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2023年09月25日

週間ポスト 人生最後に間違えた人の「最悪の選択」第二弾

定年後の天国/地獄の境界線がわかった。パート3,4
最近の週刊誌に少し変化がでています。
これまで、既退職者、これから定年退職を迎える世代及び予備軍向けの特集記事は「週間現代」の十八番でした。
「週間ポスト」も時々やってましたが、どちらかという「お色気」ものが得意だったのが、最近急に定年退職予備軍向けの特集を連発してやってきます。
前日に引き続いて、第二弾の記事の概略・要約をご紹介します。

9月29日号の特集後半の内容は

Part3 
■ リフォーム 転ばぬ先がお金の無駄に
■ 住み替え 駅チカマンションへの7つの後悔
■ カーシェアがお薦め出来ない理由
■ 投資 退職金が水の泡NISAで大誤算 
Part4 
■ ひざの手術 で車椅子生活
■ 背筋が曲がる人とピンとした人
■ 延命治療やるか断るか
■ 難聴 補聴器選びでミス、認知症に



■ リフォーム 転ばぬ先のリフォームがお金の無駄に

介護認定が降りてからでも遅くない
多くの人にとっての最大の資産であるマイホーム、歳をとって行くに従い、長く住む為にリフォームを考える人は多いが、大金を投じた挙げ句かえって住みにくくなってしまうケースがある。特に歳を取っていくにあたっての、段差のない住まい造りやら、スロープアクセス等においては注意が必要と警鐘している。

手すり 価格一本1~2万、距離による
両壁に設置すると、廊下が狭くなり歩るきにくくなる。
右側にするか左側にするか、後遺症がでてからでも遅くない

玄関スロープ 4~5万円
元の段差が急勾配だと車椅子で登りにくくなる可能性がある

キッチン廻り 総入れ替え100~200万円
年老いていくからと、キッチンの高さを下げると、健常者にはかえって使いにくくなり、腰を痛める

ドアをアコーディオンカーテンにする 1万から2万円
ドアの幅が狭くなり車椅子が通りにくくなる。

床を滑りにくくする 6畳相当10万円
滑りにくい材質がかえって転倒リスクを高めることも多い

もっとも多いリフォームは足腰が弱くなり、和室での座る、立つ生活が苦しくなった時の和室を洋室に改造し、ベッドでの生活へのリフォームが多いが和室を一度洋室にかると、再び和室仕様に戻すには100万単位のお金が発生するので要注意
和室、畳仕様で、介護・清掃がし易い床や、ベッドの配置を考えた良く、介護認定の後、介護保険サービス介護リフォーム補助金最大18万円を利用を考えても遅くない。

■ 住み替え 駅チカマンションへの7つの後悔

そう簡単に上手くいきません。
住まいのダウンサイジング失敗パターン
1、元の自宅の売却が遅れる
 築年数の経った戸建てが売れないと売却代金を新しい物件の購入費にあてる計画に狂いがでる。
2、焦って短期間で新しい物件を選定
 元の戸建ての売却が決まっても、引き渡しまでの約一ヶ月で新しい物件の精査は困難
3、新しい物件の購入にローンを組む
 シニアも年収に比べて大きな額のローンが組みやすくやすくなったが生活苦に繋がることも
4、旧耐震基準の物件の購入
 駅近で割安の物件は1981年の耐震基準前の物件が多い、入居後の耐震補強で多額の費用が発生する可能性がある
5、自主管理の物件
 大規模修繕費の積立がいい加減で、いきなり高額負担を求められるケースもある。
6、小規模マンションの購入
 戸数が少ないため、一戸当たりの管理費、修繕積立金の負担が大きくなりがち
7、50平米未満の物件の購入
 住宅ローン減税が使えない為、この先相続した子供らが売却の際、困難になるリスクがある。

駅ちかで綺麗なのに割安物件は、綺麗にリノベーションされており、新築マンションと見間違えるが要注意
室内や外観は綺麗であるが、建物本体の給排水・電気・ガス及び耐震構造については、専門家でないと分からないことも多い

■ カーシェアがお薦め出来ない理由

家と並ぶ大きな資産である「マイカー」
ガソリン高騰や事故のリスクを考え、公共交通機関やカーシェアリングを活用するのが賢い選択と・・考えがちだが
車は人生を明るくする条件の一つ
電車やバスといった公共交通機関などがある駅ちか、商店街、大型スーパー、病院、役所に近くない限り、車を手放すとシニアは孤立しがちになります。
出歩かなくなり、当然足腰は衰え、老化に拍車がかかります。
今、まだ第3者から見て、危険なほど運転技術が低下しておらず、反射神経も衰えていない場合、無理して車を手放し、免許返納するよりも、最新の安全機能を備えた車に乗る選択もあると専門家の意見、そして、今注目されているカーシェアリングは、多くの他人との共有で、ブレーキ・アクセル・ハンドルの位置、効きなどが違う馴れない
車を運転することになり、シニアにはお勧めしませんと結んでいます。



