
行きたい所リストを造りました。
そのなかの上位に、今回の日本一と云われています
では何故、行きたい所リスト作成から6年も経ってしまったのかと云いますと、私たちの旅行スタイルは海外も含めて個人旅行に拘っていたからです。
桜や紅葉のように、最シーズンと云ってもピークを挟んで前後5日間ぐらいはありますから、個人手配レベルでもなんとか足と宿はなるのですが、花火やお祭りとなると特別です。
たった1日か2日しかなく、観光客がその日に集中するので、個人の力で足と宿を抑えるのは至難の業です。
昨年の「秩父の火祭り」のように、都心から近く、足の便や、宿が比較的良いケースは、個人旅行でも十分なのですが、「地方の花火」となると、もう大手旅行会社の団体パックを頼るしかありません。
今年の南東北の桜紀行で、初めて大手旅行会社の団体パックを経験し、何処かで片目を瞑っていれば、これはこれで便利に使えるものと理解しました。
阪急の「長岡の花火ツァー」募集は春の3月末からでした。

二人で、68,000円でした。
私たちの国内一泊二日の個人旅行予算からすると、かなり高いのは、仕方ないと思いましたが、三月の末に申し込みました。
一週間前にネットでとどいた旅程表を見てびつくりです。
私たちが乗る新幹線は、阪急交通社一社がチャーターした1編成10両全て、阪急のお客さんなのです。東京駅に来ていた社員に聞くと、この団体専用列車でも間に合わず、多くのグループは長岡手前の越後湯沢や上毛高原下車で長岡に向かったり、或いは北陸新幹線廻りで、バスで長岡に向かうグループもあるそうではした。
先ずは長岡下車で寺泊へ向かいました。

申し込んだ3月の時点ではなかった当日観光です。
理由は、花火会場への時間調整です。
新幹線をチャーターした為に、会場入場時間3時前は何処かで時間つぶしが必要で、私たちの場合予定になかった、日本海のアメ横、寺泊の市場でのお買い物でした。
花火会場入りは打ち上げの2時間半まえの17時でした。

私たち阪急1号車グループは会場の信濃川左岸のマス席です。
マス席とは、河原に青いシートが敷かれた上に、テープで区切られた6人用の場所です。
花火が上がって解ったのですが、かなり良い席のようです。
上空に上がった花火は私たちの席では首を上げて見上げる、迫力のある特等席なのです。
しかし撮影には向いていませんでした。

長岡の花火で一番有名なフェニックスは、土手の端から端までのナイヤガラと5分も続く大スターマインの連続を同じアングルに捉えるには、もっと後方の土手の上に、三脚を立てて撮影しないと同じ一枚の写真になりません。
やはり、これも昨年の秩父の火祭りで経験しましたように、初めての、初心者では無理で、何度も足を運ばないと、良い絵は撮れません。
9時15分に花火は終わり、今晩の宿に向かいます。

かかりました。そして驚くべきは、団体用駐車場から出るだけで45分かかったのです。
驚くべき数の大型団体バスがいっせいに出口に殺到し、収集がつかずあたかも、一時期のバンコクの大渋滞の様相でした。
結局、津南のホテルに到着したのは、夜中の1時を回っていました。
2日目は津南町周辺の一般観光です。

帰りは上毛高原駅から

私たちは、事前の昼食の注文はせずにすぐ隣にある、鉄道ファン必見の駅「土合」に向かいました。あの、モグラ駅として有名な上越線の駅です。
昨年この駅前を通過する路線バスでこの場所が解っていましたので、1時間の昼食タイムにこのモグラ駅480段の階段下の下りホームを目指しました。しかし、シニア夫婦の二人では、この階段を見た瞬間、この時間内に下ってまた昇って、ツアーバスに戻れる自信は喪失し途中まで引き返しました。
ともかく団体ツァーは疲れる

事前に用意した、ハンディー扇風機はつけつぱなしで、バッテリーが無くなるほどでした。
考えてみるに、総じて団体パックツァーは欲張りすぎです。
色々な観光地を効率よく、お客さんに楽しんでもらうおうは解りますが・・・
バスは走りっぱなし、観光地に着くと時間が指定されてしまいます。
遅れて戻つてくるグループはいつも同じメンバー。
時間・廻る場所・宿のコストパフォーマンスは良いかもしれませんが、旅慣れたシニアはやはり
多少の経費、時間のロスはあっても、個人自由旅行が一番と再認識した今回の旅でした。
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