しかし、60歳で運転免許を、65歳でパスポートを、70歳で自転車を捨てるようになると、自分の足と公共交通機関で動く範囲、場所に目が行くようになってきました。
早期退職した55歳で越してきた鎌倉の終の棲家は、神奈川県立フラワーセンターが徒歩10分の場所にあるものの、「富士山とお花」は誰でも撮れるとばかり、レンズの対象先は常に、動くもの、人物やらお祭りやらが対象となってきていましたが、後期高齢者といわれる年齢になり、はじめて身近にある、動かない花にレンズを向けるようになりました。
特に花の撮影には季節感を感じます
後期高齢者となって、すこしづつですが前を向くのではなく、過去を振り返るようになってきており、季節が変わる度にこの時期、何処でどんな花を撮影したかを振り返ったり、そろそろ、あの場所であんな風景を撮ったなと思い出されます。
花・自然といえば圧倒的に「春の桜」と「秋の紅葉」ですが、最近はもっと足元の小さな花に目が行くようなってきています。
6月、梅雨の季節ともなると、鎌倉では「紫陽花」の季節です。
5月には、今や紫陽花と云えば華やかな大輪の「西洋紫陽花」が各家庭、庭園でも主流となっていますが、西洋アジサイとは、日本原産の「ガクアジサイ」がヨーロッパに渡り、品種改良されて日本に逆輸入されたアジサイの総称です。別名「ハイドランジア」とも呼ばれます。
日本のアジサイよりも花房が大きく、花色が鮮やかで華やかなのが特徴です
鎌倉ではこの古くからある「ガクアジサイ」同好会の品種展覧会が、地元鎌倉のフラワーセンターで開催されています。
鎌倉額紫陽花同好会動画で紹介しています。
同じ時期、この季節のお花の定番は「花菖蒲」です。
花菖蒲は確かに暇人・素人・写真愛好家にとって願ってもない、美しい被写体なのです。
関東各地に花菖蒲の名所は沢山あります。
東京では、葛飾区の「堀切菖蒲園」や「水元公園」、文京区の「小石川後楽園」、足立区の「しょうぶ沼公園」、江東区の「清澄庭園」が東京五大花菖蒲名所と云われています。
大都会の東京まで行くのは面倒、遠い、交通費がかかると思うようになっているお年頃、では地元神奈川の花菖蒲の名所はとなると鎌倉から一番近く、一番有名なのは「横須賀菖蒲園」です。ここは何回か行ってます。
次には小田原の先、二宮の「せせらぎ公園」
JR東海道線二宮駅「二宮駅北口行(循環)」バス(約10分)・バス停「団地中央」下車徒歩10分
その他知られているのは・・・・
● 綾瀬市吉岡にある蟹ヶ谷公園菖蒲公園
● 横浜市中山にある四季の森公園 菖蒲園 です。
5月の下旬、朝日新聞神奈川版にこれからの季節、花菖蒲見頃を迎える名所として綾瀬市吉岡905-10蟹ヶ谷公園菖蒲公園が紙面で紹介されていました。

6月の第一週、お天気もそこそこ、花菖蒲ですからピーカンである必要もなく、多少の曇りや雨でも、良い絵が撮れると出かけました。
【交通】ルート1・小田急線「長後駅」西口から「用田経由綾瀬車庫」行きバス約20分「女坂」下車、徒歩約4分 交通費合計 1,620円
行ってびっくり、そしてがっかり
自宅から1時間の距離、長後から乗ったお客さんのほとんどはシニアの御夫婦で、全員がバス停「女坂」で降り、バスの運転手に蟹ヶ谷公園への行き方を聞くのですが、運転手さんはその公園の名前も知らない様子です。このシニアのなかで一番若く、軽装の私は降りた先の工場事務所で公園入口を聞いてきて、皆さんの先導となったような状況でした。
かなり広大な公園で、入口にマップがありましたが、何処にも「菖蒲園」という文字はなく、行き先案内もありません。
一人軽装の私は、その他シニア御夫婦先頭にたって歩いて、駐車場にいた庭園道路補修工事の職人さんに聞いてようやく、ルートが分かりました。
綾瀬市のサイトによると市立公園で市の南西に位置する蟹ヶ谷公園は、低地部、台地部、傾斜部からなり、極力現況の地形を生かした公園となっています。
低地部の湿生園では、吉岡地区から湧き出る湧水を水源として利用し、カキツバタやハナショウブなど約19,000株があり、見晴らし台からは富士山や丹沢が一望できます。
ハナショウブが見頃になる時期は、毎年、6月中旬から7月上旬頃になります。
また、ハスの見頃となる時期は、毎年、7月から8月頃に楽しめますので、ぜひご来園ください。とあります。
残念ながら私たちがイメージする花菖蒲園ではない

かなり沢山のシニアカメラマンの皆さんは、花ですから開花ピークとかありますが、多くの花菖蒲ひとつ、ひとつは綺麗に咲いているのですが、全体として花芭蕉の株の間隔が広すぎて、空間だけが目につきます。
これまで同じ神奈川県の有名花菖蒲園で見てきたものからすると、がっかり・しよんぼりの花菖蒲園なのです。
そして、歩道と菖蒲畑の間隔が広すぎて、上からしか撮影出来なのも大欠点なのです。
ここに集まった方々は皆さん、朝日新聞の記事を読んできている方々です。
中には、朝日の記者は本当にこの場にきて、見て、記事を書いているとは、とても思えないとも言い出す始末でした。
紫陽花だけは綺麗に咲いていました

