現役時代はあまりなかった、一般的な会社勤めでも無理せずに、まともに休める長期の年末年始がった、月曜日は朝から雨模様。
365連休の身とは云え、新しい年始めの今年は1月6日月曜日。
特別、新年のご挨拶、メールもなく、唯一アルゼンチンに住む、同世代の旧友からのラインによる新年の挨拶、近況報告のみでおわる。
旧友の住むブエノスアイレスとはマイナス12時間の差で、ラインのビデオトークも相手の時間帯を考えると、なかなか合わないので、テキスト返信するのですがスマホの文字入力が苦手です。
フリック入力=キーにタッチすると周囲に文字が出てくるので、打ちたい文字の方向に指を払って入力します。
スマートフォン特有の入力方法で、慣れると速く入力できるようになりますがガラケー育ちのシニアほとんどはトグルでしょう。
トグル入力=ガラケーでおなじみの入力方法で、ボタンを連続して押し進めて目的の文字を引き出します。
他に最近、シニアの間で人気なのが音声入力=スマホのマイクに向かって入力したい内容を話すと、その通りに入力してくれます。
検索の時の短い単語なら良いのですが、長文になるメール、ラインとなると・・・特に、家の中で一人でいる分にはよいのてすが、外、人のいる近くでななかなか、音声入力は出来ません。
そして、Win95以前からのPCを使っている昭和のおじさんは一般的なキーボード配置入力が一番簡単なのですが、スマホでは画面が小さくてもっと苦手です。
短文のただの連絡なら、マイク入力が簡単ですが、長文となると音声入力は、一度頭のなかを整理しておかないと、スタックしエラーになってしまいます。
そしてそのキーボードにしても、Android OSではキーボードはすべて英語配列キーボードとして認識されるため、標準では「かな入力」に対応していません。
かな入力に対応している日本語入力アプリを使用することで可能になる場合がありますが、面倒なのでインストールしてありません。

病院通いのスケジュール作り。
そんな世間の九連休明けの週から、今年来月、喜寿を迎えるシニアは病院通いのスケジュール作りです。
1月6日、朝10時から、緑内障予防の視野検査です。
緑内障とは、眼圧が上昇することで視神経が障害され、視野が狭くなったり視力が低下したりする病気です。
緑内障の症状は、少しずつ見える範囲が狭くなっていきますが、進行は非常にゆっくりで、両方の目の症状が同時に進行することは稀です。
そのため、病気がかなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。
緑内障の視野検査の頻度は、眼圧や病気の重症度、緑内障の状態などによって異なりますが、一般的には4ヶ月から6ヶ月に1回程度が目安です。
緑内障の診断当初は、精密検査や薬剤の選択、副作用のチェックなどを行うため、比較的頻回に受診する必要があります。緑内障が落ち着いてきたら、2ヶ月に1回程度の眼圧検査と4ヶ月から6ヶ月に1回の視野検査が推奨されます。

息子はそれまで有名大学病院の眼科医で、シニアの視野検査は年に二回で十分と教わってきていたのでしよう。
息子さんに代替わりして、最初にやったことは、母親の代のスタッフの総入れ替え、ユニフォームの変更、そして電子機器の導入、なのですが、カルテはまだ手書きです。
そして患者数は激減しました。
やはり、眼科に来る患者はシニア、それも女性が多いのでしょう。
我が家のカミさんも同じ眼科に通っています、加齢黄斑変性症だそうです。
「黄斑変性症」は、網膜の中心部である黄斑に障害が生じる病気です。
加齢とともに黄斑の働きが低下し、見たいところがゆがんで見えたり、ぼやけたり、暗く見えたり、視力が低下したりします全く自覚症状はないようですが、欧米では50歳以上の失明原因の第1位、日本では失明原因の第4位となっています。
高齢化や生活習慣の欧米化に伴い患者数は増加しており、50歳以上の人の約1%にみられます。
加齢黄斑変性には、進行が早い「滲出型」と進行が遅い「萎縮型」の2つのタイプがあります。治療法は近年進歩しており、早期発見であればある程度の視力の維持や回復が目指せるようになっているそうてす。
カミさんもやはり、以前の息子さんの母親のほうが、親切・丁寧で良かったけど、息子は大学病院並のスピード・姿勢で診察し、会話も説明もないと云っていました。
母親の代から引きから継いで3年目、現在元の患者の半分に減ってきて、眼科医としてより駅に近いビルのいっかくでの開業医として立場に気がついてのか、カミさんに云わせるといくらか対応も良くなってきたと云います。
年に三回の視野検査が二回に減る、視野検査は保険なしで17,000円、私は堂々の1割負担ですから良いものの、3割負担ですと5,000円と高い検査です。
きっと大学病院では、押し寄せる患者数と検査費用の高さと、一人つきっきりになるスタッフ費用と病の進捗度を考慮して年二回の検査でOKとしたのでしようが、一般内科開業医から見ると「良いな、眼科医院は一回二万円近い検査を年に数回なんだから」と云っています。
翌日二日目はかかりつけ消化器内科へ胃カメラの予約です。

