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2018年05月17日

50代が考える定年退職後の海外生活のイメージとは?

最近、ご意見・問い合わせフォームからの相談 メールが増えています。
特徴としては、私と同じ世代(団塊世代)からのメールは減ってきており、増えているのは定年までは10年以上あるであろう50代の女性(推測シングル)です。

定年まで5〜10年前、今までは夢や願望だったものが、現実問題として自分の使えるお金と相談しなくてはならない時期になってくるのです。
そして、夢は。
long-img.jpg・年間を通して暖かい国
・自然あふれる美しい海
・生活物価、不動産価格の安い
・安全で衛生的な
・友好的地元な人々とのふれあいのがある
「退職後は日本を離れて、年金の範囲内で、年間を通じてTシャツだけで暮らせる気候の良い場所に住み、 時々、日本へ帰る、そんな生活をしたい。」何処が良いでしょうか?と云うのが、一般的な質問です。

質問してくる方には少し酷くかも知れませんが、退職後に理想の場所で生活している自分自身のイメージは、
・今現在の年齢50代そのままではありませんか?
・肌も若く、3日連続の深夜残業でも何とか持ちこたえる
・周りには、家族・友人がおり
・必要なものは、お金さえあれば直ぐに手に入る
そんな今の自分自身を、老後の海外の生活イメージジグゾーのピースのひとつとして、当て嵌めていませんか?
私たちは還暦を過ぎ、現実に体力が衰えてきているのを実感もし、海外で生活する不便さ、手元のお金が 確実に減っていくある種の恐怖を知ってきましたから、50代のリタイヤ前の世代に、海外ロングテイ、海外 年金生活ってそんなに甘くないんだよ、
と云えるのですが。
しかし一度膨らんだ夢は、私たち世代のアドバイス程度では、そんなに簡単には萎みません。
インターネット全盛時代、そんなことは解っているハズです。 後は、実際に経験するしかないのです。

私はこれらの質問・相談メールに対して、必ずお伝えすることがあります。
bali2.jpg
1,旅行会社に頼らずに自分自身で、エァーもホテルも観光も手配し、移動せずに、その町を 歩き、買い物し、生活しているイメージを想像して見る、これを最低3回経験し、その後初めて 住いについて考える。

2,定年後の海外年金生活の予算のなかに、日本に残してきた家、生活の経費を忘れずに 計上して下さい。
・固定資産税、市民税などの税金
・光熱費、NHK、電気、ガス、水道、電話などの基本料金
・インターネット、スポーツ、趣味のクラブの会費など
現地生活費のかなりの部分に食い込んでいくのが解ると思います。

そして3番目、最も重要なのは
今、稼げるときにしっかりと稼いで、貯めて下さい。
老後の海外生活の色々な問題・悩みの70% は、資金力で解決できます。そして解決出来ない後の30%は愛と人間同士の繋がり、そして健康 と伝えています。
posted by 西沢 at 08:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外ロングステイ
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