CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2018年09月27日

ホームページwebプログラムに挑戦する三人の70代のシニア女性

退職後、鎌倉の市民活動団体を支援するNPO団体に所属して15年になります。
現役時代から、自分の趣味の写真・動画・旅行などをネット上で、公開・情報を伝える為に、web言語を独学で習得していましたが、退職を機に情報処理専門学校に入学して、新たにアカデミックに学び直しました。
そのスキルが生かせる場を地元のNPOに求めて、これまでやってきました。

women2.jpg2003年当時、自分たちの団体の活動を伝え、紹介するホームページを持っている市民活動団体は少なく、自分たちのサイトが欲しいと云う需要は徐々に増えていました。
インターネットの普及は、日進月歩で凄まじいスピードで進化し続けている時で、ホームページもようやく専門のweb言語を知らなくても作成出来るソフトも普及し始め、個人用のホームページビルダーなどのソフトも一般化してきた時代です。
しかし、ソフトを使ってのホームページには限界があることは当時から解っていました。

そこで、中間支援NPOとして、センターに登録している団体に限定して、安い費用で、本格的なホームページを自分のこだわり、デザインで作成する講座を開設し、初年度は12団体が受講しました。やがて、誰でもが、自分の意見・情報をネットを通じて発信できる時代の到来です。
何も、難しいhtml・CSS・javascriptが書けなくても、簡単に発信できるネットサービスが次々に登場します。

ブログ・ツイッター・ユーチューブ・フェースブック・インスタ等々です。
これらは、瞬時に情報を公開、伝達できますが、市民活動団体の活動、履歴、アーカイブなどを、系統的データーとして、表示するにはページ構造的に無理があり、団体・組織・法人としては、やはりホームぺージと云う認識を各団体が認識するようになります。
ホームページを必要とするようになった団体の一つの理由が「助成金」の申請です。
昔と違って、現代の企業は社会貢献活動の一環として、社会的活動するボランティア団体に積極的に「助成金」を援助しています。
これらの助成金を受ける為には、申請するのですが、書類審査の段階で必要とされるのが、その組織のホームページです。如何に情報公開がされているか、一般市民がその団体を知ることが出来るか?が重要な審査の一因となっております。
つまり、ホームページのない団体は、この時点でかなりマイナスポイントとなるのです。

そこで、ホームページを造ろうとする時に、色々な選択肢を見出します。
1,外部制作会社に頼む方法
 本格的なサイトを造るには、料金はピンからキリまであり、最低なら5ページで10万以下で
 造ってくれる会社は幾らでもありますが、問題は、随時、最新情報に更新する費用です。
 web制作会社は、初期費用を安くして更新・メンテナンス費用で成り立っているので、
 毎月かなりの費用が発生します。
2,組織内部で造る方法
 会員のなかでパソコンが出来るを選抜して造ろうと試みます。
 近年、web言語が書けなくてもオンラインで造るソフトが沢山出回っています。
 ワードプレス・Jimdo・Wixなどです。
 簡単と云われていますが、だだ単にパソコンが出来るレベル(ワード・エクセルが出来る
 程度)ではやはりハードルは高い
 上、あくまでもテンプレートを使ってのホームページなので、拘ったデザイン、細かい
 設定には苦労します。

 一番簡単、安く、拘って造るには、html手書きで造るのが一番である。これはweb作成者
 共通の認識です。

今年、秋のNPOセンターweb講座にある団体から参加申し込みがありました。
正式受講前に、その団体の参加希望者の面接をしました。
私と同じ世代の女性です。一度パソコンを持ってきていただき、パソコンの操作を確認させていただきました。
辛うじて、ワードで年賀状を造り、メールで出来るレベルでした。
私たちのweb講座を受講するには、かなり難があると判断したのですが、何よりも、自分たちの団体のホームページを造り、鎌倉市民に情報を発信したい、と云う意欲は感じ取れました。

この団体に一つの提案をしました。
色々な団体のパソコンスキルが異なる複数の方が参加する講座では無理であるが、貴方の団体の方が三名以上が受講するのなら、単独講座として開講しましょう。と。
そして、何もホームページでなくても、情報伝達の手段はある、ブログでも、SNSでもとりあえず良いのでは、と付け加えました。
最終的に、この団体は三名の参加者を集め、ブログではなく、html手書きのよる本格的なホームページを目指すことになりました。

women.jpg講座が始まって・・・
三名とも、私よりちょっと上の世代の社会意識の強い女性達です。
最初の印象は・・・これはかなり手強い、今までのwe講座参加者なかで最強レベル。
参加者のうち二人は
1,半角英数が打てない
 ローマ字入力ですから、英数字・記号を全て全角で打つ、これではプログラムが書けない。
 ハイフンも山カッコ< >もイコール=も打てない
2,必要なソフトをインストールできない
3,コピー・ペースト・ショートカットが出来ない
果たして、3時間ヒトコマ×12回のhtml基礎講座が終了できるのか?

二回目の講座で、お二人の方がちょっと私たちでは無理かも知れない、ホームページではなく、この際ブログでも良いかも・・とおっしゃいました。
すると、もう一人の方が
「いいえ、私は続けます。」
「私の人生でやり残したことを、この絶好の機会ですから必ずついていきます」
彼女はこの団体の機関紙の編集を担当している方で、三人のなかではパソコンスキルが一番上と見受けられる方です。
過去に、十数年このような講座を担当してきて、初めて聞く言葉でした。

そうなんだ、60の手習いでなくて70の手習いでも、自分たちのサイトを自分たちの手で、自分たちのデザインでゼロから作り上げる、その意欲・意思が一番大切なんだ、と改めて思いました。

何が何でも、絶対やってやろうじゃないか!
彼女たちの意欲に応えたホームページを造ろうじゃないか!
今年の12月末に基礎的なページが完成する予定です。
そして、来年3か月かけて、CSSを駆使してデザイン的に、javascriptを使ってより動的な、モダンなセンスの良い読みやすい、サイトを作り上げようではではないか。

でも、スマホ対応はしません。とてもこの短時間では無理ですから。
私が勝手にやれば、スマホ対応も出来るのですが、それでは、今後彼女たちが継続・更新出来ません。それでは、中間支援NPOの講座ではなくなるからです。
出来上がった時に再度、このブログでお知らせします。
楽しみにしていてください。
posted by 西沢 at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック