近年提唱されている「ライフサイクル・モデル」では。乳児期から65才以上の老年期を8段階に分けて、40才から65才を成年後期としています。
エリクソンが提唱した8つの発達段階 は、
「乳児期」「幼児前期」「幼児後期」「学童期」「青年期」「成人期」「壮年期」「老年期」
あるいは「導入期」→「成長期」→「成熟期」→「衰退期」という4つの段階。
また、成長期を「成長前期」と「成長後期」に分けたり、成熟期と衰退期の間に「飽和期」を加えるなど、5段階や6段階のサイクルに分類するケースもある。
東洋には、古代インドから伝わる「四住期」という考え方がある。
人生を「学生期」「家住期」「林住期」「遊行期」という4つの時期に区切って、それぞれの生き方を示唆する思想である。
林住期は、職業や家庭、世間の付き合いなどから自由になって、じっくりと己の人生を振り返ってみる時期。
遊行期は、人生の最後の締めくくりである「死」に向かって帰ってゆく時期
五木寛之の著書『遊行の門』では、遊行期について「人生の締めくくりとして死を迎える時期であるとともに、子どもに戻る時期である」と記されています。
さらに、理想の死へと向かう旅立ちの季節とも考えられており、そのほとりで死を迎え、遺灰をその流れに委ねることが人生の究極の夢とされています。
男には第二の思春期がある
今回のメディアの記事では、人生の登り坂から下り坂に入る時期に、心や体の不安や変化が表れ、葛藤や不安、焦り、うつなどの心の不調を抱きやくくなり、「第二の思春期」とも呼ばれることもあり、著者の団塊世代の医師鎌田實氏は「僕は48才で症状が出て、完全に抜け出すのに4年かかったと述べています。
48才、子供の受験や巣立ち、親の介護・・・何よりも今の仕事上の様々な圧力やら将来の不安から、眠れなくなり、孤独感・不安感の増大で体の不調から心の不調、第一期男の更年期とも云われています。
鎌田医師は、当時48才勤務していた公立病院づくりに励んでいた頃と云います。会議にでると頻脈発作、冷や汗、夜一人でいられなくなり、妻のベッドで一緒でないと眠れないなど、50から52才で症状は和らいでいたが、前向きにではなかった。
脱皮は筋トレ・運動・次世代の子どもたちに目を向ける運動に力を入れ、被災地・難民キャンプに医療を提供することプロジェクトへの参加で徐々に和らいできたと云います。
私も鎌田医師と全くの同年代、故郷も同じ
ミッドライフクライシスも同じ48才でした。
1996年、バブル崩壊後の不動産業界・建設業界に住んでいました。
建設バブルの余波は関西方面の方面から押し寄せてきました。大阪湾を埋め立てて建設された「関西国際空港」の竣工1994年以降、西の建設会社、人員、資本があまり
東へと押し寄せてきたのです。東京都庁は1991年に竣工しており、建設バブルの崩壊が迫っていた時期でした。
でも私の所属していたのは「業界最大手」「ガリバー」「競争相手なし」「独禁法ぎりぎり企業」分野でしたから、仕事に困ることはなかったのですが、人材は不足していたました。
いくら給料・ボーナスが良くても、施工管理という中間管理職の宿命、上から下からの突き上げ、この超建設バブル時代、多くの若手が会社を去りました。
それでも、独占的専門分野の会社としては、仕事は断れません。
最終的にツケが回ってくるのが当時48才、ベテランの工事責任者に回ってくるのです。
横浜市民ならだれでも知っている駅前物件を掛け持ちでとりあえず、正式担当者が決まるまで自宅から近い・・ということもあり建設ペースに乗るまでやることになったのですが、ゼネコンと受注契約内容でぶつかりました。このゼネコン、メイン装置の中枢をゼネコンが他で仕事していると大電子機器メーカー会社工場建設の受注バーターで、我が社のものから、そちらに
変更したのです。では我が社は何をすればいいのか?ただの電気工事屋です。
そうでなくても、関西系のヤクザまがいの建設会社の態度に嫌気がさしていた頃でした。
会社としては、こんな面子を潰された仕事、数億程度の仕事の為というよりも、関西系のスーパーゼネコンと喧嘩をしたくないのでしょう。
「まあまあ、なんとかなるから・・・しばらく我慢して」と会社は云います
48才、カミさんと二人家族、家のローンは遠い昔終わっているし、しばらく海外で遊んで暮らすぐらいの余裕は十分にある、退職老後の年金なんて宛にせず
今、出かけようと、会社に辞表だして、2週間後私達二人は中米・カリブ海の民宿ホテル一軒という島にいました。
今思い返すと、あれが私の「第二の思春期・クラスイシス」だったのでしょう。
そして、悟りました。
「逃げるは恥だが、時として役に立つ」
男の更年期 キャリアの終着 ホルモンの低下 8割が経験
男性更年期障害とは? 「男性更年期障害(LOH症候群)は、男性ホルモンの値が低いことにより起こる病気である」男性ホルモンが減少すると、不安が強くなり、やる気・記憶力・性欲の低下が著しくなります。 また、筋力や骨が弱くなります。
原因として、「ストレス」が大きく関わっていることが分かってきました。
男性更年期障害は30歳代後半から70歳近くまで幅広い年齢で起こりえ、神経質でまじめ、几帳面な人は男性更年期障害を発症しやすいと言われています。
男性更年期の症状
身体症状
・関節痛・筋肉痛痛みを感じやすくなる
・疲れやすい
・発汗やほてり
・肥満やメタボリックシンドローム
・頻尿
精神症状
・イライラ
・不安、パニック
・うつ
・不眠
・興味や意欲の半減
・集中力・記憶力の低下
性機能症状
・ED
・性欲低下
男性と女性の更年期障害の違い
原因
男性 男性ホルモンの低下
女性 女性ホルモンの低下
時期
男性 特に決まっておらず、40歳以降いつまでも
女性 閉経前後5年、50歳前後
期間
男性 終わりがない
女性 閉経後5年ほどで落ち着く
更年期かなと思ったらのセルフチェック
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