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2024年11月17日

今年評判の映画 侍タイムスリッパーを見に行く


暇人、年金シニアリタイヤーは、原則、月に一回は街の賑やかなシネコンにでかけ、映画を見ることにしています。
映画は何でも良いという訳にはいきません。
最近の大型ショピングモール内にある大手シネコンで上映する映画作品と云えば、
・子供、ファミリー向けアニメ
・都会の若者向け青春・恋愛もの
・ハリウッド製の荒唐無稽CGもの
なかなか大人特に時間を持て余していいるシニア世代が見たいと思う映画は多くはありません。
先月見に行ったのは、今回アメリカ大統領選の結果を予言するような「近未来のアメリカ 映画 シビル・ウォール」でした。先月のブログ参照

そして今月はと云うと、前々から狙っていた映画、独立系映画「侍タイムスリッパー」です。
数年前の自主制作映画「カメラを止めるな」が超意外な大ヒットしたのに続いて、じわじわと評判になってきた映画なのですが、大手制作・配給ではないのでなかなか、上映する映画館が少なく、独立系も評判の映画を積極的に取り上げる、川崎の「シネチッタ」まで見にいった後、数ヶ月がメディアで取り上げられ大ヒットしました。
この映画も独立系映画で、幕末の侍が現代にタイムトリップすると云う、何処にでもあるようなコンセプト・ストリーの映画なのですが、じわじわと人気が出てきて評判になり今年の流行語大賞ノミネートにタイトルがノミネートされて、上映館が一気に全国展開し始めた、話題作品なのです。
何処でやっているのかと、調べてみると、私の最寄り映画館、辻堂駅前、お洒落な湘南テラスモール内の行きつけのシネコン「109シネマ湘南」で演るというのです。ということは・・・?

上映打ち切りになる前に、早速行ってみました

以前、同じような経過で大ヒットした「カメラを止めるな」と全く違った客層でした。
「カメラを止めるな」の上映館は、川崎の名画座的の小屋、映画好きは誰でも知っている「シネチッタ」でしたが、「109シネマ湘南」は若者向け、ファミリー向け、確実に集客出来る映画しか演らない映画館です。
メデイアで評判の映画でも、内容よりも収益を重視する経営方針の湘南ど真ん中の典型的なおしゃれなショッピングモールに入っている109でやるというのですから。
前日の予約状況ではシアター1、全265席のうち、真ん中のエグゼクティブシート20がほぼ満席だったのです。
この席が前日で満席?滅多にないことです。
私はいつも通路から一番近い、トイレに近い席を確保して、場内を見回すと、独立系、侍もの、タイムスリップとベタな内容なのに意外と入っており80人ぐらいでしょうか!
客年齢層は高く、高齢者、女性も多い、映画好き?と見て取れました。
もう一つの大き気な理由は、109シルマは1スクリーンに一日、数回同じフィルムの上映が常ですが、この日は、11:20分上映の一本、一回だけというのが理由なのでしょう、
11:20というのは、暇人シニアには時間的に早くもなく、遅くもなく、お昼を食べて帰ってくるのにちょうど良い時間帯なのでしょう。
映画館の営業マネージャーからすると、恐る恐る、お試し上映だったのでしょうが、一応ペイしているのではないでしょうか?

あらすじを紹介する前にこの映画の評判解説を引用紹介

自主制作(インディーズ)映画「侍タイムスリッパー」が躍進を遂げている。2024年8月にたった1館での上映からはじまり、
来場者の口コミを追い風に全国230館まで広がった。同じく自主制作で興行収入30億円を超えた「カメラを止めるな!」
(18年公開)の再来との呼び声も高い。限られた予算と人員から生まれた異例のヒット。
幕末の侍があろうことか時代劇撮影所にタイムスリップ、「斬られ役」として第二の人生に奮闘する姿を描く。
コメディでありながら人間ドラマ、そして手に汗握るチャンバラ活劇でもある。
「自主映画で時代劇を撮る」と言う無謀。
コロナ下、資金集めもままならず諦めかけた監督に、「脚本がオモロいから、なんとかしてやりたい」と救いの手を差し伸べたのは他ならぬ東映京都撮影所だった。
10名たらずの自主映画のロケ隊が時代劇の本家、東映京都で撮影を敢行する前代未聞の事態。
半年に及ぶすったもんだの製作期間を経てなんとか映画は完成。
2023年10月京都国際映画祭で初披露された際、客席からの大きな笑い声、
エンドロールでの自然発生的な万雷の拍手に関係者は胸を撫でおろしたのであった。
初号完成時の監督の銀行預貯金は7000円と少し。「地獄を見た」と語った。


興行収入30億円を超えると、その映画は大ヒットしている映画といわれています。
大ヒットと呼ぶ基準を15億円や20億円にするメディアもありますが、いずれにしても興行収入30億円なら大ヒットといえるでしょう。
実際、年間興行収入で上位にランクインする映画は、興行収入が30億円を超えています



