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2025年05月04日

評判の映画研ナオコの「ウォッシュ」を見に行く


カミさんが朝のラジオ番組を聴きながメモをしており、私に手渡して「この映画の上映館を探して、出来るだけ近い所」と云います。
題名は何は聞くと「うおっしゅ」と書かれていました。
これが題名なの?「ラジオではそう云っていた」
どんな映画なの「研ナオコが認知症のおばあさん役で、孫がソープ嬢で仕事も、祖母の面倒も同じ体を洗うことからの題名、洗うのウオッシュのよう」
永六輔のお孫さんが監督・制作でインディーズ系の映画作品でなかなかなか、全国展開が難しい映画のようだけど・・・
お友達と見に行きたいから探して頂戴、ついでにお友達と2人のチケットも予約しておいて、席はできるだけトイレに行きやすい通路側。

さっそく上映映画館検索サイト「映画.com」探しました。

県名と映画の題名を入力し「ポチ」すると神奈川県で5館がヒット、インディースとしては意外と多いではないか!

座間  イオンシネマ座間 
小田原 小田原コロナシネマワールド
港南台 港南台シネサロン
橋本  MOVIX橋本
横浜  ムービル

一番近いのは港南台シネサロン

確かに超大手の東宝シネマや109シネマのシネマコンプレックスではやっていなく、名画座系小劇場のようです。
一番近いのは、地元大船から根岸線で二駅の港南台駅から徒歩3分のミニシアター「港南台シネサロン」です。
二番目は、横浜駅西口にある大手シネコン系の「ムービル」大船から東海道線で17分、320円です。
「港南台シネサロン」は小劇場で席数は100未満で全て自由席となっており、指定はできません
・立ち見席はありません。満席の場合はご容赦ください。
・各回とも「完全入替制」となります。
スクリーンは一つだけ、一日の上映回数も最大で二回と少ないです。
今回、私が行った日は二回上映で13:15と15:35の二回のみ、大手シネコンのムービルにしても11:30と16:40の二回のみでした。

各上映館の仕入れ、上映するかしないかは、業界の判断基準は
シネコン映画の上映判断基準は、主に観客動員数、作品の評価、映画館のスケジュール、および上映期間の調整など、複数の要因によって決定されます。
上映期間の長さは、一般的に初週の観客動員数で判断されることが多いですが、他の要素も考慮されます。

観客動員数:
映画館にとって最も重要な指標は、公開初週の観客動員数です。この数字によって、上映期間が決定されることが多いです。
作品の評価:
批評家の評価や、SNSでの口コミなど、作品の評価も上映期間に影響を与えます。
映画館のスケジュール:
映画館は、複数の映画を上映するため、上映期間を調整して、最適なスケジュールを組む必要があります。
上映期間の調整:
一般的に、ヒット作は上映期間を長く保つ傾向があります。一方、興行収入が低い作品や、評価が低い作品は、上映期間を短くすることがあります.。
自主規制:
映画館は、上映内容に関わらず、都道府県ごとに定められた青少年健全育成条例や自主規制により、入場制限を設けることがあります。例えば、夜間上映の場合、「18歳未満」または「高校生と18歳未満」入場不可とすることがあります.
映倫マーク:
映倫マーク(G、PG12、R15+、R18+)は、年齢による入場制限の目安となりますが、映画館の自主規制によって、より厳しく制限される場合もあります.。

各シネコンやら独立系の小劇場、名画座のオーナーの経営戦略によって上映の可否、期間が決定します。今回のこの映画「ウオッシュ」は一週間前では神奈川では2館、ムービルと港南台だけでしたが、2日前に5館に増えました。
このようなインディーズ系の作品は、上映後のメディアでの評判により大きく変化します。

近年では大バズリした「カメラを止めるな」が典型的な例、

私は、映画評論サイトでの評価で最初に上映された「川崎シネチッタ」までいきました。
そして今年のインディーズ映画の「侍タイムスリッパー」は、落雷で現代の時代劇撮影所にタイムスリップした侍が、斬られ役として奮闘するコメディ作品。
2024年8月に池袋シネマ・ロサで単館上映開始後、SNSを中心に口コミで話題になり、全国370館以上で上映される大ヒットを記録しました。
第48回日本アカデミー賞では、最優秀作品賞を含む6部門を受賞しました。
果たして、今回のこの映画「ウオッシュ」は何処まで伸びるか・・・

