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2024年11月15日

Beランキング 行ってみたい美術館・博物館

2024年、夏の猛暑・熱暑から秋の気配はいきなり初冬の風になり、稲村ヶ崎からみる富士山の頂きの冠雪がないとと思って見ていたら、ようやく11月9日に史上一番遅い冠雪を確認
できたようです。

これから、鎌倉・稲村ヶ崎のお天気の良い夕方は、カメラマンラッシュの季節となります。
そんな季節なのに、鹿児島・与論島には季節外れの大雨、確実に世界の温暖化は進み、いくら暇なリタイヤシニアとは言え、そう簡単に「秋の旅行」へ行く意欲が湧いてきません。


メディアは、盛んに旅行特集を組んで宣伝してきますが、退職20数年の幾らかはゆとりのある夫婦とはいえ、もう日程の決まったパック旅行は、体力面・費用面でもなく、お天気の悪い日には
旅はしたくなく、多少の経費はかかっても直前、天気予報を見てから行くことにしています。
そんな時、カミさんの友人の一人、お金持ち鎌倉婦人はカミさんに話したそうです。
国内も海外も行く場所・都市の「美術館」「博物館」を事前にチェックしていくそうです。雨の日対策として、なるほど・・流石余裕のある鎌倉婦人と受け取れました。
そんななか、朝日新聞の土曜版は読者アンケート「Be Rankig」で行ってみたい美術館・博物館をやってました。
首都圏に住んでいますので、都内・神奈川県の美術館は、仕事柄、建設にも関わった物件やらも多いので全て、行ってはいますが・・・・・
ランキング20位のなかの次の4箇所は
大阪の大阪中之島美術館とあべのハルカス美術館、
京都の京都国立博物館
石川の金沢21世紀美術館 は入ったことはありません。
長野の無言館は長野県上田市古安曽にある、先の大戦で亡くなられた画学生の作品が展示されている美術館として、TV番組で知りました、がほぼ生まれ故郷に近いのですが、まだ足をむけていません。

東京国立博物館(東京)

これまで何度かプログ上が書いていますが、私達夫婦が最初に一緒に住まうことになったアパートは、上野公園へまで徒歩5分の生活圏のなかでした。
そして私の生まれ故郷は信州なので、東京イコール上野でしたから、上野駅公園口からすぐの東京国立博物館はとても身近な存在でした。

でも実際に中に入ったことは40歳を過ぎた頃でした。それも仕事として・・・
日本の建設業界、特に空調、温湿度の制御コントロール必須の博物館・美術館の空調コントロール技術のリーディングカンパニーの、現場施工管理の責任者して、竣工後のちのちのまで関わっていたこともあり、何度も、改装とか、新規展示開催でこのハックヤードに出向いていました。
実際に、入場料をはらって正面から入場したことは一度もありません。
原則、入館料は必要ないようですが、特別展示・催事の観覧料金はかかるようです。
ちなみに、現在行われています、「平成館 特別展示室 はにわ展〜 2024年12月8日(日)」70歳以上は無料のようです。
この朝日のランキングアンケートに、「一日中、他のどこにも行かずに過ごせる、東京の人がうらやましい」とか、「大きな公園、桜、美術館、グランド、噴水、こんな文化的な環境の街の近くに退職後は住みたい」というコメントがあったようです。
・・・私達夫婦の本籍は二年前まで、ここ、上野池之端でした。
しかし私が逝った後の手続き、煩わしさを考えて本籍、現在の住まいの鎌倉に移しました。

足立美術館(島根県)

島根の旅は
10数年前、羽田発3泊4日、玉造温泉旅館三泊朝夕食事付き、羽田・出雲空港間ANA、空港・玉造間送迎付き、夫婦二人75,000円という、阪急の格安パックをみつけて、初めての島根県
それも、ビジネスホテルではなく、玉造温泉ど真ん中の宿三泊です。
初日、羽田発午後便で出雲空港、玉造温泉街に到着し、夜の食事を最終にしてもらい、宍道湖の夕日の撮影に行きました。
翌日二日目、玉造温泉バス停から、この足立美術館に向かいました。
この阪急格安パックを申し込んでから、初めて、「足立美術館」を知りました。
解説では・・横山大観らの日本画を展示、日本庭園が米国誌ランキング21年連続日本一の評判の、日本画よりも庭園の美しさを知られる美術館のようでした。
元々、私達夫婦は日本画の大家、横山大観記念館、近くのアパートで新婚生活を過ごしていたので、名前も業績・評価も知っていましたが、「富士山」の横山大観という程度でした。
それ故に、足立美術館に入っても、日本画よりも、庭園人気のようです。
じっくりと眺める庭園・・・と云うよりも、私達二人にとっては、お隣の安来節劇場のほうが気になっていました。
足立美術館からバスを乗り継いで「米子」、そして電車で水木しげるの「境港」へ、中海を通って「松江」松江城をみて、玉造へ。