それだけが微かな救いとなり、次の帰りのバスのまでの滞在、30分で帰路に着きました。
これで引き上げるわけには行きません
次の自宅から一時間の範囲、電車バスで一時間の花菖蒲の名所、出るだけ公営・無料の場所をネット探すと簡単にヒットしました。
横浜線中山駅から徒歩圏内、県立四季の森公園、花菖蒲がヒットしました。

かつて現役時代の一時期、横浜市内新駅駅前開発の大型マンションを購入した時、上からちょうど良い物件現場が横浜線沿線に集中しているので、頼むと言われ、所属籍は東京ながらも、四五年この横浜沿線の工場建設現場を立て続けに担当しました。
日本の電気・機械産業がピークを迎えている頃で、この横浜から八王子を結ぶ路線は工場ラッシュを迎えていた頃です。
あれから40年、今は工場跡地に次々に新築マンションが建てられる風景が広がっていおり、郊外にスーパーを忠心として初ピングリアとなっています。
その中山駅から徒歩圏に、県立四季の森公園、花菖蒲園があることを知り、綾瀬から1週間後に尋ねてみました。
駅から公園までの専用プロムナード道路がある
横浜中心から離れた中山の駅とは云え、大きな街です。事前に駅から公園のルートをGoogleマップで調べてはおきましたが、駅前の繁華街は道路区画はむかしのままで入り組んせいひでいてよく解らないので、駅前の交番によって行き方を聞きました。
この時期、多くの暇人・リタイヤグループの多くが四季の森公園を目指すようで、交番のお巡りさんも慣れた様子で教えてくれました。
駅から大きな国道交差点を回った所に四季の森公園への看板がたっており、車の入れない歩行者専用道路「四季の森公園プロムナード」の両側には今や盛り紫陽花が咲いていました。
私が一生懸命にGoogleマップで道を探していても解らなかった訳です。
この道はGoogleマップのあの車ははいって来れないないのですから私がルートを探しても見かからなかった訳です。しかし、この原稿を書いている時、本当に見つからなかったのかと再びGoogleマップをパソコンで開いて見るとなんと表示されているではありませんかGoogleマップ「横浜 中山 四季の森公園プロムナード道路」と検索するとなんと、あの細い道が最後まで現れるではありませんか恐るべしGoogleマップです。
外国人旅行者が東京都内でGoogleマップだけで、お店や小さなゲストハウスを探せる訳です。
県立四季の森公園へはほぼ平坦な道を15分
整備された住宅街と平行に走る道路なのでストレスなく、公園北口に到着します。所在地 横浜市緑区寺山町、旭区上白根町
面 積 約45.3ha
種 別 風致公園
開園日 1988年4月1日
Webでの紹介では
県立四季の森公園は、横浜市の市街地にありながら、田んぼ、ため池、水車小屋、雑木林など日本の原風景である「里山」が残されています。
早春に咲くカタクリや初夏のホタル、はす池のカワセミをはじめとした多様な生き物が見られ、四季を通じて自然を楽しむことができます。
また、じゃぶじゃぶ池やジャンボすべり台、複合遊具などお子様に大人気の施設も充実しています。
公園北口からすぐ前に大きな池がありました。
大勢のカメラマンが大砲のようなレンズのカメラをしっかりとした三脚にのせて、水面を狙っています。一段落したようなので声をかけました。「カワセミ」ですか?と。
鎌倉の散在ガ池と同じく、深い森に囲まれた静かな池です。一人ではなく10人ほどのグループで皆さん重そうな大型レンズ・カメラを抱えていました。
私は、そんな趣味もお金も体力もない、小型汎用レンズのビデオマシンで、今日は「花菖蒲」を撮りにきたと伝えると、「花菖蒲園」は其の先ですけど、今年、今は
何にも咲いていませんよ。と云います。
エー、ネットに挙がっている画像のイメージでやってきたのに。
県立四季の森公園の菖蒲園
2026年6月12日の画像です。同じ神奈川県綾瀬市の蟹ヶ谷公園菖蒲公園があまりにもがっかり、残念菖蒲園だったもので、はるばる鎌倉から横浜線中山までやってきたのに、これですか・・・
蟹ヶ谷公園と違って、菖蒲園には回遊して眺める回廊があり、撮影条件き申し分ないのですが、なんで・・・この時期、こんな状態なの?
花菖蒲庭園の手入れ
この菖蒲園で手入れをしている、同年輩シニア係員・職員の方ににお話を聞きました。
今年は天候不順でかなり遅れているとのお話、鎌倉やったきて先週行ってきた綾瀬の花菖蒲もかなりの「がっかり・しよんぼり庭園」だっとというと天候とか雨とかの問題ではなく、花菖蒲の育成と見せ方・・つまりどのくらい手をかけてか・・・時間とお金つまり人手をと云います。
関東で人気の菖蒲園と云うと、「堀切」「横須賀」や「小石川」「水元」遠くは「 水郷佐原あやめパーク」があるが、それらのほとんどは、育成は鉢で育てて時期が来ると菖蒲畑に植え替えていると云います。
それだけ、魅せる見せる工夫をしており、最盛期には人をいれて枯れた花を取り除いています。つまり人とお金がかかつているのです。
ですから、花菖蒲専門庭園は、時期になると「有料」となるのです。・・・と
初めて知りました。
そう云えば、自宅近所の県立フラワーセンターの蓮の花早朝鑑賞会をみてもそうだ。
全て大きな鉢で育てて、会場に展示している。来場者は眼の前で開花し蓮を超近距離で眺め、蓮の薫りを楽しめるのだ。
今回の2つの花菖蒲を回って、78歳にして改めて勉強になりました。
「遅かったね」という声もきこえそうですが・・・
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