
テニスコートより狭く、ダブルスで、ジュニアサイズの軽く短いラケットでプレーするので体力に自信が ない方にも充分楽しんでいただけます。
ネットの高さは90cmと低く、サーブやスマッシュ等が自由自在です。
ルールは軟式テニスとほぼ同じで、ボールはスポンジ製で安全に楽しめます。
ラケットはジュニア用を使い、短いので 手のひら感覚で打てますので、失敗が少なくラリーが続き、ゲームが盛り上がります。 室内の小さなスペースで楽しめる、テニス経験がなくても、誰でもが簡単に、初日からプレーできる手軽な スポーツです。
ラケットテニスは1970年にスェーデンで開発されました。
これにより子供が気軽・簡単にテニスを楽しむことが出来、スェーデンがテニス王国になる大きな貢献を果たしました。 鎌倉ではラケットテニスと呼ばれていますが、現在の日本ではスポンジテニス・ミニテニス・ショートテニスなど色々な名前で 呼ばれており、シニアのリクレーションスポーツばかりではなく、各地で大会が開かれるようになっています。
退職して鎌倉に居を移してから、このようなレジャースポーツの存在を知り、お仲間に加えていただき、もう15年になります。
メンバーは14名、平均年齢は推測75.5才、最高年齢84才の後期高齢者と呼ばれる方々です。
週に一回、2時間はバドミントンコートの広さでのダブルスですから、ちょうど良い運動量なのです。皆さん、基本的には仲良く、勝ち負けよりも、ボールを追いかけて汗を流し、心地よい2時間を過ごすことを目的としている、ハズなのですが?
以前、TVのニュースでシニア、老人のスポーツと位置付けられている「ゲートボール」の試合中のいざこざで、シニア男性の傷害・殺人事件がありました。
そもそも、「ゲートボール」と云うスポーツは、2チームに分かれて、木製ボールを順にゲートを通すゲームなのですが、試合の戦略となると、如何に相手のボールの邪魔な位置に自分のボールを置くかと云う、カーリングと似たゲームで、別名意地悪ゲームとも呼ばれているゲームです。
このゲームのなかで、特に目立つのが、年齢的に我慢できない、譲り合うことが出来ない、自己中心の超わがままシニア老人同志のトラブルです。
普通なら、言葉に寄る暴言や喧嘩を避けて、我関せずと避けるのでしょうが、これまでの不満が爆発して、傷害・殺人となってしまったようです。

自分の意見が絶対だと思っているタイプで、自分の意見が通らないとキレるのです。
この15年間、メンバーの出入りは多かったです。以前は25名いたメンバーが次々に辞めていくので、外でお話を聞くと、あのおじいさんKさんが怖い、一緒にやってられない、という方が実に多かったのです。
営利団体でも、法人でもない、月会費1,000円の仲良しスポーツクラブなのですが、定款・規約・連絡簿・決算会計と会社並みの書類要求をしますが、自分では何もしません。
試合中のボールのインアウト判定に至っては、絶対に譲らず、メンバーきもう、諦めています。
昨日、私はついにこのわがままシニア爺さんとぶつかりました。
この日のメンバーは12名、二コート6名づづに分かれてダブルスのスタートしました。
試合内容な、メンバーの力量によつて、この2コートが同時に終わることはなく、相手のコートの試合が終わるの待つのは、一般的常識なのですが、このわがままシニア爺いは、自分のコートが終わると、隣のコートが終わってないのに、途中でもきりの良い所で止めろと言い張るのです。
この日も早く終わったチームに属していたこのわがままシニア爺さんは、他のコートに向かって、こっちは終わったのだからいい加減にやめろ、と云いだしました。
いつもの事ですから、大人しい女性中心のチームはまた云いだしたと、区切りの良い所でやめたのですが、6人入れ替わりの3ゲームセットの試合ですから、約1時間かかっていますから、サブリーダー的役割の私は、皆に10分間、給水休憩を宣言したのですが、既に終わっていたこのわがままシニア爺いは、俺たちはもう十分休んだのだから、さあ、始めようと云いだしました。
私は、勝ち負け優先のゲームではなく、平均年齢後期高齢者のスポーツなのだから、ゆっくり休んで、楽しくやろうと云うと大キレして、大人しい女性をコートに引っ張りだしてくるのです。
私も、この6人チームの一員でした。
私は、「高齢者のスポーツは体力・安全の事を考えると10分間、休むべき」と云っても激高して聞く耳を持ちません。「俺は疲れていない、高齢者と云っても体力はある」と云うのです。
それでは、私は抜けるから5人で試合を続けて下さい。
私は、自分の仕事の合間を縫って、メンバーが足りないと迷惑かけるとおもうので、来ているだけです、と言い残して帰ってきました。
来週から行くのをよそうかな。
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