• もっと見る

2025年02月15日

認知症治療に有効か過去を振り返る 記憶力の強化

私達団塊世代の少し上の世代の御夫婦の男性から、奥様が80歳少し前で軽い認知症を発症されたというお話をよく聞くようになった。
ほとんどの場合、まだ年齢的にも、発症してすらの時間もまだ短いので、初期、軽度の場合が多いのですが・・・

認知症のステージは、進行度によって大きく4段階に分けられると云う。
前兆(軽度認知障害):軽い物忘れや注意力の低下が見られるが、日常生活には大きな影響はない
初期(軽度) :予定を忘れたり、慣れた道で迷ったりすることが増える
中期(中等度) :身の回りのことに支援が必要となり、時間や場所の認識が困難になる
末期(重度) :日常生活のすべてに介助が必要となり、意思疎通も困難になる
認知症の進行段階は、症状の内容や日常生活への影響度によって異なる。

何故、女性のほうが多いか、理由はまだ定かではないようですが

女性が認知症になりやすい理由としては、女性ホルモンの減少や運動不足、ストレスなどが考えられます。

女性ホルモンの減少
女性ホルモン(エストロゲン)は脳機能や神経細胞の保護に作用しており、閉経後にその量が低下すると認知症の発症率が増加します。
エストロゲンが減少すると、神経細胞の死滅が進み、脳血流量が低下して脳機能が低下します。
運動不足
女性は男性に比べて運動不足である可能性が平均して2倍高いと言われています。
運動不足は神経変性疾患のリスクを高めるため、認知症の発症リスクも高まります。
ストレス
女性はホルモンの変動や社会的なプレッシャーによりストレスを感じやすいと言われています。
ストレスが脳に及ぼす影響がアルツハイマー型認知症の進行に寄与する可能性が考えられています。

私が現在、鎌倉でIT絡みのサポートをしている「認知症グループ・ホーム」定員9名、2ユニット合計18名のうち、お世話している18人うち、16名が女性です。
年齢的には、ほぼ80歳前半、70代後半の女性もおります。
グループホームでは治療ではなく、今の症状の進化を遅らせる程度が現状では精一杯で、主にはこの世代の方々の青春時代を過ごした、唄を一緒にみんなでこえを出して歌ったり、懐かしの映画をみたりしています。

思い出は認知症の進行改善に役立つのか?

先日、テレ東「所さんのそこんところ」のなかで、昔の8mmフィルムの再生を請け負う、職人さんの仕事を紹介していました。
この職人さんへの依頼のなかで、「妻に見せた、二人の結婚式の8mm映像」ドキュメントをやっていました。
依頼したのは私とほぼ同じ世代の男性、認知症を発症(現在初期症状、醤油とソースの瓶の区別がつかない状態)した妻に、50年前、二人が若かった頃の結婚式のカラー8mmフイルムを再生して、少しでも昔の思い出を蘇らせたい思い、再生を依頼したものを自宅で一緒に見るものでした。
居間を暮らしして、白いスリリーンに映る、若い二人をカメラは多いつつけますが、奥様の反応は全くありませんでした。
度々、ご主人が「あの時・・・」と話しかけますが、全く無反応、無表情のままで終わりかけと頃、花嫁の顔のアップ画面になったとき、奥様の目に変化がそれを見てたご主人がすかさす、「覚えている、綺麗だったね」と話しかける、こっくり、何か言葉を発したようにみえました。
このフィルムを企画した、ご主人にはそれだけで十分でした。

この後、カミさんの愛読雑紙「婦人公論」の特集に注目。

認「脳を鍛える、過去を振り返ることは、記憶力強化に」をじっくりと読みました。
知機能が低下しても過去の記憶は残る
昔の写真をみる、流行歌を聴く、歌う、自分の人生を回顧する・・そうした「回想法」のトレーニングは認知機能の改善や、心の安定につながるとも云われ、介護施設でも幅広く取り入れています。
確かに、私が関わっているグループホームでは、いつも童謡・小学唱歌や70年代に流行ったフォークも取り入れて、みんなで歌っており、あの歌手の名前を覚えている人、「はーい、照をあげて」とやっています。
実際に、認知機能低下してしまった人に、いろいろ質問しています。
「小学三年生の時に住んでいた家の間取り、書いてみて、台所や居間、みんなで寝た場所」
「家から学校までの道順、教えて」
「だけと一緒に通学していたの?」
と訪ねると、すらすらとペンを走らせ、いきいきと当時の思い出を語りですことは珍しくないそうです。そうした、過去回想法を手軽に実践できる手段として、「昭和クイズ」に注目が集まっています。

脳科学者の解説によると

過去の記憶は、脳の奥深くある記憶をや想起ら司る「海馬」「扁桃体」に大きく関わっている。
古い記憶は神経細胞の根っこの方で繋がっているので、古い記憶をとだって根っこを刺激することで、新たに記憶に関わる神経細胞も活性化しやすいと云われています。
この他「懐かしい」という感情を抱くことにも重用な意味があります。慣れ親しんだものに触れることで「ドーパミン」や「オキシトシン」といった幸せホルモンが分泌され、これら物質は
ストレスを軽軽減し、心を落ち着かせ、前向きに取り組む意欲を生み出すと云います。

今回の「婦人公論」では、購読読者のメイン世代は昭和をいう時代を実際にみている為、掲載している、クイズ、設問を見ると
「知っている気がする」
「習ったはず」という感情をいだくでしょう。
これを「センス・オブ・ノウイング」といい、何とか記憶を引き出さうと努力するため、いい意味で諦めが悪くなります。
脳は「記憶検索」している過程で活性化するため、楽しみながら高いトレーニング効果得られ、筋トレよりも効果がでやすいでやすいと云われています。

思い出しクイズに挑戦してみよう(婦人公論2月号より引用)


昭和の名著作者とタイトルを結ぶ

グループ・サウンズ、メンバーとヒット曲を結ぶ


私のごく親しい友人の奥様79歳が、いま初期の認知症の状態です
まだ、何処かの施設の手助け、介護が必要な状況ではなく、ご家庭で友人が診ています。
彼が云うには、ガンとか難病と違って、治る見込みのない、日々、ゆっくりと遠ざかっていく妻を見ているのは辛いと云います。

*************************************************************
ブログ管理人のホームページ団塊世代の海外ロングステイ 関連情報がメイン
  
ブログ管理人のwebサイト2011から2019年過去のブログ・アーカイブ

定年後の過ごし方サイト読者からの投稿・体験記事ページ

ブログ管理人の動画サイトユーチューブページ

ブログ管理人のつぶやきツイッター
posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック