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2024年08月25日

ピンチ、カミさんが室内転倒、骨折

リビングでから大きな音、転倒したような気配の音。
行ってみるとカミさんがうずくまっています。


台風7号が関東首都圏に接近してる日、リビングのロッキングチェアで寛いで、読んでいた本を落とし、拾おうと立ち上がった時にスリッパの上で足が滑って転倒し、左足の小指・薬指を変に床にぶつけたようです。
その時のカミさんの行動が素早かった。
私に、自分の部屋の引き出しに入れてある、整形外科医院の診察券を持ってきてと云います。
なんで、と聞くと「今日、何時まで受診出来るか調べるて」
「エー、今から・・この台風が接近しているのに?」
「そうよ、確実に骨折しているから、処置は早いほどいいの」
カミさんは冷蔵庫から保冷剤と出してビニール袋に入れて包帯をし始めました。
「そんなに酷いの、医者にいくほど?」
「そーよ、本人しか解らないの」
そして、「マンション玄関脇のバス停の時刻表を調べて」と云います。
駅の反対側の馴染の整形外科へ行くというのてす。
タクシーより、早いし、安いから。
確かに、自宅玄関から1分でバス停へ、2分待って駅へ行くバスがきました。
210円です。ここに21年住んでいますが、これまでバス停ひとつの先の駅までバスを使ったことは一度もありません。
でも、最近のこの猛暑では歩くよりも、たった2分で駅の入口、エスカレータ前まで連れていってくれるのですから・・・
でも、貧乏性の私、運動不足を毎日痛感している身には、かなり抵抗があるのですが・・・

カミさんは慣れたように、さっさと着替えています

それでも、駅の向こう側の整形外科にいくのですから、ラフな格好ではいけないと、ファッションショーしており、靴はダメなのでサンダルをパンツに合うものを物色していました。
後からの話しですが、帰りは整形外科から薦められたサンダルを買って帰ってきました。

こういう患者がやはり多いようで、当然ながらサンダルは保険適用外です。
そして駅からタクシーで帰ってきました、500円だそうです。
いつもは混む整形外科医院医院ですが、さすが台風が来ている日の夕方、10分待って診察・レントゲン、ギブス処置。
おおよそ3週間から一ヶ月かかるそうです。
週4・5で女性のための運動施設カーブスに行っているに・・・
カーブスの定期検査では「骨粗鬆症予備軍」と云われているといいますが、73才年相応の骨密度と云われそんなに気にしていない様子ですが、この年齢の女性、外観は昔の70代と違って若々しくみえてもやはり確実に骨はもろくなっているのでしょう。

カミさんの足の指小骨骨折で困ったのは毎日の買い物です。

暑いのですが、カミさんの性格として、毎日の食事材料は毎日、街中にでかけて、その日使うものだけ買ってくるという生活が何十年も続いています。
ですから、冷蔵庫のなかは他所様のご家庭に比べると、ほぼ空っぽ状態。
冷凍室も小さい、二人家族用の昭和の時代かと思われるようなワンドア冷蔵庫はいつも空っぽです。
これから一ヶ月、カミさんの足がのギブスがとれるまで、私が買い物にいかねばなりません。
自宅徒歩5分程度には、「生協」「地元小スーパー系」「生鮮品も置いてる大型ドラッグ」そして「セブンイレブン」「ローソン」とありますが、お肉・野菜・魚となると、駅の向こう側の「セイユー」となります。
この暑さ、これから一ヶ月、私が買い物袋を下げて、冷凍食だけでなく、毎日の卵もパンも牛乳もトマトやキウリの買い出しにいかなくてはなりません。
ここに越して来た時56才の時、全く気にならなかった駅からの距離、そして坂を意識するようになってます。
今年の猛暑・熱暑までは2kのお米や1.8リットルのワインボトルの重さは気にならなかったのに、今は途中の木陰で一休みしないと自宅にたどり着きません。
自宅マンションには入っても、二階の自室へは、右足ひざを庇い、必ずエレベーターを使う生活、玄関のドアを開けると同時に、シャワーを浴びるために浴室にまっしぐらとなります。
この暑さでなければ、毎日が適度な良い運動なのでしょうが、この猛暑・陽射し・道路の照り返しは後期高齢者である自分を意識セざるを得ません。
こんな時がくるなんて、予定外でした。

