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2023年02月07日

河津さくらより早い、熱海緋寒さくらを見に行く

日本一早い緋寒桜とは

熱海の桜は台湾・沖縄地方の寒緋桜と関西以西に自然分布する山桜の交配種です。
ヒカンザクラ (緋寒桜)・カンヒザクラ(寒緋桜)タイワンザクラ(台湾桜)ヒザクラ(緋桜)とも呼ばれる品種です。
沖縄の寒緋桜で有名なのは、美ら海水族館のある今帰仁半島の今帰仁城跡の桜並木です。
参考 2019年 今帰仁城址の桜動画

ちょうど、プロ野球のキャンプが沖縄各地で始まる時期なので開花時期をよく覚えています。
伊豆半島南端の河津桜よりも約一ヶ月早く咲き、色もピンクよりもかなり緋色近く
ソメイヨシノと違って開花期間が長いので長い間楽しめ、近年、内地で一番早い桜との名所としても熱海市や、温泉組合が力を入れて
宣伝しています。

つまんない病発症中のカミさんは一泊以上の温泉旅をリクエスト
子供のいない、仕事もしてない、70代過ぎの老夫婦の奥様は、一ヶ月以上家の周辺にとどまっていると「つまんない病」を発症します。
お薬はなく、転地療法が唯一の治療法です。
当初、熱海の梅園と彼岸桜の日帰りを予定していました。
自宅から熱海へは、東海道線でジャスト1時間、990円の距離ですから、二人旅で熱海に宿泊するのはものすごく贅沢な、特別のことなのです。
熱海の梅園ももう何度行ってます。
熱海市内の緋寒の名所、桜祭りが開催されている糸川遊歩道の会場は過去に何度か行ってみていますが、この桜が最終目的ではなく、次いで寄ってみよう的な感じでしたので、ジャストタイミング、満開の桜には一度もお目にかかってはいません。

熱海梅園も、湯河原梅園も、二宮公園の富士と菜の花も、伊豆の河津さくらも、現役時代には全く見向きもしなかった「お花の名所」は、冬枯れの2月、暇人・小金持ち・リタイヤ年金シニアの恰好の行き場所となっているのです。
熱海は東京都民でも、一泊するかしないか迷う位置関係です。
昔の会社員時代のように、大宴会がメインでしたら当然一泊しますが、現代の家族旅行やカップルの二人連れではメインが熱海というのは難しいでしょう。
ましてや、貧乏・暇人・自宅から1時間の距離の熱海の温泉旅館に泊まると云っても、全然ときめきません。

そこでカミさんが打ち出したのは、

今人気の日本平夢テラスからの富士山眺望と、今年の大河ドラマ「どうする家康」の久能山観光、そしてなかなか新幹線で下車しない静岡市内と東海道五十三次の宿場、とろろ汁で有名な「鞠子宿」とその先の古い町並みの残る「宇津ノ谷」を熱海の桜と一緒にして一泊二日、泊まるところは、静岡駅前屋上大浴場から富士山が見えるビジネスホテル、全国旅割が効いて、二人で朝食付きで16,000円プラスクーポン二人で4,000円分、というプランです、私も撮影素材が多いこのプランに大賛成しました。

旅行会社の企画担当なら、東京発バス一台、日帰り、あいだに清水港で寿司ランチと久能山でいちご狩りを入れて、お一人様12,500円程度で売れるでしょうが、私達全くの個人旅行では二人で50,000円と予算を組みました。
このような富士山の絶景に桜の花をメインに添えた旅のスケジュール造りの難しさを今回、しみじみ痛感しました。

先ずは、熱海の桜開花状況です。
例年の開花平均日と満開日を調べると、2月3・4・5が当たりです。
それよりも難しいのがも静岡、日本平のお天気です。
日本平ホテルから駿河湾越しにみる富士の絶景は二度経験しています。
わざわざ、静岡市内に宿泊するのですから、曇天でも失敗です。
絶対に綺麗な富士山が見えなくてはいけません。
静岡駅から路線バスで行く「鞠子宿」も、そこから徒歩で行く「宇津ノ谷」にしても、ピーカンでなくてもいいけど、雨は困ります。
条件は熱海の桜が開花している時期、お隣の静岡市のお天気が晴れている日、両方が合致しないと、鎌倉から熱海or静岡一泊二日で5万円の旅は満足する結果にならないのです。
パックツアーなら、雨でも雪でも嵐でも無理して出かけるでしょうが、100%個人自由旅行では、わざわざ、花も咲いていない、富士山も見えない曇天の日に自宅から1時間のロケーションの場所に行きたくはないのです。

でも、カミさんは「つまんない病」発症中、症状が重そう。
だした結論は、熱海の花の開花と、静岡の富士山のお天気を一緒に考えるのは、どうも無理みたい。別々にかんがえるしかない。
今回は、熱海のさくら開花に絞って、日帰りで行こう、その代わり何処か「景気の良い日帰り温泉」に入って帰ろう。
静岡の日本平夢テラスの絶景と、久能山、鞠子宿と宇津ノ谷宿場町は、お天気の良い日、そう日本平までのバス路線は、ソメイヨシノの並木道であるし、日本平ホテルのお庭の一本桜も上手くいけば撮れるかもしれない、別々に考えよう。
後期高齢者になったとしても、まだ来年はあるだろうから・・・・と。
今回は、イージーに熱海緋寒桜だけのご報告に相成り候・・・

熱海緋寒桜の名所めぐり
熱海緋寒桜は大きな公園に何本も植えられいたり、並木路になっていません。
来宮梅園前、糸川遊歩道、サンビーチ渚公園・釜鳴屋平七像、熱海市営「マリンパスあたみ」横公園など各所に植えられていますが、メインとなるのは糸川の遊歩道の100メートルほどのでしょう。

ここでは毎年、地元の皆さんによる日本一はやい桜まつり、「あたみ桜糸川桜まつり」が行われています。
開花時期は毎年、微妙に変化していますので、訪れる際はネットで確認を。
 


 

いずれも撮影日は2023年2月5日
何とか、今週いっぱいまで保つかどうか
問題はお天気ですが・・・・
私達の静岡、駿府、日本平、鞠子宿、宇津ノ谷プランは、天気予報をみていると当分先になりそうです。


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posted by 西沢 at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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