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2018年11月14日

高齢者は部屋を借りられないのか、これからもっと増加する「終の棲家」問題

新聞紙上である投稿に対しての反響が現在論点となっているようです。
80才の一人暮らしの女性の投稿がきっかけです。
夫を亡くし、一人暮らしになった女性は、少々広い戸建てを売り払い、娘夫婦が住む近くの賃貸物件を探すのですが・・・・
高齢・一人暮らしを理由に断られ続けている、趣旨の投稿について、
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リスクを考えると貸せないと云う貸側の投稿が多くあったそうです。
・家主が住居を貸すのは「営業」の為である。
・店子といえば子も同然は、今は通用しない。
・家賃滞納リスクは若い世代よりも低いが、病気・死亡の確率が高い
・部屋で亡くなると、次の賃貸に大きく影響する。
・公的な見守りをする組織の補償がないと貸せない 
等々ありました。

私たちの場合
現在、鎌倉の80平米超のマンションに住んでいます。
最寄り駅から徒歩9分※不動産公式表示・・・・確かに越して来た当時、15年前は駅まで9分で楽勝でした。
それも成田空港に行く為にスーツケースを引っ張っての時間でしたが、最近は、乗る電車の時刻の15分前には家を出ています。そして、当初感じていなかった駅までの坂道は、古稀を迎えた今少しの傾斜を感じています。
自室のベランダの前は公園で部屋から、まわりの谷戸の自然や、子供たちの遊ぶ声が聞こえます。買い物は、湘南のアメ横と云われる庶民的な駅前商店街、徒歩10分の大型ショッピングモール、徒歩数分の地元スーパー・コンビニで十分満足しています。
医療関係は、徒歩12分に大型地域基幹総合病院があります。
行政関係の支所・図書館・公民館も徒歩10分以内にあります。
生活便利な環境の上、廻りは男子進学校・キリスト教系女子高がある文教地区でもあり、かなり満足しています。

しかし、私たち二人の間では、将来的にはここを売り払って、何処か2LDKの中古マンションに買い替えるか或いは少し広めの賃貸を考えてます。
理由は、これからのどんどんと出てくる老後の病気と逝き方を考えたからです。

今年、実家の兄(72)・妻の母親(92)を見送って自分たちの終の棲家について、改めて考えています。実兄はがん宣告後、地元の姉と兄が介護保険の手続きや、訪問看護の手配などを行い、死後の葬式、アパートの引き払いまで全てやってくれました。同じ地元に住む肉親・兄弟だから出来たことです。
妻の母親は、先月おくりました。妻の妹夫婦が同居しており、認知症気味で何度もの入退院の繰り返しの生活を2年ほどで逝きました。

この二人の闘病生活、介護生活、逝き方を見ていたカミサンは、私が逝った後の生活に大きな不安を抱きました。
私が逝った後のカミサン一人での老後生活資金のメドは、30年間分は確保しています。
経済的な問題はクリアしていても、一人暮らしで、母親と同じように、軽い認知症になったり、ガン宣告されたりした時私の世話は誰が見てくれるの?
介護保険・行政の支援、介護保険・・・でも肉親のような訳にはいかない。
基本的には、これらの支援をあてにするけど、やはり血のつながった肉親・親族となるのが日本社会だから。

そこで、何時かはここを引き払い、かなりの現金・預金を持って、甥っ子・姪っ子のいる地方都市に賃貸物件を借りようと考えました。
この齢で新しく物件を買う必要はない、現金を持つ方が、子供のいない夫婦は自分たちが頼りにする、肉親甥っ子・姪っ子のためになる、(金で親族の世話をあてにするのか・・?、と問われるかもしれませんが、ないよりは随分マシです。)
と考えていたのですが、この投稿記事を見て、考え方を変えなくてはいけないのかな、と考えるようになりました。

日本では、最終的には「自己責任」が常に付きまといます。
建前は、国家、行政、社会保険、地域共同体でしょうが、やはり肉親・自己責任。
そして頼れるのは、資金力・・・となる現実でしょうか。
posted by 西沢 at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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