
ある日、新聞のテレビ欄で、TBS初と名をうったタイトルを見て、興味が惹かれました。
TBSは「世界ふしぎ発見!」で他局に先駆けて世界中の秘境・絶景を番組でとりあげているのに、「初」と云う。
南極は今や、お金さえだせばかなり気軽に行ける場所となっています。
先ず南極とは?
・どの国の領土でもない世界各国が平和的目的のみで利用できる特殊な場所
・世界約30か国以上の基地が点在し、専門家による様々な研究が行われている。
・日本の場合は、1957年に建設された昭和基地に約30名の「南極観測隊」が常駐し、南極の氷や気象、自然環境を調べることで、地球規模の未来を予測する研究が行われている
・岩盤の上に雪や氷が約2000m乗った状態になっている
誰でも参加できる日本からのツァー例
■クラブツーリスモの場合『【ウルトラマリン】一生に一度の感動を 南極上陸クルーズ 16日間』
4,500,000円 〜 7,000,000円
■阪急交通社の場合
【エミレーツ航空エコノミークラス利用】<耐氷船フリチョフ・ナンセンで航く>大自然感動体験南極紀行16日間
手つかずの大自然が残る秘境南極で一生に残る冒険を
2,800,000〜4,400,000円
最近、定年後シニアの旅の様子をお聞きする機会が多く、世界一周ビジネスクラスの旅やら、クルーズ船でよる世界一周を二回などの方々のお話を聞きますし、カミさんのカーブスのお友達女性は昨年、南極に行ってきたとの、自慢話を聞いたそうです。
退職シニアの世界にはお金持ちが多いようで、これらのお話は沢山聞きます。
そして「でも、それってパック団体旅行だよね」とは決していいませんが・・・
今だから話せる私の秘密
実はこれまで誰にもお話して来ませんでしたが、私は55年前、23歳の時、南極大陸の地に足を踏み入れていました。もう、この時の関係者も亡くなっていたりしてますので時効ですが、ブエノスアイレス時代、アルゼンチン人の友人から、南極へ行けるけど・・行くか?と云う誘いがありました。
南極にはアルゼンチンの「エスペンサ基地」というのがあり、そこはアルゼンチン軍隊の基地となっていて、雪も氷も少なくちょっとした町になっていて小学校まである軍隊の基地があるのです。
「エー、行きたい、俺、正式な身分証明書は持ってるけど、国籍はないけど大丈夫なの」
「大丈夫、俺の友達のオヤジがそこの基地のお偉いさんで、今のところフェイゴ島「ウシュアイア」から空軍の飛行機の席、俺とお前の分確保出来ているし」
「その代わり、向こうの子供たちへのお土産やら、なんだかんだの「袖の下」で幾らか必要なんだけど・・・」
「幾らぐらい・・ああその程度なら都合出来るよ」
と、南半球の真夏の1月、5日間「エスペンランサ基地」に滞在しました。
南極といっても、大きな南極大陸の北に突き出て半島の先、夏の間は氷もなく、少し暑いくらいでした。
南極というと氷やペンギンを思い浮かべますが、ここは元々アルゼンチンが領土の一部と宣言してくらいですから、そんなに違和感も絶景感もありませでした。
しかし、やはり軍隊の基地の町、写真は一切禁止されており、南極らしい風景は却ってその後旅した大陸のパタゴニアのほうがそれらしく感じていました。
日本からのツアーの決まり文句「南極大陸に上陸」の意味は
一般的な南極ツァーはクルーズ船に乗って南極大陸に近づくツアーがほとんどなのです。大陸への上陸はかなり制限されています。
外部からの異物混入を防ぐのは「ガラパゴス諸島」と同じです。
今回のTBSの番組のなかで説明していましたが、南極内に何も残してはいけないのです。
その説明の良い例がトイレでした。
トイレは「固体」と「液体」に分けて自分で収集し、大陸の外へ持ち出して処分しなくてはならないのです。
観光ツアーの場合、宿泊から食事まで全てクルーズ船のなかで済ませ、大陸上陸は小型ゴムボートで接岸出来る範囲に限られているようです。
日本から南極ツアーに参加する人は過大な期待をしないほうが良いでしょ。
しかし、今回のTBSクルーが参加した今回のツアーは、本物です。
世界有数の登山家、学者サポートしてくれるのですから
★「世界比べてみたら」が参加したツアーは
・南極大陸に5泊6日の旅で1人1030万円。・南極大陸へはいくつかのルートがあるが、今回は南米チリのプンタ・アレナスから出発
・チリまでの交通費などはツアー料金には含まれないため、現地集合、現地解散
・チリからはジャンボジェット機で移動。出発前には南極で過ごすための装備が十分かをチェックされる。
・チリから南までは約4時間30分のフライト。着陸前には日焼け止めを塗るようにとアナウンスされる。
・ツアーには観光客を受け入れるキャンプで宿泊や食事が用意されている
・空港からキャンプ場までは、極地用の特別仕様車でキャンプ地へ向かう
上陸宿泊地『ユニオン・グレーシャー・ベースキャンプ』
・テントは約50、2人で1張りを使用。
・テント内は約5℃。外は-13℃くらいなので気温差は約20℃ある
