もちろん、賛成、どこでやろうが参加すると返信した翌日、早々と「3年15組同級会」といラインが立上がっており、私もメンバーになっていた。
まだ数名のメンバーがこれからライン参加が増えると云っているが、正直、ライングループは面倒で嫌いだが、仕方がない。
既に参加している女性二人がいるが、名前を見ても誰だか解らない。
やけにスタンプを使っていて、面倒な女性のよう、そこで幹事役に聞いてみた、「この女生徒誰だ」と聞くと旧姓を教えてくれて解った。一番苦手な「〇〇学会婦人部」
の選挙の度に電話して来る女性、もう一人はの下の名前から推測できたが、名字がなく名前だけ、これも幹事に尋ねると、結婚して名字が変わったが、10年前「熟年離婚」
したようだよ、説明してくれた。10数年前・・・まだ60代半ばか・・・「熟年離婚」か。
熟年離婚か・・早期退職して鎌倉に越してきて、シニアのタイヤ同世代の先輩たちの離婚・別居は目にしてきたけど、自分たちの同級生、女子も熟年離婚か

長年連れ添った夫婦の「熟年離婚」

厚生労働省のデータによると、1980年代は約2万件だった熟年離婚の件数は、2000年代にかけて約4万件と、20年間で2倍に増加している。
また、離婚事件全体に占める熟年離婚の割合も、年々増加している。
熟年離婚は、夫婦お互いが年齢を重ねているという点で、若い頃の離婚とは違い、特有のメリット・デメリットや注意点がある。
熟年離婚は、すでに子供が成長して独立している家庭が多いので、親権、養育費、面会交流など子供に関する条件で揉めるケースは少ない一方で、婚姻期間が長い分、
退職金を含む財産分与、年金分割など金銭に関する条件で揉めるケースが多いのが特徴。
妻と夫のどちらから切り出すケースが多い?
「熟年離婚」と聞くと、妻がある日突然、夫に離婚を突き付ける場面が頭に浮かぶが、最近では、夫から妻に離婚を切り出すケースも増えてきているようですが、
依然として妻から切り出すケースが多い様です。
女性の社会進出が進み、仕事を持ち経済的に自立できる女性が増えたことや、離婚後の年金分割制度が整備されたことが、
妻が離婚を決意しやすくなった要因となっていると考えられます
熟年離婚の原因と夫婦の特徴
■ 夫婦間の価値観が違う
■ 定年退職によって家にいる時間の増加
■ 子供が自立して手がかからない
■ 介護をしたくない
■ 相手の浮気・不倫
熟年離婚のメリット
● 長年の我慢・ストレスから解放される
● 老後に相手の世話をしなくて良い
● 趣味や自分の好きなことに、思う存分没頭できる
● 折り合いの悪かった相手の親族との関係を断ち切れる
● 義理の親の介護問題から解放される
なんといっても残りの人生を、自分の好きなように謳歌できるという点でしょう。
デメリット
▲ 孤独感
▲ 熟年離婚をすると、最初のうちは自由で、清々しい気持ちでいられるかもしれません。
しかし、熟年離婚後の1人暮らしは、以下のような理由で、想像以上に孤独を感じる
ことが多いそうです。
・ 定年退職して社会との繋がりがなくなった
・ 健康問題に不安がある
・ 周りの友人も家庭を持っており、思っていたほど一緒に出掛けたりできない
経済的な不安
熟年離婚の大きなデメリットとして、経済的な不安が挙げられます。
特に、専業主婦として夫の経済力に依存していた方は、離婚後の生活費や老後の資金について、一番不安を感じているのではないでしょうか。
離婚後の生活は、当然、夫の収入をあてにすることはできません。
離婚前に財産分与や年金分割をきちんと行って老後の生活費を確保する、自身も仕事を見つけるなどして、離婚後に経済的に困窮しないよう、
準備を整えておく必要があります
生活面での不安
特に男性に当てはまりますが、普段、家事を妻に任せきりにし、仕事一筋で生きてきた方は要注意です。
離婚後は当然、掃除・洗濯・炊事などの日常生活は、全て自分1人で回さなければなりません。
慣れない家事を上手くこなせずに、部屋が散らかる・食生活が偏るなど、生活の質が大きく落ちてしまう可能性があります
長年連れ添った夫婦の離婚の進め方

離婚したい理由が何であれ、夫婦で話し合い、お互いに離婚することに合意すれば、離婚が成立します。
一般的に熟年離婚の場合、このようなケースが80%と云われています。
夫婦のみで解決しなければ離婚調停
離婚について夫婦の話し合いで合意に至らなかった場合は、家庭裁判所に離婚調停を申し立てします。
離婚調停では、裁判官や調停委員を交えて話し合いを行い、夫婦双方の意見や主張を聞いて、助言をしたり、まとめたりしてもらって、
離婚の成立を目指す手続きです。
熟年離婚は、婚姻期間が長いので、離婚条件・内容が複雑になり、揉めるケースが多く見受けられます。
夫婦だけの話し合いでは合意できずに離婚調停の手続きを行う夫婦は多い傾向にあります
離婚裁判
離婚調停でも離婚が成立しなかった場合、最終的には、裁判で争うしかありません。
しかし、裁判においては、離婚したい理由が以下の5つの法定離婚事由のいずれかに該当していなければ、離婚が認められません。
・不貞行為(肉体関係を伴う浮気)
・悪意の遺棄(一方的に別居を開始する、生活費を入れないなど)
・3年以上の生死不明
・回復見込みのない強度の精神病
・その他婚姻を継続し難い重大な事由(DV、モラハラなど)
例えば、「定年後の夫が家にいることがストレスだから」という理由は、法定離婚事由に該当しないため、裁判では離婚が認められない可能性が高いでしょう
ここまでが、熟年離婚の基本知識です。
以下は朝日・オピニオンフォーラムアンケートの結果意見
熟年離婚の理由は、どのようなものが多いと思いますか?

回答者の抜粋紹介
全財産を妻子に 男性60代
私自身、熟年離婚をしました。
全財産を妻と子供に渡し、現在、アパート暮らし。
夫婦で財産の持分を決めたら、こんなに苦しい生活をしなくても良かったのにと何度か思いましたが、妻や子供につらい思いをさせてしまったと思い
52歳から介護、福祉の仕事を始めました。
なんとかして離婚は避けるべきだったと、後悔している。
不公平のないよう 男性60代
お互い我慢し続けて対面を保つより、残りの人生を自分らしく生きる方が良い。
長年連れ添った夫婦である事は事実なので、相手が出来るだけ困らないよう、財産分けは不公平にならないようにするべき。
離婚で貧困化も 女性60代
十分な財産分与がないことが多いので、離婚は高齢者女性の貧困化の大きな原因。
なるべくなら別居に踏みとどまって、双方が年金受給者になる頃まで離婚は待ったほうがよい。
私自身、もし離婚していたら、老後の資金は苦しいものとなっていた。
経済的DVだった 女性60代
社会人になった時、両親に「もう離婚してもいいんじゃない」と伝え後押しした。
父親が家計を管理し、母はわずかな生活費しかもらえず苦労していました。
今は「経済的DV」という言葉があるのを知り、腑に落ちた。
私達は外からは、子供のいない、経済的にややゆとりあるお友達・同志夫婦と思われています。
確かにその通りですが・・・来年カミさんは後期高齢者となり、これから二人は老老介護の状態に突入します。
頼れる相手は夫婦以外にいないのですから、どんなにいがみ合っても、お互いに助け合って生きて行かねばいけないことは解っています。
今、冗談に云っているのが、お互い大切にしないと、「先にボケてやる」です。
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