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2025年03月27日

身寄りなき老後・保証人と見守り問題



今回の入院・手術で何枚もの書類に保証人を求められました。

私の場合、配偶者、妻が保証人になります。
では、独身世帯や配偶者を失くした妻或いは夫の場合、保証人はどうしたら良いのでしょうか。
著しい高齢化により、2023年の死亡者は157万6千人で最多を更新、戦後の団塊世代が喜寿を迎え80台にはいる数年先には、前例のない多死社会を迎える一方、高齢者でも未婚や子どものない人が増え続けています。
子どものいない世帯の割合は、単身世帯と夫婦のみ世帯の合計で、2005年の国勢調査では、子どものいない夫婦のみの世帯は全世帯の約19.6%でした。が2020年には、子どものいない夫婦のみの世帯は全世帯の約20.1%に増加しました。
カミさんは私よりも3歳年下、でも来年は後期高齢者となります。
老老介護の世帯、確実に男性である私のほうが、先に逝きます。
となると、今回私とカミさんが経験した、身元保証人やらは配偶者ではなく、カミさんの遺産相続人として指定する予定の、姉・妹の子供三人甥っ子・姪っ子となるでしょう。
その中でも一番親交のある、そして家庭人として子育てもしている女性、姪っ子を一番信頼、頼りにしているようです。
しかし、住まいは北関東です。病気入院・手術とか予定が決まっている場合は何とか、遠方で何とかかけつけられるでしょうが、やはり近くの他人も必要になるでしよう。

医療に関して、保証人が必要になるケース

患者本人による意思決定が困難な場合に、入院計画書の説明や緊急の医療行為に対する承諾を求められることがあり、この際に、身元保証人が求められる場合があります。
【保証人が求められる場合】
■ 患者が意識不明の状態や認知症等で判断能力が低下している場合
■ 万が一支払いが困難になった際に連帯保証人が支払い義務を負う場合
【保証人の役割】
■ 入院計画書の説明を受ける
■ 緊急の医療行為に対する承諾を求められる
■ 緊急連絡先として、病院と連絡をとって対応を求める
■ 入院・手術費用の肩代わりをする
【保証人がいない場合の対処法】
親族に保証人になってくれる人がいない場合は、保証会社を利用するのが一般的です。
保証会社の形態には、株式会社や一般社団法人、NPO法人などがあります。
身寄りのないことのみを理由とした入院・入所等の拒否は医師法19条1項に反した違法行為とる場合もあります。

子供いない夫婦にとって避けて通れず考えておかねばならぬ問題は

カミさんは常々そんな不安を現在のランチ仲間のお友達女性に話していますが、それらの女性はそんな時は、私達がいるから何でも相談してと云っているようですが、
そのお友達というのは、カミさんよりも年上、皆さん、私と同じ団塊世代ばかりなので、実際にはあてにならないのはカミさんも解っています。
公的支援となると、各自治体の「社協」(社会福祉協議会)になるでしょヴが、これまで退職後鎌倉の地で市民ボランティア団体、福祉団体をサポートしてきた経験からあまり当てにはなりません。
やはり、何事にも善意の前に、お金が必要になるのは、解っています。
特に二人共地方から首都圏にでてきている、子供のいない世代はしっかりと現状を直視し、公的機関と一緒に民間の事業所も備えんなくてはいけないのは明白です
今すぐ必要ではありませんが、少なくともラインは出来るけどパソコンでの調べ物が苦手のカミさんのために、ある程度の候補サービスリストを調べて残すことを決めました。

参考 身元保証サービス「ひとりのミカタ」

「ひとりのミカタ」は、クレディセゾングループの一員、「くらしのセゾン」が運営しています。
身元保証サービス ひとりのミカタ Web サイト
このサービス法人は「入院や施設入居時の身元保証」、もしもの時の「エンディングサポート(死後事務手続き)」、離れて暮らす「親御さまのサポートサービス」、
無料相談や会員優待も充実。
おひとりさまの日常生活から終活まで、ライフステージに合わせて選べる支援サービスです。

いろいろなレベルに応じプランのなかで、カミさんに必要なプランはプラチナプラン
■ 入院時の身元保証サービス
■ 高齢者施設入居時の身元保証サービス 
■ 病院や高齢者施設からの緊急連絡先
■ 24時間365日 電話健康相談
■ エンディングサポート(死後事務手続き
■ 24時間365日見守り・駆けつけサービス

これらの費用は
● 入会金   330,000円
● 事務手数料 330,000円
● 年会費    72,400円
● 預託金  1,500,000円
※預託金について
ご逝去後はご葬儀や医療費、施設費の精算、お住いの退去手続きなどさまざまな支払いが必要となります。
ご本人様に代わって滞りなく支払いを完了させるために契約時に「預託金」としてお預かりし、支払いが必要になる時まで「ひとりのミカタ信託口座」にて安全に保管いたします。
つまり、私が先に逝った後、カミさんの安心料として入会時223万円と年間会費月として月7,700円必要となります。

後は全て無料かというと違います。
入院時支援
・入退院・転院時の付き添い
・外出時の付き添い
・必要な物の購入・お届け
高齢者施設入居時サポート
・入居前見学
・施設入退居・転居付き添い
・施設入居に伴う住所変更手続き
・ご関係者へのご連絡
在宅支援
・病院受診時の付き添い
・家事代行
・介護認定の申請サポート
これらの費用は含まれておらず、タイムチャージ時給換算となるようです。

その他単純に身元保証だけのプランもあります。
入院・入居時の身元保証サービス「エルダープラン」
医療機関への入院時や高齢者施設への入居時に、ご家族やご親族に代わり「身元保証人」をお引き受けいたします。
病院や高齢者施設から、ご容態の変化などの緊急連絡が入った時に、身元保証人としてさまざまな対応をいたします
※賃貸契約、就職、各種ローン等の身元保証には対応していません。
費用は
入会金   220,000円
事務手数料 190,000円
年会費    26,400円(月2,200円)

上記のような付き添いとか、手続きは普通、同居する家族あるいは、近くに住む親族やら、友人にお願いするのですが、子供のいない団塊世代夫婦の場合、頼りになる親類は
遠く、またこれまで培ってきた友人も同じような加齢により当てになりません。
全てを行政による無料のボランティアとは行きません。
このような為に、ある程度のまとまった資金は用意して置かねばなりません。
今まで、自分一人てできた、やってきた事をお金を払って、やっていただく、その覚悟が必要になるのです。

カミさんは私の葬儀に関してはすでに手をうっています

遺産相続に関しても作成済みです。
しかし、その先、自分一人となり、生きていくには、誰かの手をかりなくてはいけません。
そのような事を想定、イメージして最低限の準備(お金・段取り・覚悟・気持ち)か必要になる年齢です。
このような話をカミさんにすると、「まるで私一人が残されていく前提の話だけど、君が残ることだってあるのよ」と云います。
それはない、絶対にない、女性は強い、カミさんのは母親は93歳まで生き残ったのだから

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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