・テントは2層になっており、太陽の熱によって空気が温まり、暖房が無くても保温効果がある。
・テント内にはベッドがり、寝るときは極地仕様の特別な寝袋に入って寝る。
・中にはスイートルームでふかふかなベット付のテントもあり、6泊7日で1人約1400万円。
■南極ガイドの宮ア淑子さん
南極へ来た理由:登山ガイドをしていて、普通では来れないところでガイドをしたいと思ったため。欧米4か国で山岳ガイドを経て10年前から南極でガイドをしている
【南極ってどうやって行ける?】
・南極が夏の11月〜3月までに限り、一般人も観光旅行として南極に行くことができる。・南極の目の前まで行ける「南極探検クルーズ10日間の旅」だと最安値で107万円〜
・他にも南極半島に上陸できたり、山登りをするプランなど様々なツアーがある
【南極旅行者はどんな人?】
<銀行の最高技術責任者のドイツ人男性>
南極来た理由⇒100年以上前にまともな装備もないのにどうやってこの地に来たのかを見て見たかった
<大学院の卒業祝いで来た中国人男性>
南極へ来た理由⇒パパとママがプレゼントしてくれたから。
<両足義足の登山家・マガルさん(ネパール)>
南極へ来た理由⇒南極大陸の最高峰ヴィンソン・マシフに登るため。
【どうやって生活しているの?】
・2層式のテントの中で、極地仕様の寝袋を着て寝る
【トイレはどうするの?】
・南極では排泄物をそのまま残すことは環境汚染につながるため、全て南極から持ち出してチリで処理をしている。
そのため、トイレは液体用、個体用とわかれており、別々に用を足すルールになっている。
・水は貴重なため、用を足した後アルコールジェルで手を洗うのがルール
・南極では夜にトイレに行きたくなっても遭難の恐れがあるため行けないため、それ専用のボトルがマストアイテム!
【シャワーはどうするの?】
・毎日は入れないが、低温のため、汗をかきにくい上、空気が極度に乾燥しており、雑菌が繁殖しにくい環境。そのためお風呂に入れなくても臭いは気にならないらしい。
・旅行客にはきちんとシャワールームが用意されている。
・お湯が出る時間は決まっているため、その時間にしか利用することはできない。
・水が貴重なためスタッフが雪を溶かして作ったお湯でシャワーを浴びる。お湯は熱くなっているので、バケツに入れてきた雪で温度調節をして使用する。
・シャワーに使えるお湯はバケツ一杯分で約3分。宿泊客は2日に1度シャワーを利用することができる。
【食事はどうするの?】
・食事は1日3回ブッフェスタイル
・卵料理、ブリトー、ヨーグルト&フルーツなどのデザートまで様々な料理がある
・それぞれ違う知識、経験、文化、アイディアを持っているシェフがいるため、同じ食材をつかってもシェフによって違う料理が出来上がる。
・食材はすべてチリから届く
・フレッシュな野菜は週に1回、飛行機で届く。南極ではすぐに凍ってしまうため、ヒーターがある冷蔵庫で温めて保存している。
【どんな人が働いているの?】
・7つのチームに分かれており、総勢115人ほどのスタッフがいる@キャンプ運営チーム
Aガイドチーム
B医療チーム
Cパイロットチーム
Dキッチンスタッフ
Eホテルスタッフ
F技術スタッフ
<南極料理人・ネストさん>
・北極で4年ほど働いたことがあったため、南極でも働いてみたかった。次は北極圏を巡るクルーズ船での仕事が決まっている。
<気象予報士>
・南極の天候は変更がとても早いため、ひどい時には3mが見えなくなるど。
・南極には多くの飛行機が離着陸を行うので視界が悪くなるととても危険なため重要な仕事
<トラベルセーフティー>
・衛星写真を使ってクレバス(氷の割れ目)を探し、その危険度合いを検証する仕事
・大陸内を移動する旅行者のために一番安全なルートを探して、道に旗を立て、これよりも先に行くとクレバスが隠れているので危険だという大事な目印にする。
・夏が終わると世界中に仲間たちは散らばっていく。だが、次の年になると南極に戻ってくる。厳しい環境だからこそ、強いきずなが生まれる。
【スマホは使えるの?】
・スターリンクというspaceX社が提供する衛星インターネットサービスがあるため衛星通信が可能に
・3年前までは、1日1通のメールが限度だったが、いまではSNSも電話もできるようになった。
・これにより、技術スタッフの効率も格段に上がった。
【電気はどうしているの?】
・太陽光発電によって電気を作っている
・ソーラーパネルをキャンプ内に100枚以上設置。夏の間は白夜のため、1日中発電できる。
二時間の番組の内容は、これまで全く知られていなかった、南極観光ツアーの詳しい内容でしたので、これから南極を目指すお金持ち、リタイヤシニアの皆さんの為に、記事をUPします。
今再び、南極へ行きたいか・・・
とてもそんな体力もなし、余分な1,000万円もない
せいぜい、静かなちょっと豪華な温泉宿での一週間を選ぶ心境になってます。
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