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2023年05月30日

地元町内会・自治会とのお付き合い


12年ぶりマンション組合理事当番が回ってきました

中規模、5階建てのマンションと云うより、全53戸の共同住宅を移り住んだ時から、何時かは管理組合理事会の当番は回ってくるものと、覚悟していました。
入居7年目に、理事が回ってきてアミダクジで「副理事長」に当選?
お役目は地域自治会、町内会、鎌倉市担当窓口となりました。
当時、還暦を少し過ぎた62才、この地に越してきて鎌倉市やらNPOと関係を持つようになっていたので、特別不安感ももなく引受ました。
しかし、一年間やってみて、4人の理事「理事長」「会計」「監査」の三人と比較して、圧倒的に「副理事長」の仕事は多岐に渡り、自分の海外ロングステイ予定や国内旅行スケジュールに支障をきたす事が多々ありました。

また、前回理事の年、全国的にテレビ地上波のデジタル化切り替えの年で、地域内で一番高い建物(歴史的地域指定地区で高さ制限がありました)であった私達のマンションの屋上に中継アンテナ設置やら、建設当時、電波障害対策として有線ケーブルで、配信をしていた経緯がありました。
地デジ移行で、近くの丘の上に大きな中継アンテナが設置され、私達のマンション屋上のアンテナの役目も縮小することに伴い、配信している戸建ての皆様に説明やらをしなくては行けない義務が生じ、町内会の役員さん(地元の顔役?)ともの話し合いなりが発生しましたが、幸いこの時、私は鎌倉市民活動センターの広報担当という役目がら、この地域にお住まいのセンター会員にご紹介いただき、スムーズに進んだことと、地域のケーブルテレビ会社とアンテナ業務、設置の専門会社を巻き込んで、マンション理事が表立って動かずにすむような方策で無事に終了しました。
と、云っても、ニ社を巻き込むことで当然ながら経費はかかります。
このやり方は、建設業界では当たり前のやり方なのですが、やはり、最後の総会の決算報告の際に、質疑がありましたが問題なく収まりました。

今回の理事会の大きな課題は今後の管理会社と契約問題です

やはり、ここ半年の諸物価の高騰で常駐管理人の人件費やら、月々必要な清掃費、点検費用あるいは交換及び電気・水道代金の上昇で、やむを得ないのは解っており、管理費の値上げを最小限に抑えるための方策を今年の理事会のメインタスクとなっています。
今、管理会社(M地所)からの提案は、100mほど先に、同系列のマンション(35戸)があり、通いの管理人が半日常駐してるので、この2つを一人の管理人で午前・午後と分けて一緒にすれば、若干、いくらかでも費用が抑えられるとか、色々な提案をいただいています。

特に私が、元大手建設業界出身という情報を前担当者から得ていたようで、前回管理組合総会が終わった後、「お時間がいただけましたら」ということで少し、内輪の話をしました。
その時のひとつ、敷地内のゴミ捨て場のアルミ引き戸が重く修理ある交換が、前理事会より引き継いでいる懸案なのですが、見積もりを見るとアルミ引き戸の交換で120万円の見積もりがでており、総会でも議論がありました。
しかし、中に、マンションの裏口でも通行人から見える位置でもあるので、景観に配慮したしっかりとしたものにしてくれ、マンションの評価価値にも影響するとの声かあり、総会てはこの工事に関して、私達理事会に引き継がれました。
元建設業界の私からすると「ふざけるな」です。
確かにアルミ引き戸を下レールから、吊り下げにすれば音も重さ軽減されますが、特注でしか対応できなくなり、単価は格段に上がるのは当たり前で、この見積もりが、素人相手のベラボウなものではないのですが、景観を考えてという住民の声は呆れるばかりです。
カミサンも確かにあのゴミ置き場の入り口に120万円もかけるのは可怪しい・・・けど貴方が悪者にならないでと云います。

まだまだ慣れぬ日本の村社会と付き合い

最近、立法府の政治家、官僚の間で使われる言葉「自助・共助・公助」がどうも胡散臭い、政治の逃げと思われる方が増えている傾向と云われています。
確かに、学生時代の自由な発言、雰囲気の中で育った戦後直後のベビーブーマー世代、団塊世代の間で、一方的にな上からの押し付けに反発感がないとは云えません・・・が
こうも、堂々と地元コミュティ、自治会、町内会に当たり前のように、自分たちの住む、地域、街なんだから、おかみからではなく、あなた方自身で住みよくしなさい、云います。

