

1970年3月15日から9月13日までの183日間、大阪府吹田市の千里丘陵で開催された国際博覧会。
アジア初かつ日本で最初の国際博覧会であり、当時史上最大の規模を誇り、入場者数は約6,421万8,770人でこれは、過去の万国博覧会史上最多の入場者数でした。
当時の日本の人口は約1億4,000万人、ほぼ成人の二人に一人か行った計算になる。
【大阪万博(1970年)の入場者数に関する詳細は】
1日の最高入場者数:83万6千人(9月5日(土))
平均入場者数:35万人
入場料:大人(23歳以上)800円、青年(15〜22歳)600円、小人(4〜14歳)400円
【大阪万博の】テーマは「人類の進歩と調和」
77か国が参加し、太陽の塔とエキスポタワーがシンボルとして知られる
消費支出を含めた経済効果は3兆3千億円だったとされる。
三波春夫の大阪万博音頭が象徴するように、この年から日本の経済成長が加速していく年でした。
私はこの1970大阪万博に行っていません。
1970年、22歳の私はすでに海外、アルゼンチン・ブエノスアイレスに暮し、日本からの雑誌でこの万博の盛況を知りました。
今年、55年ぶりに再び大阪で万国博覧会がひらかれようとしています。

このテーマは、人々が自らの可能性を最大限に発揮できる社会を創ることを目指しています。
【テーマの考え方】
・人々が自らの望む生き方を考え、その可能性を最大限に発揮できるようにする
・持続可能な社会を国際社会が共創していくことを推し進める
・自然と文化、人と人とを紡ぐ「食べる」という行為の価値を考え、日本の食文化の根幹にある「いただきます」という精神を発信する
・新たな科学技術で人や生物の機能や能力を拡張し、いのちを広げる可能性を探求する
【テーマ事業の例】
・いのちを知る、いのちを育む
・宇宙・海洋・大地に宿るあらゆるいのちのつながりを感じ、共に守り育てる
・遊びや学び、スポーツや芸術を通して、生きる喜びや楽しさを感じ、ともにいのちを高めていく共創の場を創出する
そんな今、メディアでは今更の賛否が掲載されています。

回答した432人のうち、「行きたい」は3割弱、地域的にみるとやはり、地元関西圏の人々で、「大阪人として誇らしい」。
1970年の万博や90年の「国際花と緑の博覧会”花博”」のひたすら感動した、良い思い出を再び、家族で味わいたいと。
一方、行きたくないの回答は310人、特に関東首都圏の住む人達が多いようです。


どのような万博ならより多くの人が行きたいと思うか?
目立ったのは、予約手続きの簡素化と入場料の高さでした。
2025年大阪・関西万博の入場券には、いろいろ種類があり、混乱が続いています。
■ 開幕券
■ 前売限定チケット(前期券など)
■ 複数回入場パス(通期券など)
■ 特別割引券
■ 会期中チケット(一日券、平日券、夜間券など)
【チケットの種類と料金】
● 開幕券:開幕初期に通常のほぼ半額で入場できるチケット
● 一日券:会期中いつでも1回入場できるチケット
● 平日券:土日祝を除き1回入場できるチケット
● 夜間券:会期中いつでも17時以降1回入場できるチケット
● 特別割引券:障がい者手帳等をお持ちの方と同伴者(1名)のために、いつでも1回入場できるチケット
【チケットの料金(例)】
一日券(大人):7,500円、平日券(大人):6,000円、夜間券(大人):3,700円、開幕券(大人):4,000円、 特別割引券:1回入場できるチケット。
大人一人1日券が7,500円、シニア割があるかどうか分かりませんが、1970年の時行った団塊世代シニアが、東京から新幹線に乗っていき、何ら目玉となるような模様のない灼熱の
会場に並んで行くとは考えられません。
識者の意見として引用
社会学者は
1970年の大阪万博のテーマは「人類の進歩と調和」で未来のユートピアを提示した。
今回の万博は経済成長という狙いしかみえない。
世界ではいま2つの大きな戦争が起き、危機を迎えている。万博を機に政治家は「公正な平和の実現」と「万博停戦」を世界に訴えたらどうか。
関係国から相手にされなくてもいい。本気で発信することに意味がある。
社会をより良くするという、経済成長と別の価値を定時できれば、国民も誇りを持てる
哲学者は
巨大イベントに便乗して公のお金を注ぎ込み、カジノを含む統合型リゾート(IR)の開発につなげ、お金儲けをしたい。そんな狙いが透けてみえる。
祝賀資本主義と云われる昔のやり方で、低成長にあえぐ今の日本では機能しない。
344億円の大屋根リングなど多額の出費に批判が集まるのは当然。
「持続可能な開発目標」達成への貢献を上げるが。そもそも気候変動対策と、木材などを大量消費する巨大イベントの開催は矛盾している
大阪・関西万博開催地・人工島「夢洲」へのアクセスルート


全便事前予約制で、KANSAI MaaSアプリで予約します。
【シャトルバスの運行区間】
大阪駅(北)出発地:うめきたグリーンプレイス
大阪駅(南)出発地:マルビル大阪・関西万博バスターミナル
近鉄上本町バスターミナル〜夢洲第1交通ターミナル
あべのハルカス前〜夢洲第1交通ターミナル
JRゆめ咲線 桜島駅から万博会場(西ゲート)まで
【シャトルバスの予約方法】
万博交通インフォメーションからKANSAI MaaSアプリをダウンロードする
利用日の3か月前10時より予約受付を行う
それで、この夏、私夫婦は大阪万博に行くか?
湘南から新幹線を乗り継いで、暑い・人が混む・見たい目玉がない、そして高いホテルのことを考えると200%行かないでしょう。
仮に、全て無料(往復旅費・ホテル・入場券)の招待券をいただいても、行かないでしょね。
一番の理由は大阪の暑さと、自分の年令による体力・気力・好奇心の衰えでしょうね。
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