異色の時代劇がヒットしている。「侍タイムスリッパー」だ。
都内1館で公開されたのが8月17日。それが10月末にはなんと、283館にまで拡大された。興収は5億円を超えている。
SNSなどの口コミによる人気の広がりから動員を伸ばし、上映館の数が増えていったのである。
インディーズ映画として大ヒットした「カメラを止めるな!」(2018年)現象の再来だとするメディアも多くなっている。
確かに最小館数(「カメ止め」は当初2館)から300館クラスにまで拡大公開され、興収を伸ばしていったのは同じである。どちらも公開後に実績のある配給会社が関わり、拡大の道を切り開いていった。
ただ、作品の作られ方には大きな違いがある。「カメ止め」は製作費が約300万円。俳優などのワークショップを行う会社が製作を担った。
一方の「侍タイ」は、その10倍近くの製作費がかかっているとみられる(それでも低予算だが)。しかも、監督の自費で多くが賄われたという(監督のインタビュー記事などから)。
「侍タイ」の監督は、製作や公開に関しても、自身で映画関係者をはじめとする各方面に働きかけをしたと聞いた。まさに、徒手空拳である。
加えて、当たり前だが、中身がまるで違う。「カメ止め」は卓抜な劇構成に特徴がある。前半部分(ゾンビ映画)と後半部分(その製作の裏側)を絶妙に組み合わせ、しだいにコミカルさや感動的な要素を作り上げていった。
一方の「侍タイ」は、幕末の侍が現代に赴く、見事なタイムスリップものだった。
このジャンルは様々な局面で辻褄合わせが非常に難しいのだが、そこを巧みな物語展開と描写力で乗り越えていく。秀逸な職人技の趣さえあった。
最も大きな違いは、その興行の推移であろう。「カメ止め」は30億円を超えた。「侍タイ」は10億円超えがひとつの目安と言われている(もっと伸びるかもしれない)。
どちらも凄いが、なぜヒットの程度に違いがあるのか。
一見、何気ないような人間関係や描写の数々(伏線)が、後半あたりで説得力を持つことを、話が「回収」されるという。いわゆる「伏線回収」だ。
「カメ止め」はこの「回収」の仕方が全くユニークにして、とんでもない爆発力があった。しかも、予想もしえなかった家族や仲間の結びつきに、見事に着地させた。
ここに若い層を大きく集客した理由があり、それが破格の興行につながったのではないか。
それに対し、タイムスリップものという変化球とはいえ、「侍タイ」は時代劇の王道を踏み、時代劇への愛を高らかに奏でたところに、大きな魅力があったと思う。
こちらも話の「回収」は巧妙だが、大団円の切れ味抜群な殺陣のシーンを含め、笑って泣ける、堂々たるエンタメ作品としての風格が圧倒的であった。
その作風からすると、客層の年齢は比較的、上がってくる。
つまり、作品の面白さをめぐって、関心の度合いにちょっとした開きがあったと推察されるのだ。そこを踏まえれば、客層もその広がり方も、相違が出て当然だろう。
今回、2作品を一緒くたにしている風潮があるので、少し整理してみた。もちろん、どちらも映画界に多大な刺激を与え、映画志望の若い人たちに希望の灯をともしたのは間違いない。
重要なのは誰が、どこが、あとに続くかであるとアサ芸プラスは報じている



侍タイムスリッパーあらすじ紹介

幕末の京都。密命を受けた会津藩士・高坂新左衛門が長州藩士と刃を交えたその時、雷が落ちる。
気を失った新左衛門が目を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所だった。
江戸幕府が140年前に終わったことを知り愕然とする新左衛門。
やがて身を立てるために撮影所の門を叩き、磨き上げた剣の腕を頼りに斬られ役として生きていくことを決意する。
撮影所助監督の若い女に幾らか心寄せる、主人公・・ここでこの二人が結ばれる結末・・・
では、この映画はヒットはしなかったでしょう。
この映画の凄さ、面白さ、ストリーの展開は、後半の30分がメインです。

かなり感激して、ジーンとくる結末の映画
・・のハズでしたが、今回もトイレが近く、途中二回トイレに立ち、最後のエンドロールも、
いの一番で立ってトイレに駆け込むという情けない結果になりました。
特に、暗い座席のゆったりとして映画館だけの問題ではなさそうです。

最近、日中午後、NHKBSで13:00から、過去の名画を演っています。
先日は高倉健の「海峡」をやってました。
1982年公開(自分は34歳、そんな古い映画だったのか)
本州と北海道を結ぶべく着工した青函トンネル開通工事に従事する技術調査員を中心に、長年に渡って難航を極めた大プロジェクトに取り組む人々の人間模様を描いたドラマ吉永小百合が若かった、42年前の映画・・私達が新幹線でいった時(2013)はまだ新函館北斗は建設中駅は建設中だった。こんな時でも安心してか、トイレは1時間に3回の時もトホホホ、ホ。


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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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