外灯の電球交換はあなた達が困るんだから、あなた達がやるのは当たり前、造ってあげた自動公園の花壇にしても、いちいち植え替えするなんて、それは行政がするのではなく、自助ですよ・・・と云っているようなのです。
日本一高いお給料、退職金をもらっていた地方公務員の市、そしてまた数百億かけて東海道線に新駅を作り、現在の市役所を移転新築しよとする行政・・・
昔ながらの《都会風を吹かさないよう心掛けてください》と云った福井県池田町と違った、都会的湘南の住宅地でも同じような論理がまかり通っているのです。
湘南鎌倉といっても、私達の住む地域は昔ながら農村・農耕地帯と変わりはないようです。

マンション内に回覧板の配布&回収

マンション理事会副理事の一番の仕事は毎月一度、町内会館へいって、役所が用意した回覧板を受け取り、全戸53戸に配ることです。
普通この町内に住む家庭は、昔ながら隣組制度のようなものがあり、数軒から10数軒で1グループとなり回覧板やら、情報伝達、防災安全、共助、公助を受け持っています。
各グループの組長さんの玄関には、組長の標識が一年掲げてあり、何かあった時には連絡、伝達の役目をするようです。
後から入ってきた他所者、新人のマンションの住民は特別扱いで、マンション一棟で1グループとなり、そのマンション内でスムーズに情報・回覧が渡るように15人程度でグループに分かれていますので、副理事は4グループ分の配布、回覧書類を、町内会館で受け取り、4グループ分の回覧板を作り回すことになります。

5階建て全53戸を4グループに分けて、4冊の回覧板に各々に閲覧認印を捺し、日付をいれて、この閲覧順にお隣に回し、最後の人はこの回覧板の回収先の副理事のお宅玄関脇に
置かれた「回覧板回収BOX」に戻すよう、システム化しています。
私が副理事、町内会担当をしていた頃は、回覧板は必ず手渡しとされていました。
所謂、マンション住民はお隣の家に誰が住んでいるのか解らない、もっと住みやすいコミュニテイという意見があったようなのですが、このいちいちピンポンして、玄関を開けて手渡しですと、留守のお宅も多く、また嫌がるご家庭も多いので、数年前に玄関インターフォンが全て、カメラ付き、映像記録式になったので、帰宅して自分の室内のモニターに来客記録ランプが点滅し、映像が残るようにしてからは、ピンポン・手渡しは辞めました。

私の住むお部屋の左隣も右隣りも、玄関に表札をだしていません。
左隣りは数年前までお付き合いがあったのですが、最近はお子さんが大きくなると同時に、交流がありません。右隣のいつの間にかご主人が亡くなられて未亡人なられたようですが亡くなった時も特別、お知らせもありませんでした。
現在、何人かでお住まいのようですが、未亡人の奥様の他、全く解りません。
都会のマンションって言葉を聞きますが、ここは大都会ではなく、閑静な鎌倉の住宅地なのですが、近隣のマンションも同じようなものだと聞いています。

これって町内会の役目 募金集め

回覧板を回すだけでしたら、そう、担当理事の負担は少ないのですが、「自助・共助・公助」をいいことに、日本赤十字財団は、町内会・自治会・行政を利用して半強制的に
募金活動をおつしけてきています。
12年前は、「赤い羽根」を勝手に住戸分回覧板担当者、組長に配り押し付けてきました。
今回は、A4用紙に名前、金額、印鑑欄をつくり、領収証と集金袋まで用意されていました。
一応全53戸のなかには、寄付されたい方もいらっしゃるといけないので、用紙とは別に
「領収証と集金袋は当マンション町内会担当副理事XXX室の〇〇が預かっておりますので、直接ご持参下さい」と添付し、「次の町内会の会合の日付が6月第一土曜日なので、処理の都合上5月末日まで、ご持参下さい。」と付け加えました。

5月13日に配布して、4グループ全部が戻ってきたのは5月23日でした。
全戸(4グループ各15戸)にまわるのに10日間かかったことになります。
印鑑捺印をみると、4件のお宅の印鑑が押されていませんでした。
理由は解りません。長期間ご不在なのか、あるいは賃貸なので町内会回覧板の受け取りを拒否したのかも知れません。
そして、赤十字募金の領収証と集金袋は出番はなく、そのまま、町内会にお返しする予定です。
マンション管理組合副理事長の仕事は、自治会、町内会、市行政など対そと向けの仕事、顔です。
理事長と違って法的責任がないので楽と云えば楽ですが、他の理事四役、会計、監査と違って毎月の業務があり多忙でもありパソコンに精通していないと、ちょっと苦手な人には負担となる仕事かもしれません。


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posted by 西沢 at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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