三日目はこのフリーパックの目玉「出雲大社」へそのまま、山陰本線日本海側をこの年に世界文化遺産に登録された「石見銀山」へまわる旅でした。
それ故に、あまり芸術・文化に疎い私達にとって、日本第二位の美術館の印象は薄い、足立美術館でした。

国立西洋美術館(東京)

JR上野駅公園口から一番近い場所です。
この入口から、ここの美術館の目玉のひとつ、ロダンの「考える人」と「地獄門」の彫刻が見えます。
この屋外展示をみるだけなら、入場料はいりませんので、上野公園に足を踏み入れたら絶対に寄ることをお勧めします。
ここの展示の目玉はフランスから寄贈返還された「松方コレクション」が核となってます。
※松方コレクションとは
松方コレクションは、神戸の実業家・松方幸次郎(1865〜1950)が、1910年代半ばから1920年代半ばにかけて収集した西洋美術のコレクション。
日本の美術、そして人々のために公共美術館をつくるという目的のために収集された作品群が、現在の国立西洋美術館開館へとつながっていった。
ここ数年、展示物以外に建物が世界遺産の一つとして注目を浴びています。
2016年7月にこの本館を設計したル・コルビュジェは、パリを拠点に活躍した建築家で、近代建築三大巨匠のひとり と呼ばれている。今回登録された17作品建造物は、フランス、スイス、ベルギー、ドイツ、アルゼンチン、インド、日本の7カ国が共同で推薦され世界遺産として登録されている。

大原美術館(岡山県)

倉敷の美観地区の中心にあるこの美術館は、
倉敷の実業家・大原孫三郎が設立、西洋名画や日本近代絵画の名品を展示している。
大原美術館で一番有名な作品は何ですか?
徹底解説】大原美術館の魅力とは!
大原美術館には、世界的に知られる絵画が数多く展示されています。
そのなかでも一番人気はエル・グレコの「受胎告知」とのこと
彼の作品は日本では2点しか存在しません。 他にもモネが描いた「睡蓮」が展示されており、日本にいながらヨーロッパの美術館にいるような空間に酔いしれます。
朝日新聞の読者コメントでは「数々の棟方志功作品を見て歩くうちに、気がつくと涙が溢れてきた。後にも先も美術作品を見て泣いたのは、初めてだった」とありました。

大塚国際美術館(徳島)

大塚グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立した日本最大級の常設展示スペース(延床面積29412平米)を有する「陶板名画美術館」
ここの特徴は、西洋の名だたる名画を登攀で再現展示している点です。
「どんな作品でも本物となるとものすごい人だかりで背の低い私は人の後ろ頭しか見られない、その点、本物そっくりに精巧に出来た絵画の陶板を展示するこの美術館は、世界の名画をゆったりと静かにみられ、といも気に入った」との女性のコメントがありました。
ここでの特徴は全て、陶板に印刷された精巧なプリント作品故に、触れます、写真撮影、フラッシュ撮影も0Kです。
本物の所有者からの許可・了承・承諾を得ての展示となっています。
ここの入場料3,300と、ちょっと高めの設定です。
※大塚グループとは、大塚製薬や大塚食品(ボンカレーの)、大鵬薬品などの徳島県発祥の企業グループ。

Beランキングでの20位までの人気美術館は以下のとうりです。

6 サントリー美術館(東京都)    14 大阪中之島美術館(大阪府)   
7 金沢21世紀美術館(石川県)    15 あべのハルカス美術館(大阪府)
8 京都国立博物館(京都府)     16 山種美術館(東京都)
9 東京国立近代美術館(東京都)   17 根津美術館(東京都)
10 国立新美術館(東京都)      18 東京都美術館(東京都)
11 奈良国立博物館(奈良県)     19 MOA美術館(静岡県)
12 彫刻の森美術館(神奈川県)    20 東京都庭園美術館(東京都)
13 無言館(長野県)