ちょうど、ファミリードクターの二ヶ月に一度の検診日で、この痛みを訴えると、痛みの位置からして、胆石発作とやや違う場所、女医さんは「食道炎」ね、「逆流性食道炎」もう何年もお薬飲んでいるでしょ、これまであまり症状がなかったけど、今回の「胆嚢炎」と違って、痛む場所が違う、前からカメラ検査で見つかっていた「逆良性食道炎」。
「どうしたら良いの」の問いに「今まで飲んでいたいたお薬一日一錠を二錠に、二ヶ月様子をみましょう。」
もし、時間的に余裕があれば、TA先生に胃カメラ見てもらいなさい。と元同僚の医院に振られました。
確かに、毎回、TAさんの所でのカメラの画像で、「はい、ここが逆流性食道炎の炎症」と指摘されてましたが、特に深刻症状がなかったのです。
そこで、カメラ専門のTAさんの所で予約を入れようととすると、「胆嚢炎」のほうどうなったと、聞かれ、明日行く予定ですと云うと、外科の胆嚢摘出手術日が決まってからでも遅くはないから、先ずは湘南鎌倉病院肝胆膵外科が先と云われました。
正月休み明け三日目いよいよ大病院へ

いぜんやはり同じファミリードクターから紹介状をもってやってきたのも、外科でした。
この時は「鼠径ヘルニア」の補強手術でした。
今回は数年おきに何回か、強烈な痛みを伴う「胆石発作」の原因を取り除こうという所まできているのです。
この「胆石発作」の元を「胆嚢炎」であり、関わった三人の医者は全て同じ結論に達しました。何回も同じ発作、痛みが数年おきに起きてきているのだから、年齢を考えるとラストチャンス、外科的処置、つまり取り除くのが現代医療というのです。
今回、胆嚢炎・逆流性食道炎と同じような消化器系の病気を併発して、カミさんも外科的手術に同意しました。
この日は、紹介状を持って8時00分に総合受付にいきました。
紹介状あっても「予約ではないので、お待ちいたたくことになります。」
それは解っていましたが、外科外来のドクター指名は出来ないと云います。
この病院の外科外来は以下の構成となっており、紹介状を持っていっても、その日専門担当の医師がいない、或いは手術などで、外来にいない事が多いので、本当に最初から専門医に診てもらいたい場合、事前にネットでその曜日に専門医が外来を担当しているか、調べて行かないと、
最初は一般外科外来扱いとなります。
消化器・一般外科(食道、胃、大腸などの消化器全般の悪性腫瘍、良性疾患、鼠経ヘルニア・肛門疾患、リンパ節生検など)
肝胆膵外科(肝臓、胆道、膵臓の悪性疾患、胆石症などの良性疾患)
呼吸器外科(気管・肺・縦隔などの良性・悪性疾患)
救急外科(消化管穿孔、腸閉塞、虫垂炎、急性胆嚢炎などの緊急手術を要する外科疾患)
乳腺外科(乳癌・乳腺腫瘍)
内分泌外科(甲状腺・副甲状腺・副腎疾患など)
外傷外科(全身多発外傷、臓器損傷など)
移植外科(腎移植を腎臓病総合医療センター部門と協力して診療)
私の場合は肝胆膵外科です。
予約なしでしたが、先月の救命救急のカルテがあったので、最初から目的のドクターが担当することになりましたが、それでも外科外来受付を済ませてから1時間待ちました。
こんな大病院の外来、予約なし・・でも紹介状ありで、1時間はまあまあしょう。
ドクターは調べてあった若手の女医さん、年間100~120例の腹腔鏡ロボット手術のエキスパートです。
紹介状も元湘南鎌倉のOGドクター、先月救命救急のデータも10年前の鼠径ヘルニアのデータも彼女のPC画面にあり、話はすんなり運びました。
次回、来週の検査項目
■ 腹部エコー ■心エコー ■採血 ■採尿
▲ 簡易肺機能検査 ▲心電図
● 膵臓・胆嚢MRCP単純 ●胸部立位正面1R ●腹部2R(立位P-A・臥位)
以上を3時間かけてやることになりました。
そしてその翌週、
◎ オペドクターに手術内容についての説明
◎ 麻酔医による説明
そして、翌月に手術本番、1泊2日となる予定が建ちました。
やれやれ、これで他の予定もたてられるひとになりました。
年明けの医者通いのラストは歯医者さんへ

まさか、正月明けに幾つものクリニック・大病院を回ることになると思いもしれませんてした。
歯医者さんには、年末・年始の連休中、食べるものに気をつけてく下さいね、釘を刺されていました。
とにかく、私の歯はボロボロで普通の歯医者さんなら、即、抜いて総入れ歯にするしかない。という悲惨な、部分入れ歯のベース、支えとなる歯がもうない状態なのですから。
私はほぼ左下の部分入れ歯のみで咀嚼するような、ひどい状態になっているのに、ついうっかり左側が大きなパンをカブりとかんだ拍子に、上の歯がグラッときました。
舌で触ると少し動くくらい・・・やってしまった。このお正月連休でやっていない時期に。
歯医者さんだけは、鎌倉・大船ではなく、電車で二駅、現役時代に住んでいた街にある昔なじみの歯医者さんです。
だんだんと年老いて、出かける機会が少なるなか、電車での外出のちょうど良い、生活の変化、タイミングなのです。
日記を見ると先月の12月、この年の最後の歯医者さんに行った時、大船駅構内にある、博多ラーメンの超有名店「一風堂」に初めて入り、食べたのが、今回年末の「胆石・胆嚢炎騒動」の原因でした。
今回も馴染みの歯医者さんへいくのに、このラーメン屋さんの前を通ります。
この日も10名ほどの若者、女性、中高年サラリーマンが並んでいました。
私は、もう二度とこの店はおろか、こってり系のラーメンは食べれない体になっているのです。
できるだけ、差し障りのない範囲で、だんだんと年老いていく、団塊世代男性のリアルな日常をお届けします。
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