■ 投資 退職金が水の泡NISAで大誤算 

資産運用に無縁だった人が、定年退職を機に「投資」を始めるケースは少なくない
まとまった退職金を元手に投資を始めるいわゆる「退職金投資デビュー」では、各種金融商品の仕組みリスクを理解しないまま、銀行窓口ですすめられたり、人づてに聞いた話、本で読んだ話を参考にハイリスクのきちん理解しないまま手をだして失敗するケースが多く見受けられます。
投資の基本は余裕のある資産での「長期・分散」が基本です。
しかし、定年退職者はこの基本があてはまりません。
それは、長期でも余裕のある資産でもないからです。
65歳からの先、何年のあるのは、せいぜい15年です。
余裕のある財産ですか?公的年金ではゆとりのある生活が出来ないのは周知の事実で、退職金3,000万は、夫婦二人で生きていく上で取り崩す資産であり、余裕のある資産ではなく
使い道が解っている資産なのです。
それを銀行・証券・ネット上の専門家筋のアドバイスだからと云って、伴侶の同意もなく数十万、或い数百万の一時的利益の為に注ぎ込んではいけません。
退職シニア投資家は絶対に失敗は出来ないのです。
団塊世代の退職者はおおかれ、すくなかれ、現役時代に会社の株などを持たされたり、或いは少額ながら外貨預金やらをやった経験がある世代です。
でも、多少失敗しても現役時代だと、年に2回以上のボーナスという、月々の定額収入以外のものか入り、心情的にも穴埋めできたのですが、退職後の年金生活ではそれがなくいきなり痛手となるのです。
NISAも idecoも収益にたいする課税減免システムであって、簡単に素人が短期間に利益を上げるものではありません。

Part4 「死ぬまで元気」か「長生き地獄」か
運命分ける薬・治療・手術に決断


■ ひざの手術 で車椅子生活

「ひざ痛」患者は70代以降は二人に一人
歌手の和田アキ子(73)も膝関節の手術の為入院、手術した。しかし将来にわたって解放されたわけではない。
むしろ、手術したことを後悔するひとも少なくない、その理由のひとつが人工関節に寿命があること。
金属の寿命は15~20年、一生ものでなく、長寿・高齢になっての再手術もありうる。
さらに「勘違いが多い」のは100%もとに戻るわけではなく、術後のリハビリケアが重要になるという。
術後は正座が出来なくなり、和式トイレは無理。
手術は痛みをとるこを目的しており、約120度曲がればいいという考え方で、和室・畳の生活はキビシイ。
また、まれなケースであるがる手術による細菌感染で「車椅子生活」を余儀なくされたケースもあるという。

■ 背筋が曲がる人とピンとした人

若い頃との見た目の変化では背中や腰の「曲がり」が気になるだろう
「老人性円背」「後湾症」と呼ばれ加齢による筋力り低下や、関節軟骨のすり減り、長年の姿勢のクセなっている猫背などが原因さされている。
見た目の問題ではなく老後の生活を蝕む原因になる。
背骨の変形を放置すると将来的に痛みをが引き起こし、腰痛はヘルニアなどを発症し、足の痺れや痛みに繋がる。
極端に曲がってしまった背骨真っすぐにするには手術しかなく、金属のロッドを使うため、背骨は動かなくなり「真っすぐ立てても、屈む動作に不便になる」
一番の予防は正しい姿勢にあるが、体の筋力が知らず知らずに弱っていると実践するのは難しく、日頃のエクササイズ「壁そらし体操」が有効で、一日5~6回やると有効だと云う

■ 延命治療やるか断るか

延命治療とは回復の見込みのない「終末期」の患者に対して
「少しでも命を延ばすため」行う治療のこと。
主な方法は「人工栄養」・「人工透析」・「人工呼吸」など、処置をしなければ直ちに命が失われる放ってような切迫した状況での命綱となるもの。
ただ命を少し延ばすだけための治療は患者は回復せず、苦しむだけ、本来は穏やかであるはずの老い週末がドタバタん変わりかねないのは長年、終末期の延命治療が当たり前のように行われてきた。
人工栄養の歳に用いる「胃ろう」や「経鼻胃管」では1日2リットルの栄養剤を投与する。
なぜこのような「延命治療」がなくならないのか?
一番は家族が望むから・・「何が何でも生きててほしい」と
しかし、近年変化して居る。家族も医療者も患者のQOLを考えるようになってきており、「リビング・ウィル」の作成を薦めるようになってきている。
週末期を迎える本人と家族の間で事前に話し合いを持つことを勧めている。

■ 難聴 補聴器選びでミス、認知症に

難聴からの認知症嫌なら絶対にやってはいけない対処法
症状の悪化に気づきにくいのが「耳」の不調です。
聞こえが悪くなる「加齢性難聴」は誰にも起こり得るたものですが、「健康寿命」を大きく左右する問題でもあります。
耳のなかで音を感知する有毛細胞は修復できない為、補聴器ず聞こえを補うことが唯一の対処法ですが、一般的に「俺は大丈夫だ」と症状を放っておく人は少なくありません。
そうした「難聴」の放置が招く最悪の問題が「認知症」です。
データによるとアルツハイマー型認知症の発症リスクは、難聴出ない人に比べ、軽度難聴1.8倍、中程度難聴3.0倍、高度重度難聴4.9倍、となることが解ってきまました。
発病のメカニズムは解明されていませんが、一生懸命聞こうとすることで、脳に負荷がかかり、発病のキッカケになるのではという説が有力です。
聴力を取り戻す治療はなくても、聞こえを補うことで他人とのコミュニケーションが増え、いきいきと生活することで、認知症のリスクを減らすことが期待できるのでるとの解説でした。



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posted by 西沢 at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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