
昨年の12月から、今月まで胆嚢炎と逆流性食道炎の不調で外出さえ控えていました。
毎日の朝の日課として、血圧・体重そして夜のトイレの回数と、外出したかどうかをエクセルに記録しています。
しかし、やっと自宅居間から積極的に外にでる気分が復活してきました。
関東南部、湘南は春らしくなるに連れ、気温も上がり厚手のダウンコートもいらない陽気です。
先週、カミさんシニアおばさんグループは映画「35年目のラブレター」を見に行きました。
館内は同じ世代の女性・シニアカップルで満席状態。
館内は「すすり泣き」で溢れていたとの話で、私に「絶対お勧め」の映画と云います。
私も最近、私達、団塊世代向けの映画が少なく、しばらく「映画館通い」から遠ざかったいましたので、特に薦められなくても行く予定でした。
ストーリーはだいたい解っていました。

一から文字を習い、妻へのラブレターを書くため奮闘する夫と、長年支え続けた妻の姿を描く物語です。
主人公西畑保、65歳。(笑福亭鶴瓶)は昭和10年戦時中に生まれ、貧しい母親なしの家庭に生まれ、十分な教育を受けることができなかったため、文字の読み書きができない。
成長して、寿司職人となり見合い結婚で、和文タイプライターの皎子(若い頃・上白石萌音)(のちに原田知世)と結婚する。
しかし、その手放したくない幸せ故に保は読み書きができないことを言い出せずにいた。
半年後、ついにひた隠しにしてきた秘密が露見し別れを覚悟する保だったが、皎子は保の手をとりながらこう告げた。
「今日から私があなたの手になる」その言葉に、その眼差しに、保は救われた。
どんな時も寄り添い支えてくれた皎子へ感謝のラブレターを書きたい。
定年退職を機に保は一大決心し夜間中学に通い始める。
担任の谷山恵先生のじっくりと粘り強い教えや年齢・国籍も異なる同級生たちと共に学ぶ日々で少しずつ文字を覚えていく保。
だが老齢のため物覚えも悪く、気付けば5年以上の月日が経過した頃、一字また一字と書いては消しまた書くひたむきな保と、それを見るともなく見守る皎子は結婚35年目を迎えていた。
変わらない日常がいつまでも続くと思っていた。
なかなか書き上げられずにいたラブレターがようやく形になろうとしていた頃、皎子に病魔が。
ここから先は映画館でどうぞ・・・
この映画を見ての感想がネット上に沢山あります。
予告から気になっていた作品。
鶴瓶さんが天然でピュアな可愛い旦那様役なので、あまろっくを思い出しました。
それより、しっくりくる奥様役の原田知世さんがキレイ!良い年齢の重ね方で羨ましい。
夫婦の在り方として、こんなふうにお互いを思い合っていけたら幸せだろうなぁって、こちらも自分の反省含めて羨ましい。
ただ…実話をベースにしてる作品のようなので、もう少しシンプルな演出ならもっと泣けた気もします。
セリフとか脚本は良かったので、そこがちょっと個人的には惜しい。そうは言っても泣けたんですけどね。
原田さんの『ありがとうさん』の言い方が良くて、ちょっと真似したくなっちゃいました。家族間での感謝の伝え方、大事ですね。
優しくしっかりものの妻 原田知世さん演じる皎子がとても良かった
出会ってから新婚時代の皎子を演じた上白石萌音さんこれもまた良かった
若かったころの思いやりやタコ焼きで怒った皎子など過去の思い出を振り返りながら進行していくストーリーに夫婦の情が見ている側にも溢れるほどにいっぱいになった 鶴瓶さん知世さん萌音さん、よう泣かせてくれました。
実話をもとにした映画
もう、予告の段階でね泣けるのわかってたけども
とにかく観て泣いてこいって言いたい
定年後から20年・・・ってことで
で、あの見た目?って、
ちょっとツッコミたくなる部分はあるけども
そんなしょうもないことはいい
清々しいぐらい泣けるんだもん
夫婦で観に行き・・
手紙が、感謝のラブレターを書きたくなったなぁ
きっと妻も同じこと考えてると思う
この作品が教えてくれたのは
「幸せ」とは人それぞれによって異なるもの、を改めて教えてくれた。
それは作中で保が疑問に感じ、言葉に発していた「皎子は自分と結婚して一緒にいて幸せだったのかな」という疑問。
それに対し、皎子は棚に仕舞い込んでいた、タイプライターでのラブレターの中で死後答えているのが後からわかります。
幸せですとはっきり。
夫婦二人がお互いにラブレターを書き合いお互い幸せを確認出来てほんとよかった。
鶴瓶さんも原田さんも円熟した名演、若い重岡さんも上白石さんも文句ない役でした。
無理にお涙頂戴ものなストーリー展開でなく、地味に淡々と進む中で何度も目頭が熱くなる作品でした。安田さんも良かったよ
モデルになった人物のことを知ったのは、
実話を題材とした笑福亭鉄瓶氏の落語会を地元の自主夜間中学の方々が発起、開催し、その会に参加したことであった。
その内容では、学習障がい者と同様に、読み書きができなかったことを隠して生きてきたことの辛さが強く印象に残っていた。
本作では、主人公が妻と出会った時点での勤め先でもそれのほどの不遇な感じは描かれず、結婚して半年後までは内緒にしていたことの事情が後で判明していくような構成になっていて、
妻がひたすらフォローし、その姿勢を受け継いだ娘たちもそうした関わり方を続け、悪い人物像は出現しないようになっている。
夜間中学との出会いや教師の姿勢、主人公の立ち位置、卒業式の紅白幕に、映画『学校』『学校U』のオマージュを感じた。
実話化作品のエンディングには、モデルの写真が並ぶことが多いのが通例だが、本作では全く出てこない。遠慮されたのだろうか。
私が一番この映画で思ったのひとつはキャスティング