【世界五大美術館】とは? 順不同

・メトロポリタン美術館 (アメリカ・ニューヨーク)
アメリカ東海岸は一度だけ行ったことがあります。
それも、ニューヨークだけです。
南米へ向かうフライトでの乗り継ぎの合間、たった1.5日の間で一番行きたかったのが、自由の女神だったのですが、天候不順で諦め、確実に空港から往復都心中央まで行ける交通環境のあるメトロポリタン美術館だったのです。

・ルーブル美術館(フランス・パリ)
日本のお正月休みに、パリ・マドリード・バルセロナ
8日間ホテル・エアーパックの駆け足の旅でした。パリは1月1日の祭日で、ルーブル美術館は無料でした。
お正月休みの割には、館内はそんなに混んでなく、有名なモナリザ前には、模写する学生一人だけでした。
ルーブルからオルセーまでセーヌ沿いをゆっくり歩いていきました。
日本人には、どちらかというオルセーのほうが人気があるのでしょう。

・エルミタージュ美術館 (ロシア・サンクトペテルブルク)
1998年8月、ソビエト崩壊の後のロシア・エリチェン政府のゴタゴタ最中のサンクトペテルベルグとモスクワ8日間、少人数8名のパックツアーに参加した時に、サンクトでエルミタージュ美術館
へ案内してもらいました。
とても大きな美術館で、一人歩きには注意が必要といわれましたが、そんなに興味もないエリアをパスしているうちにこの日本人グループと離れてしまい、途方にくれたことを鮮明に覚えています。
すべての展示品を見るには10年かかると言われており、ここではその多くの作品の中から、絶対に知っておくべき作品10点をメモしていったのですが、ほとんど見つからずに、帰路の集合場所探しで精一杯でした。

・大英博物館(イギリス・ロンドン)
残念ながら、イギリスは一度も行ったことは有りません。
一番の理由は食事がおいしくなく、単調、「フィッシュアンドチップス」しかないと云われているのを信じてはいないのですが
見る所は大英博物館しかないのは解ったいました。
アシア・中東の博物館で目にするの多くにはレプリカと表示され、本物は大英博物館と表示されておりいつかは行こうが、ついにこの年齢になってしまいました。

・プラド美術館(スペイン・マドリード)
1990年パリ・マドリード・バルセロナ、お正月8日間のパックツァー
でマドリードの初日、大晦日の日に行く予定だったのが、休館日でした。
特別プラド美術館の目玉のゴヤ作「裸婦マーヤ」を見たかったのでもなく、カミさんは全く興味なしで、その余った時間で買物が出来るのを喜んでいました、


人として生まれ、行くべき所を付け加えるとすれば 

・エジプト考古学博物館(エジプト・カイロ) 

ここの絶対に見るべきものといえば、定番の「ツタンカーメンの黄金のマスク」です。
日本の美術館・博物館と違って、眼の前、数センチの近さ、ガラス越し一枚の近さでじっくりと見られることでした。
その他に大量のパピルスの巻物やら、エジプト象形文字のヒエログリフの書き物が沢山見られました。まさに教科書の世界でした。

・メキシコ国立人類学博物館 (メキシコ・メキシコシティ) 

中米メキシコへは何度も、夫婦ふたりで旅しています。
全くの個人自由旅行では積極的に博物館やら美術館に行くケースはほんどなく、やはり街歩きがメインでした。結婚しして二人で初めての海外旅行はメキシコでした。
やはり、日本のお正月休み、それも今では考えられないJALパックです。
1984年、横浜の購入したマンション初期頭金借り入れを全返済完了した年の記念としてのメキシコ旅行でした。
この時に、我が家のカミさんはこういった美術品や歴史ものに全く興味なく、お土産品だけが目的という事を初めて悟ったのが、この旅、この博物館でした。

この先、美術館へ行く機会はあるのでしょうか?
折角の都会、東京・横浜・鎌倉に住んでいてるのにもったいないと、信州に住む姉はいうのですが・・・まず長蛇の行列と入場料の高さで二の足をふんでいます。
現在国立博物館で開催されている「はにわ展」はちょっと興味はあるのですが・・、

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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