もしかしてこれは私に与えられた試練か

ここ二ヶ月、体重はこれまでの標準体重65.5プラマイ0,5を大幅に上回って、ずっと66K台前半だったのが、この一ヶ月半、以前ならとんでも体重増の67k台になり、危機感をもって少なくとも66K台前半までセイブしていたのが、この暑さ、水太りと、そして何よりも運動不足で体重は67k台前半から全く体重が落ちません。

原因は、一日中、冷房と扇風機に囲まれて机の前のでの作業そして、自分の部屋のなかの移動はキャスター付き椅子のまま移動する、やってはならない生活がここ二ヶ月続いており毎日朝一番、体重計に乗るのが怖くなってきています。
このカミさんの怪我はカミさんならぬ、かみ様が私に与えた試練として受け入れなくてはならない・・・
少なくとも、今日は陽射しがよわくなった5時過ぎには、部屋からでて、外出着に着替えて・・ショトーパンツにサンダルでいいから、駅の向こうまで歩いて、カミさんの買い物リストをクリアしよう。
そして、重かったら駅バスターミナルから停留所ひとつだけど、バスに乗ってかえって来よう。
さすがに、貧乏性の私はタクシーでは帰れない。

男は常に自分が先に逝くものだと信じて疑わない

小谷 みどり シニア生活文化研究所所長。
ちょうど全国紙の「Reoリライフ」つながる。変わる。人生ここからといテーマの「リタイヤライフ」のコラムをよんでいました。
テーマは「妻より先に死ぬ」信じていたのに 老夫婦の理想と現実

部分引用
8年前に妻に先立たれた知り合いの男性(79)は、自宅で妻を介護していたとき、毎日の食事が一番大変だったという。
専業主婦の妻に家事の一切をまかせきりで、料理をしたことがないため、スーパーやデパ地下で毎日おかずを買っていたそうだ。
妻を亡くした今も昼と夜は外食で、朝ごはんは買い置きの食パンにチーズとハムをのせるだけだという。
洋服も下着も自分で買ったことがなく、妻が生前に買い置きしていたものを使い回しているそうだ。
多くの男性が「妻より先に死ぬ」と思い込み、「死後のことは妻が何とかしてくれるに違いない」と丸投げ状態だ。
しかし、これからは妻の介護が先に必要になる、もしくはいざというときに妻に頼れないケースが増えてくるに違いない。
厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると、妻が主な介護者である割合は2割に満たない。
介護が必要な時には妻も高齢になっているためだ。私が2014年に60代、70代の夫婦を対象に行った調査では、男女で意識に大きな差があった。
病気などで一時的に寝込んだ場合、配偶者はどの程度頼りになるかと尋ねたところ、「頼りになる」と回答した男性は71.5%もいたが、女性は26.4%に過ぎなかったのだ。

バブル景気のころ、老夫婦が手をつないで仲良くダンスやスキップをするシーンが印象的な台所用洗剤のコマーシャルがあった。
そのほほ笑ましい姿が大きな話題となり、「将来、チャーミーグリーンみたいな夫婦になろう」というプロポーズの言葉が流行したほどだ。
ちょうど、子どもや孫とは関係なく、老後は夫婦ふたりで暮らす高齢者が増え始めたころ。
これまでの高齢者像とは異なり、夫婦ふたりで支えあって、人生をエンジョイしている姿は当時、これからの時代の理想だった。


確かにこのような老後人生は二人が何時までも健康であることが前提です。
私は若い頃から数ヶ月の入院生活を三度経験しており、いつもでも元気・健康であるとは全く思っていなく、70代半ばからの体力の低下、衰退は織り込み済みでしたが。
反対にかみさんは、至って健康、病気知らずと信じてうたがいませんでしたが、今回のちょっとした足の、それも指先の骨折程度でも、二人の生活にこんなに影響をおよぼすとは・・・

カミさんの怪我は、ギブスが取れるまで四週だそうです。
元医療従事者ですから、今最新のテーピングギブスを面白がっています。
全て、元通りになりましたら、ご報告いたします。

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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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