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2023年01月30日

終活の加速、緊急事態に備え貸金庫の契約解除する

あれ、もう後期高齢者健康保険証が送られてきた
共同住宅のエントランスのセキュリティインターフォンからの室内子機モニターが「ポロローン」とかなり優しい音がなり(昔の慌ただしい電子音と違って最近のは優しいのです)、
モニターをみると郵便局からのようです。「書留です」と云います。
この時期、書留?、役所からまた特別給付金でもくれるのか?、或いは反対に何か未納とかの催促なのか考えて、待っていると室内ドアフォンがになりました。
最近関東では押し込み強盗が横行しているので、念のためモニターで確認すると、確かに正規の郵便職員さんのようです。
※我家は貧乏シニア世帯なので、押し入っても何も収穫がないことは彼らは解っているハズですが・・

書留は、「後期高齢者健康保険証」でした。

75才の誕生日は来月の末だけど、もう一ヶ月も前に送ってくるんだ。
しみじみとこの保険証を眺めました。
今持っている「カードタイプ」国民健康保険証と違い、随分大きな、薄っぺらな紙なんですね。
医療機関の窓口でこのような色の大きな保険証を見かけしてして、なんなんだろうあの保険証は、どこか共済組合か何かの特別な保険証なのだろうかと思っていましたら、これが、日本国の財政の圧迫している原因の一つ、後期高齢者一割保険証なのか!
となると、二ヶ月に一度のファミリードクターの検診と誕生月の定期検査は、2月誕生日の翌日以降にしないと、と貧乏シニアはすぐに思い浮かべ、予約日を確認すると誕生日前日になっているのを、即、電話で予約日を変更しました。
そして、直ぐにネットで、後期高齢者の高額医療費の上限限度額を調べました。
なんと、今の二割負担と同じ8,000円です。
なんじゃ、1割負担でも8,000円となると、一ヶ月入院でもしない限り、高額医療費オーバーにはならない、という事か!
よーく調べて見ると、同一世帯に後期高齢者がいる場合に限り、一人単位ではなく、世帯合算ができるようです。
つまり、老老介護の状態にならない限り、高額医療をオーバーしそうにありません。

自分が後期高齢者となってみて

「団塊世代」はバブル勝ち逃げ世代と呼ばれ、今、定年退職する65才の世代よりも年金・退職金に恵まれ優雅なりタイヤライフを送っている現状を、現役世代は快く思ってはいないことは、理解すべきだと自覚しています。
いよいよ、こんなにも疎まれながら、たくましく生きてきた世代・団塊世代、悪役・ヒール世代もついにおじいちゃんと呼ばれるに相応しい年齢75才になった。
でも、未だに野心ギラギラしながら高齢化という時代に主役を張りたいと思う心は残っている。
団塊世代全員とはいわないが、誰か少しでも突っ張って生きていてって欲しい。

予てより、後期高齢者になったら終活を加速しようと思っていました。
その第一弾として、借りている銀行の貸金庫の契約を解除しようと思っています。
カミさんは鎌倉婦人の友人から「貸金庫を借りているの?お金持ちね!」と云われていました。
私達夫婦は現金もそんな多くは持たず、ましてやカミさんは職業柄装飾品を身につけられない仕事ですし、いっさい興味がないので、光り物や、高価なブランド物もないのですが、海外で何かあった時の為に、主に書類類の保管場所として、半公的な場所が必要だったのです。
私達、退職した翌年、鎌倉に越してきてから、地元の銀行の貸金庫を借りました。

