
今年の染井吉野系早咲き桜、地元鎌倉の玉縄桜の開花は遅れているのかなと思っていました。
それと云うのも「玉縄桜」の開花標本木的存在のターミナル駅大船西口の3本の木は毎年、3月になると、気にかけて見ていたのですが、今年は、胆嚢摘出オペもあり自宅待機が長く、一週間自宅から一歩もでない日々がつづいており、玉縄桜の開花状況は全くみていませんてでした。
JR大船駅西口の3本の玉縄桜

これでは不味い、まるで本物の退職・貧乏・何の趣味もない・ヨボヨボ老人なってしまう。
このイメージが鮮明にあるのは、元東京都知事「石原慎太郎」の晩年の姿をテレビニュースで見た時でした。
息子の石原良純に抱きかかえられて玄関から車に乗り込む姿でした。その映像時は何歳なのかわかりませんが、あの強気の政治家の老いた姿、政治から身を引きもっぱら一日書斎に閉じ籠もり執筆をしていると聞いていました。
それでは、今の自分とさして変わらぬ人生、老後ではないか、ああは絶対なりたくない、そう思っていました。
毎日の日課に血圧と体重を記録し、今、今日、今週にやらなくてならないとこをメモしています。
胆嚢摘出オペの後、そろそろ、体力復活の為に出歩かなくては・・・思っていました。
しかし、今週はじめは湘南には南岸低気圧が近づき、東京・横浜では小雪、鎌倉では冷たい雨が続いていました。
木曜日、ドラッグストアーの15%クーポン最終期限日、勿体ないので、やや体調不十分ながら、駅向こうの商店街へ行くときに、あのいつも玉縄桜」の開花標本木のもう満開近く咲いていました。
しかし、この日は桜の撮影には不向きな曇天の空、天気予報だと明日7日は晴天、しかしその後週末は再び小雨・小雪という天気予報で、翌日7日金曜日、出かけて撮影したのが、この晴天の元の早咲き「玉縄桜」です。
まだ、満開ではない模様。さて、後何日、このままキープしてくれるか。
湘南鎌倉病院の進出で一気に玉縄桜は広まる

玉縄桜は、神奈川県立大船フラワーセンターで発見された早咲きの桜の品種です。ソメイヨシノとオオカンザクラの自然交配により生まれ新種です。
【特徴】
■ ソメイヨシノより早咲きで、花期が長い
■ 花色はソメイヨシノに近いやや濃い目ピンク色
■ 蕾は濃いピンク色で、開花すると薄いピンク色になり、散り際には濃いピンク色になる
■ 雄しべも同じように色が変化し、散り際には赤に近い濃い色にな
【歴史】
・1969年に神奈川県立大船フラワーセンターで発見された
・1990年に「玉縄桜」の名前で品種登録された
・鎌倉時代からの旧玉縄村から名づけられた
時を同じくして、マンション建設ラッシュに

玉縄桜は1974年の一本の挿し木・接木で繁殖が開始され、その後地元市民団体NPO「玉縄桜を育てる会」の会員全員が自宅に持ち帰り、繁殖に尽力して市内に広がりました。
先ずは鎌倉市玉縄地区に住む、各個人の家で丁寧に挿し木、繁殖がされ、先ずは地元、新たに開発されていく公園、マンションそして大きく植栽が広がっていったのが、鎌倉時代は武家の住む幕府から遠い、百姓が住む野菜・食料の供給地の玉縄と呼ばれていた、現在の住宅地、そして新たこの地に進出してきた、大型医療法人グループの医療法人徳洲会の旗艦大病院「湘南鎌倉病院総合病院」の存在です。
この地の大規模開発に合せて、緑地・公園に積極的に「玉縄桜を育てる会」が無償で植栽労力と苗木を供給してきました。
私は直接、苗木・植栽のお手伝いはできませんでしたが、鎌倉NPOの広報担当者として、側面から「玉縄桜」の知名度UPに側面から協力してきました。
この病院の進出により、この周辺は2000年代から次々と、大型マンションが建設され立ち並ぶマンションの敷地、周辺小公園には、多くの玉縄桜が植栽されることになりました。
この鎌倉市玉縄地区の発展にはもう一つ、大型モールが貢献しています。

古都、鎌倉は人口17万の神奈川県のなかでは比較的小さな自治体で、面積も小さいのです。
しかし、知名度としては、大都市、東京やお隣の横浜で働く方々のベットタウン、或いは別宅として使われ大正時期から人気の地となっており、昔から市民の意識が高く芸能人、作家、文化人、著名人の邸宅が多い土地です。
このような環境にあるため、大きな土地の開発に市民が「待った」がかかることが多く、それ故に鎌倉で多くの自然林が保護されています。
しかし、鎌倉の市役所や、神社・仏閣のある鎌倉中心地駅から二駅先の「大船」地区は昔から別です。
鎌倉時代から、「お百姓さん」の住むエリアとしてされており、現代の都市開発も普通の他の自治体とほぼ変わり有りません。
旧鎌倉には大型スーパーは有りません。
地方・郊外の都市にあるよう大型ホームセンターもなくないのですが、私がリタイヤ後この地に引っ越してきて三年後、ようやく大型のショッピングモールが玉縄の行政区内に進出し、同時にこの広大なモールを公園にも、玉縄桜が植わるようになりました。
あれから、20年、玉縄地区で最大の玉縄桜鑑賞ポイントとなっています。
玉縄桜が生まれた地、県立フラワーセンター

第三セクターの手で運営されるようになり、「玉縄桜」を鑑賞するために来園する人が増えました。
それ以前、生まれ故郷の植物園なのに、原木の保存さえもやっとだったのに、この日行くと、昨年まで大きな鉢植えを並べて展示していたものが、、新たに玉縄桜セクションとして土に植えられて独立していいました。町なかと違って、手入れが良いのかこの日の撮影で一番綺麗な色で収められました。
この3月半ばまで玉縄桜が楽しめ、今月後半から4月にかけては、本番の染井吉野の巨木がある、植物園最深部が楽しみになります。
近所の保育園の子供たちが来ていました。

動画ユーチューブでご覧いただけます。
私が、鎌倉市玉縄の地に越してきたのは、56歳の時、あれから21年経ちました。
あの越してきた当時、この植物園に一度だけ来て見ましたが、その後70代半ばにはいるまで、一度もきていません。
暇をもてあまし、植物園で日向ボッコしなかがら、綺麗なお花や、賑やかに駆け回る園児を一日のんびり見守る、そんな老後をやや軽蔑していたのを覚えています。
アクティブな老後人生、同い年の老人の集まりなんて、真っ平ゴメン、何時までも若く、アクティブに生きていく・・・そんな自分をと思っていました。
胆嚢摘出オペから25日の今日、お天気は快晴の青空、さあ、桜行脚へと、足取りも軽くでかけました。
この日、最後の鎌倉武道館からの帰路の道のり、かなり足元が危なくなる感じがしました。
疲れた、自宅マンションに戻り、2階の自室への階段の上りを嫌い、ワンフロワーなのにエレベーターを使いました。
自室にもどり、スマホの歩数計は「6,352歩」「4.8km」、
エーたったそれだけで、何この疲れ疲労感は。
退職直後の京都の桜を撮影にいった時、一日3万歩、20数キロ歩いて、へっちゃらだったのに。
5km未満で、このざまか。
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