金掛け金は払っておこう」でした。
しかし、退職後、同じ団塊世代との交流掲示板で指摘され、初めて、現代の日本の年金システムを理解したと云うお粗末さです。
私たちが現在貰っている老齢年金は、現役時代に支払って掛け金の分を貰っているのではなく、今、現役世代が支払っている掛け金から貰っている。
つまり、若い、現役世代からの仕送りなんです。
そんなことも知らないで、年金・退職・シニア・団塊世代向けのサイトを運営していたのです。

アンケート欄では、老後資金として必要と思う金額と、目標額への達成度を聞いています。



政府が6月にまとめた報告書による夫65才以上、妻が60歳以上の無職の夫婦が、30年間生きていく場合、年金収入だけでは足りず、約2000万円の蓄えが必要しているのを反映しているように、中央値は2000〜3000万円に位置しています。
そして、達成度も現代の日本の労働・格差社会を的確に表すように、二分化しています。
1/3は既達成している・・・は
きっと回答者多数の70〜90代の方々で、達成しそうにないもと答えた1/3の方々は40〜60代の方々なのでしょう。

アンケートはこれらの資金の貯め方について聞いています。

老後の貯蓄を増やす方法は?
生活費や光熱費を節約         826人
老後も働き続ける            720人
健康管理を心掛けて医療費を抑える 694
外食を控える           601
旅行やレジャーの出費を抑える   480
携帯電話などの通信費を節約する  446
趣味・嗜好品の出費を抑える    406
退職金をあてる         393
自動車を持たない        345
金融商品の利回り        296

これらの回答も多分、60代後半から90代の方々の回答なのではないでしょうか?
現役世代の方の言い分は
「こんなチマチマとした節約だけでは、老後資金の2〜3000万は絶対貯まらない」
「今の年金受給世代とは違って子供の教育費が大きい」
「高金利時代のただ銀行に預けておくだけで良かったのと時代が違う」

これらの増やす方法を見ていて私も思いました。
これらの回答は、増やすのではなく減らさない、日本人の典型的美徳経済哲学なのでしよう。
これら回答を全てを普段からやって行くのですか?
何が楽しみの人生なのですか?
最後の退職金を充てる・・・に世代を感じました。

では、貴方ならどうするの?の問いには
 チマチマと節約するより、
 不安全・不確実な投資をするより、
 「稼ぐに追いつく貧乏なし」です。
 夫婦二人でもっと働けば良いのです。
 もっと給与の良い仕事につくか、ダブルワークするか、起業するか。
 その上で、不必要な経費を少なくする。
お金の使い方にメリハリ・強弱をつけないと長続きしない、まらない人生になってしまいます。
少なくとも、一年に一度は夫婦二人で決算書を造り、相互確認することから始めて下さい。


posted by 西沢 at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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