そのことを物語るように、現役世代には個人型確定拠出年金「iDECo(イデコ)」や少額投資非課税制度「つみたてNISA(ニーサ)」などの税制優遇をして、自分でじぶんの将来の老後に備えなさい、と云っています。
投資は投機と違って、長期間を見据えた視野が必要です。
投資期間は最低10年です。
(※故に、65才サラリーマン退職者には、投資は薦められないと私は云い続けていますが)
投資の方法として、1年目に一度に投資する一括投資の場合と、毎年一回同額づつ買い続ける積み立て投資とあります。後者が少額投資非課税制度「つみたてNISA(ニーサ)」です。
一括投資の積み立て投資の例
円対ドル相場が用例です。
一括投資の場合
1年目 1ドル100円の時に100万円投資して1万ドル買います。
10年後 1ドル120円なら120万円で20万の利益から為替手数料往復4万円(買いと売り時合計2%)を引いた16万が純損益です。実際の為替相場の場合は、10年と云うような長期投資ではなく、短期の売買、投機と読んだほうが正しいでしょう。
積み立て投資の仕組み
1年目 1ドル100円の時に10万円分、1000ドル買います。
2年目 1ドル80円の時に10万円分、1250ドル買います。
3年目 1ドル90円の時に10万円分、1110ドル買います。
4年目 1ドル110円の時に10万円分、900ドル買います。
5年目 1ドル120円の時に10万円分、830ドル買います。
6年目 1ドル100円の時に10万円分、1000ドル買います。ここまで60万円、6,090ドル
以降省略
10年間の積み立て投資額は日本円100万円です。その時の対ドル日本円の相場次第です。
つまり、定額で安い時に多くの量を買い、高い時には少ない量しか買わない。投資額を固定させるのが、リスクを少なくし、一定の利益を確保する手段です。
ここで、10年間の対ドル積み立て投資の例を紹介しましたが、現実的には変動幅の少ない為替は、積み立て投資に向きません。基本的には選択すべきは世界の株式投信です。
積み立て投資は、長期投資が前提です。
少なくても10年は続けて下さい。
そして下落している時に積み立てをやめてはいけません。
相場下落時には評価損が大きくなり、不安になりますが、評価損であり実損、確定損ではありません。相場下落時は、今までの法則通り一定額の買いの時期です。
その後長期的にみれば、相場上昇し、大きな成果になることもあります。
老後資金作りの投資はあくまでも第四の手段です。
1番目は、しっかりと生き甲斐が持てる、ある程度のを収入保障されてる仕事に就くこと。
2番目は、基本的な考え方、生き方を共有できる伴侶を得て、健全な家庭を築くこと。
3番目は、月々の給与の範囲内で生活し、賞与、臨時ボーナスなどの7割は貯蓄・投資に向ける
4番目は、長期投資のルール造りを明確に自分に課し、一時的な上昇・下落に動じないこと。
5番目は、目標金額に達したら、例え相場が上昇傾向であっても、手仕舞いする勇気が必要。
6番目は、投資を終えて、消費の生活(年金リタイヤライフ)に入ったら、昔の投資成功は忘れる
私たちはこの鉄則を守って9桁に達した時に退職に至りました。
私55才とカミサン53でした。
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