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2025年05月22日

今、タイムリーな映画 バチカン教皇選挙コンクラーベ

カトリック教会の総本山・バチカンのトップに君臨するローマ教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>は、世界中が固唾をのんで注目する一大イベントだ。
ところが外部からの介入や圧力を徹底的に遮断する選挙の舞台裏は、ほんのひと握りの関係者以外、知る由もない。
この完全なる秘密主義のベールに覆われた選挙戦の内幕を描くのが映画『教皇選挙』である。

今年、バチカンで教皇選挙が行われた

今年2025年4月22日、キリスト教カトリック教会のローマ教皇庁(ヴァチカン)は21日、教皇フランシスコが亡くなったと発表した。
88歳だった。前日に復活祭(イースター)のミサのため聖ペトロ広場に出たのが、信者の前に姿を現した最後となった。
約14億人のカトリック信者が教皇の死を悼む中、世界中で礼拝が行なわれている。
教皇フランシスコはバチカン初めての南米からの選出だった(アルゼンチン出身)。
そして新たな教皇の選挙(コンクラーベ)が行われた。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ前教皇が4月、亡くなったことを受け、バチカンでは7日から次の教皇を決める選挙、コンクラーベが133人の枢機卿が参加して行われた。

アカデミー賞発表の後に行われたコンクラーベは

8日午後に行われた4回目の投票の結果、日本時間の9日午前1時すぎ、会場のシスティーナ礼拝堂の煙突から白い煙があがり、教皇が決まったことが明らかにされた。
その1時間あまりあと、アメリカ出身のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が第267代のローマ教皇に選ばれ、レオ14世と名乗ることが発表された。
アメリカ出身の教皇が誕生するのは初めて。
新しいローマ教皇に選ばれたロバート・フランシス・プレボスト枢機卿はアメリカ出身の69歳。アメリカ出身の教皇が誕生するのは初めてです。
アメリカのメディアは、プレボスト氏が司教としてペルーで在任中、学校でのジェンダー教育に反対する姿勢を示したほか、同性愛者に対しても一定の距離を置いていると伝えています

映画『教皇選挙』コンクラーベは、2024年制作のアメリカ合衆国・イギリスのミステリー映画。
ちょうど本家バチカンの教皇死去による新たな選挙が行われた頃、アカデミー賞レースでも評判となった。
さまざまな反応を呼び起こした、第97回アカデミー賞の受賞結果。
映画『教皇選挙』が脚色賞を受賞したことも大きな話題となり、その内容は現実の社会や人々の心にも揺さぶりを与えている。
ジャーナリスト出身の作家ロバート・ハリスによる、キリスト教・カトリック教会内部の政治的な陰謀をサスペンスとして描いた原作小説は、2016年発表の時点で、すでに物議を醸していた。作中に用意されたセンセーショナルな要素を、教会や保守派への挑発と考え、一部で反発が生まれたのである。
そして映画版である本作もまた、同じ道を辿ることとなった。

大まかなストーリーは
全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派、カトリック教会。その最高指導者にしてバチカン市国の元首であるローマ教皇が、死去した。
悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿は新教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>を執り仕切ることに。
世界各国から100人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。
票が割れるなか、水面下で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々にローレンスの苦悩は深まっていく。
そして新教皇誕生を目前に、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発するのだった……
ネダバレはここでは書きません。
全く、私達が想像していたような結末でもなく全く意外な人物が選ばれるのですが、ここで終わりではないのが、この映画の凄まじさでした。

映画はさすが、ハリウッドアカデミー「脚色賞」をとっただけの作品。

今月観た評判の映画「うおっしゅ」とは雲泥の差でした。
インディーズ系(大手制作会社ではなく、独立系の手作り、良品レベルの印象を持つ・・・)とは正反対の金も時間もかけた大作で大満足の作品でした。
日本の封切館(シネコンなど大型映画が新作を上映すること)は初日上映は金曜日と決まっています。
初日の金・土・日の観客の入り状況を見極めて、複数スクリーンを持つシネコン(シネマコンブレックス)はその後の上映回数、スクリーン数を決めています。
今回、私は封切り週ではなく、第二週の木曜日に見に行きました。
109シネマ湘南はスクリーン数10のかなり大型の映画館です。
この日の映画『教皇選挙』の上映はシアター3は229席で三番目に大きな規模で、上映側もかなり「入」が期待できると踏んだ作品なのでしょう。

翌週第三週の上映時間をみても、期待度が伺えます。
シアター4(176席)で11:35、シアター1(265席)で15:45、21:40の一日3回上映です。
午前中の上映時間11:35というのは、明らかに年金シニア層を意識しています。
あまりにも早い時間9:00ですと、シニアが自宅から映画館にくる時間を考えると、少し早いです。11:35で映画を観た後、少し空き始めたショッピングモール内のカフェでゆっくりとランチが出来る、ちょうど良い時間帯なのです。
15:45、21:40の上映時間帯には先ず、シニア層の姿はみかけません。
私が観にいった日は、木曜日の13:30分、シアター3の229席は前日のネット予約の時、私の指定席、二人がけ席の通路は空いていてとりました。
通路側はトイレの近い喜寿のおじさんにとって必須の位置です。
そして、普通、二人席の通路側が取られている場合、内側はほぼ後から入ってこない席のハズがなんと、暗くなる前に一人、同じような世代の女性が,スイマセンといって入ってきました。私は慌ててその席に置いたバックを、「スイマセン」といってどけました。

映画へはカミさんは決まって私に「おやつパック」を持たせます。
その時、あまりガサガサ音のでる、紙や素材のおやつを遠慮してきました。
映画館でシニア男性一人が「ガサコソ」とおやつの袋をあけて食べる姿はグロテスクですから
でも、隣も前もいない席の場合には、気兼ねなく食べれます。
このブログを書いている時、カミさんはちょっと調べて云ってきました。
「父と僕の終わらない歌」というタイトルのアルツハイマーの映画、やっている所探しておいて。と
また、お友達と見に行くようです。前回のあの「研ナオコ」の「うおっしゅ」と違い大手ソニーミュージックの作品のよう。
キャッチは「世界中に笑顔と希望を届けたこの奇跡の実話を元に、父と息子それぞれの愛と葛藤、かつて諦めた夢に挑む父と家族の姿を、『ちはやふる』シリーズの小泉徳宏監督が描く」
うん、インディーズ系とちがってちゃんと作られた映画ようだな。
今月は結局3本映画をみることになりそう。

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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