今のところ、「研ナオコ」の化粧なしの「祖母」役と、「ソープ嬢」そして「介護」の世界がテーマで、シニア女性層では前評判は高いようです。
5月2日時点では東京では8館、大阪3館、名古屋1館、埼玉3館、千葉3館、茨城3館、栃木2館、群馬2館です。私の故郷信州はゼロでした。
つくづく、人口の多い首都圏と地方との文化?格差を感じます。

映画の内容は

認知症の祖母の介護をすることになったソープ嬢の葛藤と、祖母と孫の結びつきをコミカルに描いた人間ドラマ。
永六輔の孫で「安楽死のススメ」で映画監督デビューした岡ア育之介が、自身の祖母の話をもとにオリジナル脚本で手がけた。
永六輔は私の故郷信州と縁のある人です。かれの最大のヒット「上を向いて歩こう」は、前の大戦当時、12歳の少年の疎開先の信州で都会からきた永六輔少年が地元の子供たちにいじめられた時の経験から生まれた詞なのです。「涙がこほれないように・・・」
そして、長じて結婚した相手は同じく信州の女性、私の生まれた街のとなりの製麺所の娘さんで、なにかの大きな文化的イベントがある度に見かけたことを覚えています。

ストーリーは

ソープ店で働く加那はある日、母から一週間だけ認知症の祖母の介護を頼まれ、仕事でも祖母の介護でも「人の身体を洗う」というダブルワークの日々がスタートする。
祖母・紀江は認知症のため孫の名前すら覚えていない状態のため、2人は会うたびに初対面のようなやりとりを繰り返す。
どうせ話をしても忘れてしまう祖母に、親には隠している仕事のことを自由に打ち明けられることに気付いた加那は、そこから徐々に祖母との心の距離が縮まっていく。
祖母の介護をする中で、それまで知ることがなかった祖母のこれまでの人生と孤独が垣間見え、加那は自分自身のことを見つめ直すようになる。

映画館の新作封切り日は金曜日

港南台シネサロンのこの日の上映は13:15からです。このミニシアターは一度、来たことがあります。
JR根岸線港南台は、かつて里山だった地域が、横浜市の都市計画に基づく日本住宅公団による大規模な宅地開発によって住宅地として整備された歴史がる大規模団地の中心駅です。
昭和30年代に開発が始まり、昭和48年には根岸線が開通し、駅周辺が活気に満ちた街として発展しました。
1970年代:港南台駅が開業し、根岸線が全通。
1980年代:港南台は、住宅地として発展し、高島屋港南台店などが開業。
1990年代:港南台バーズがリニューアルオープンするなど、商業施設も整備され、根岸線の本郷台・港南台・洋光台と続く開発の魁となり、いまでもこの沿線の中心的な駅です。
この駅前の商業ビル港南台214ビルの3階にこのミニシアターがあります。
13:15分上映開始なのですが、今どきの映画館なのに前売り指定ではなく、当日自由席なので、万が一大人気ですと座ることができても、途中トイレに行きにくい席は敬遠しなくてはいけません。
少し早めに、上映時間の30分前に行き、トイレの場所と席から移動ルートを事前にチェックしない・・・私のトイレ我慢時間は最大で1時間45分なのですから・・・

この港南台シネサロンのシアターは96席です。
上映開始時間で数えて見ると凡そ30名弱でした。いすれもリタイヤシニア・・・私と同じ、映画好きと見受けられました。
「ソープ業界」と「介護施設」いずれも私か早期退職してからネット・web支援で関わってきた業界で裏側を良く知っています。
今回の映画はコミック仕立てに作られています。
一番の見どころはやはり「研ナオコ」の起用でしょう。
でも、シニア層・映画好き一部だけでは、興行的なヒットは望めません。
もっと若い層が、SNS・ツィターXなどのネットで広めないと、長くても二週保たないでしょうから、興味ある人はお早めにお近くの映画館へ足を運んで下さい。

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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