先ず、妻の皎子(きょうこ)結婚前の若い時は「上白石萌音」
夫となる寿司職人と同様、九州の田舎から出てきた、素直な素朴の美しさを見事に演じている。
平成・令和のキラキラした美人でなく、小柄で素朴で何処にでもいる、気立ての良い女性の雰囲気を醸す、令和の時代の大女優に化けそう。
妻の皎子の結婚後のから現在までは「原田知世」
私達団塊世代が知っている「原田知世」は角川映画の三人娘、薬師丸ひろ子・渡辺典子の末っ子的存在。
『時をかける少女』『天国にいちばん近い島』『私をスキーに連れてって』
を思いだす。1967年生まれ、今年58歳になるはず、映画のなかの原田知世は美しい大人、前もってこのキャスティングを知っていなかったらこの女優は誰だ・・・と、最後のエンドロールまで見続けていたでしょう。
そして、2つ目は映画の舞台・ロケ地

この映画のロケ地も勿論、奈良市です。
映画のなかでキーポイント場所として登場するのが「猿沢池」です。
JR奈良駅からインバウンドで混雑する三条通りを真っ直ぐいくと左手に興福寺の五重塔、右手に猿沢の池があります。
しかし、実際に撮影されたのは荒池園地(あらいけえんち)のようです。
確かに、猿沢池では観光客が多すぎて、ロケ撮影は無理でしょうに。
私達夫婦は京都ではなく奈良が好きです。
早期退職してから、何度か京都の寺社仏閣の庭園美に魅せられましたが、何回かいくうちに、退職後後半の旅は圧倒的に奈良が多くなりました。
奈良の持つ、素朴な田舎の佇まいが好きです。
今年の春の旅行予定はまだなのですが、カミさんの好きな奈良になるかも。
そしたら、この映画のロケ地めぐりでもしようかな。
*************************************************************
ブログ管理人のホームページ団塊世代の海外ロングステイ 関連情報がメイン
ブログ管理人のwebサイト2011から2019年過去のブログ・アーカイブ
定年後の過ごし方サイト読者からの投稿・体験記事ページ
ブログ管理人の動画サイトユーチューブページ
ブログ管理人のつぶやきツイッター
- 外出せず一日家の中、足の浮腫みと体のダル..
- 退職後の住まい、クラスメートの住まいは?..
- 団塊世代の喜寿を記念しての中学クラス会
- 老後資金2000万は本当に必要なのか? ..
- シニアのライングループ2つに勝手に登録さ..
- 今年の桜 術後の体力不安で遠出を避けて近..
- 朝日土曜版 何てもランキング 身近に感じ..
- 認知症? 名前がでてこない 過去を振り返..
- 修学旅行は京都から撤退、でも東京は残る
- 若者が目指す人生 自分探しの世界放浪とノ..
- 78歳団塊世代 おばあちゃん芸人
- シニアの住宅問題、築年数が経過したマンシ..
- 身寄りなき老後・保証人と見守り問題
- Googleマップから見る団塊世代の典型..
- 大阪万博 あなたは行きたいですか?
- 居心地の良いスタバの無料Wi-Fi 駅周..
- 胆嚢摘出腹腔鏡下手術 第三章 一ヶ月検診..
- 身近にある熟年離婚の波、足音
- beランキング 訪ねたい桜の名所トップ2..
- 団塊世代は今年77歳、喜寿を迎えた