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2024年12月13日

東京の夜景 六本木けやき坂と目黒川イルミネーション

東京の秋の風景、紅葉文字通り、木々が赤く染まっていく風景は

東京都内ではなかなかなく、赤く染まる紅葉は郊外一時間以上電車でいくような公園・森林しかなく、一番近いスポットとしての鎌倉にしても、京都のような寺社・仏閣のお庭の紅葉はごく限られており、自然林の紅葉としては、鎌倉の裏山を歩く天園ハイキングコースの「獅子舞」が唯一の紅葉の名所ですが、散歩コース程度なく、ハイキングの準備・装備をして入る、後期高齢者にはやや、厳しいコースで、季節的には日本で一番遅い紅葉で、12月第二週が例年の最盛期です。

東京の秋の風物詩は銀杏の黄葉と、都会のイルミネーションです。

都内の銀杏の黄葉の見どころは、「神宮外苑」「靖国神社」「東京駅丸の口広場」で最盛期にはインバウンド観光客、ほぼ90%は中華系アジア人が道路を埋め尽くして撮影しており、警備体制がひかれているほどです。コロナ以前はこんな、若い中国人観光客ではなく、ほとんどが買い物目当ての爆買い団体客でしたが、コロナ禍が終焉し、来ているのはのは、スマホ片手に撮影する個人旅行と思われる若い中華系女性観光客です。
皆さん、東京の撮影名所を良くご存知です。それというのもSNSからでしょう。
昔と違ってスマホ時代、だれでもが個人として情報・画像を発信し、互いに個人として繋がっている時代で毎日、莫大な情報・写真・画像が世界に広がっています。
良いアングルの撮影場所に驚くべき人数のインバウンド観光客が押し寄せてきており、「オーバーツーリスム」交通障害、地域迷惑ともなってます。
典型的な例が「コンビニ富士山」や、「鎌倉高校前江ノ電踏切」なのでしょう。

若者が海外に出なくなった

東京都はこれだけ史上最高の外国人観光客が押し寄せてきているのに、もっと増やそうと色々な手てを売って呼び込んでいます。
2024年の訪日客数3,310万人(JTB推計)〜3,500万人(政府見通し)これまで最高です。
3,500万人とは日本の人口1億2,500万人、日本人3.5人に一人は外国人生観光客となりますが、東京都に限るともつと多くなり、観光地では圧倒的に日本人よりもインバウンド観光客が多い現象になります。
白人・ヨーロッパ系の観光客が多いと目立ちますが、韓国・台湾・中国の特に若い女性は昔と違い全く区別がつかないほど、これらの国々の文化は、ネット社会で混じり合いそこに、今まで存在してしていた経済的格差の垣根がなくなり、かえって日本が遅れ気味になっていることも反映して益々、都内に観光客が溢れています。
日本人の20代若者のパスポート保有率はわずか5.9%、全く海外に興味がないことを物語っています。原因の一つに極端な円安があるのからでしよう。
日本国内にいれば、手頃で安全な環境があるのですから、何もわざわざ高い韓国・中国へ行く必要もないのでしょう。
団塊世代が、TVのなかのアメリカに憧れたのとは時代が違うのですしょう。

東京タワーから六本木けやき坂イルミネーションへ

現在の六本木アークヒルズ再開発は、ARKアーク(赤坂六本木開発)と呼ばれ地元森ビル主導で大規模開発が進んで今のような形になつてきています。私が日本に戻って建設エンジニアリング会社に再就職し、最初に研修先として配属された現場がこのアークでした。
元々、信州で育ち、東京にきてからも方角的に上野・文京区周辺を生活の場としてきて、この六本木・広尾・恵比寿などの地域は全く足を踏み入れたことのない場所でした。
建設がはじまった当初はまだ木造の家が多かった地域が今や、ここが日本なのかとみまちがうような、高層ビルが立ち並ぶお洒落な街になってきています。
最初のアーク開発周辺のビル(テレ朝・サントリーホール)が竣工したのは1985年、私が36歳の時でした。もうあれから40年たっています。
竣工後、私の受け持ち区域が都心の大手町・日比谷に移ったので、滅多に六本木にくることはなかったのてすが、退職して2003年、六本木ヒルズの竣工時に、検査・応援要員として立ち会って、私の現役人生が終わった場所です。
入学も卒業も六本木六丁目なのに、日比谷線六本木駅出口、はて何番出口一番近いかネットで調べる有り様でした。
日比谷線六本木駅は広大ですから、あらかじめ出口を行く先別に検索することをお勧めします。ちなみに、ヒルズは1Cが直近です。

東京タワーのライトアップ撮影が目的です。

アークヒルズと呼ばれているたけあって、ここやや坂の多い地形ですから、東京タワーは良く見えます。
但し、地下鉄の乗ってネットで調べた出口にでた時に既に方向感覚はゼロの状態になっています。外に出て、私達、建築屋のように本能的に北・南わかる人種でないかぎりタワーの方向はわからないでしょう。
今回も何とか来ているはずのヒルズ・地下鉄の駅でも見回しても、自分の知っているお店も通路もありません。過去の本能的にこちらの方向へと出ると見覚えのある毛利庭園にでで、今自分がいる場所を把握しました、そう眼の前遠くに、東京タワーが輝いていました。
しかし、廻りには私の知らない高層ビルが立ち並び、まだ建設中のものありました。

けやき坂イルミネーションと東京タワー

けやき坂方面へは昔から何度も、テレ朝に用事があって行っているのと、大勢のインバウンド観光客の人の流れ,歓声で分かりました。
方向的にけやき坂イルミネーションの坂上から東京タワーが真ん中にくる位置は解っていました。
二箇所あります、けやき通りのを渡る歩道廊下の上からか、或いは下の横断歩道のこの二箇所は解っていました。
しかし、ものすごい人、中国語の場所取り合戦の声と、スマホの壁前方をさえ切ります。ここで、前のガラスの壁が邪魔してダメ、と下の横断に出ると、警備員が数人道路に飛び出て撮影しないように、警笛を鳴らしっぱなしです。
横断信号は青になると一斉に道路に飛び出してスマホを構えます。
しかし、この横断歩道時間調整がされているようでものすごく短く、きっと10〜15秒もない短さで、車がいっせいに突っ込んできます。
きっと、コンビニ富士山もこんな状況なんてしょうに。
ここの撮影を終えて、次の中目黒に向かうのに、来た時の地下鉄日比谷線の駅に向かう時に、歩き出してわからなくなってなってしまいました。
確か、毛利庭園の方から歩いてきたハズなのに・・・
しかし、最近かなり素直になり、人に聞くことにしています。
以前でしたら、都会に紛れ込んだ田舎ものの、老人と思われるのが嫌でしたが、最近は素直に、久しぶりに大都会にきた老人を素直に演じることが出来るようなりました。

六本木から中目黒へ日比谷線一本です。

今夜の最後の撮影は、目黒川桜並木のピンクイルミネーションです。
六本木から日比谷線で一本乗換なし、と馴染の中目黒駅で下車し目黒川方向に歩きだして、アレ、なんか雰囲気が違うな・・・いつもの桜の季節のようなに賑やかさが全くない、普通の金曜日のよるのような雰囲気、方向は違うのかなと目黒川沿いにでましたが、いっこうに「ピンクイルミネーション」が見当たりません。
もっと下流のほうなのかな、確かネットで検索した時、ピンクの桜のマークが付いていたような記憶があるし、どんどん歩き出しましたがいっこうにありません。
「これは何か変、こんなに暗い訳がない」と山手通りの明るいところででスマホで「目黒川ピンクイルミネーション 何処」と音声入力で検索するとやはり音声で、「目黒川ビンクイルミネーションは、五反田と大崎の間で開催中です」と答えてくれました。現在、人のいない時、家ではスマホに文字を打ち込むのが苦手な私は全て、音声入力にしています。
こうやって、段々、少しづづ、衰えていくのでしょう・・・
頭から目黒川イルミネーションは中目黒と勝手に思い込んでいました。ではここから五反田・大崎へとお向かおうか・・・日頃テレ東の路線バス番組をみています。今
いるのは山手通り、ここを南方向へ行くバスは絶対に五反田駅近く通るはずとバス停で、立ち止まる直ぐにバスがやってきました。
車掌さんに一番近いバス停を聞くと「大崎広小路」と教えてもらい乗車しました。

目黒川ピンクイルミネーションの始まりは

春の目黒川の桜は都内でも12を争うほど有名で、メイン会場は中目黒です、今回のピンクイルミネーションもつい、その続きかと思っていましたが、目黒川ピンクイルミネーションイベントは2013から、五反田の商工会議メンバーが、中目黒に対抗して、冬場、クリスマスに五反田に集客しようとは始めたイベントで、2010年12月3日、「みんなで街への愛着と誇りを育んでいきたい」という想いから始まった、
街の景観資源を生かした冬の風物詩としてメイン会場である五反田ふれあい水辺広場を中心に、川沿いの桜並木をオリジナルの桜色LEDで装飾。「冬の桜」の通称で親しまれている。
イルミネーションに使われているのは、廃食油を資源としたバイオディーゼル燃料による自家発電である。
2016年からは品川区の主催エリアが設けられ、開始当初のスタート地点だった小関歩道橋から居木橋まで延長。全長が2.2kmになった。
品川区のエリアは今、品川駅がJR東海リニア新幹線始発駅となるもようからオフィスビルの建設ラッシュで新しい、品川のビジネス拠点の街と発展しており、これを機会に観光客をよびこもうと考えているようです。
確かに、青白いLEDよりも桜のピンクを意識したイルミネーションは「絵」になります。
しかし、開催してから14年にもなるのに、私のような暇人が知らなかったぐらいですから、まだまだ夜この周辺を訪れて人はまばらで、ましてやインバウンドらしき観光客は皆無でした。
そのぶんゆっくりと撮影が出来、大崎駅まで歩き、帰りは湘南新宿ライン一本で最寄り駅大船まで34分、736円でした。
都会は益々近く、早くなっています。

上野から始まる動画も併せてご覧いただけます。




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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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