20年前、地元リテール銀行は一年自動契約延長で年間10,000円と、大手メガバンクよりも安かったです。
貸金庫を借りた理由は、そんなにお金があったからではなく、退職後のライフスタイルに必要だったからです。
私達は夫婦二人暮らし、これまで会社員生活と違い、長い間自宅を留守にして旅に出る機会が増えます。
マンション暮らしですから、盗難とか火災はそれほど一般戸建と違って少ないものの、やはりちょぴり不安と、カミさんの希望で貸金庫を借りました。
中身は、前述したように、現金・貴金属はいっさいなく、遺言状・連絡名簿・不動産登記簿・預金通帳類・印鑑・パスワード記録・などなど、私に何かあった時に、必要な書類全てが収納されているスペースです。
海外旅行に行かなくなり、せいぜい長くても3泊4日程度の国内旅行ですから、却って万が一何かあった時に場合、貸金庫は不便です。
銀行の営業時間外には全く対応出来ないからです。
そこで、正式に解約するのは、私が75才、後期高齢者になってからと決めていました。
この貸し金庫の契約者は、私ではなく、最初からカミさんにしてあります。
ですから、解約手続もカミさん本人が出向いてやらなくてはなりません。
カミさんは20年間一度も貸金庫に入ったこともなく、金庫前室のセキュリティドアのパスカードの暗証番号さえも覚えていません。
現在の銀行はコロナの影響もありますが、経営状態が厳しく、人手を減らしているので、全ての手続きなどのは事前予約制になっており、毎月25日の私達夫婦の給料日には翌月の生活費を降ろすついでに、窓口で貸金庫解約の予約するための予約の確認をしてきました。
当然ながら本人が出向く必要が有り、銀行通帳・印鑑・本人である身分証明(マイナンバーカード)と、貸金庫のリアルキー、金庫の番号と金庫前室パスカードなどが必要で、カミさんは嫌がりまが、「終活、はじめておつかい」いってらっしゃいと、来月一人送り出すこととなります。
現在、一年間の貸金庫料金14,800円ですから、3月に入る前にやらないと、余分なお金がとられる、それもカミさん名義口座だと云うと、かなり本気モードになったようです。

アマゾンに注文していた、手提げ金庫が届きました。

貸金庫に入れておいたもの、全てをこの金属製のケースに入れて、暗証番号3桁と、施錠・解錠方法のプリントを渡しました。
万が一、慌てている時に絶対に必要なものだけを入れることにしました。
あまりにも多くの物、書類を入れすぎると却って何が重要、何が緊急時対処すべきものなのか分からなくるからです。
ですから、カミさんと入れながら、もう一つ他に緊急取り出しレベル2用のものが必要だねと話しています。
この会話のなかで、実家の信州の実姉に聞いてみました。
姉の夫は日曜日の午後に自宅で心筋梗塞で倒れて、その日の夜に搬送された病院で亡くなっています。
義兄は70才、姉は66才の時でした。
姉は現在78才、聞いてみると「何も心配、困ることはなかった」と云います。
理由は今、私がやろうとしていること「私が急に逝って、カミさんが困ること」を姉自身で夫に変わってやっていたというのです。
そうだだった。姉は「羽仁もとこ友の会」の地方主要メンバーだったのだ。
そこら辺はちゃんとしていて、我家とは大違い、その分亡くなった義兄は何もしてなかったようです。

さて、この手提げ金庫を何処にしまうか?

一応金属製ですが、そんなに耐火性はない軽鉄板、ダイヤルキーも3桁ですから金庫と読んで良いのか分からぬただの箱ものですが、ないよりマシ。
しかし、もし泥棒が入って開けられなくても、外に持ち出すことは簡単んので、何かしらの持ち出しを困難にする手立てを考えなくてはいけません。
強盗ならともかく、こそ泥が嫌がる手立としては・・・「時間がかかることです」
そこで、やはり金庫を買う時に一緒にワイヤーロックを購入しました。
3桁ダイヤルキーと3mmのワイヤーつき、一方を金庫のハンドル部分に通し、もう一方は室内の頑丈な構造物を通して施錠する。
うん、この方法なら、万が一「こそ泥」がこの手提げを見つけても、この3mmのワイヤーを切断するペンチは持ってあるかないだろうし、ドライバーではこの軽量金庫の蓋をこじあけるには、かなりの時間がかかるだろう。

もうひとつ、「こそ泥」が嫌がりそうな装置を考えだしました。
簡単でお金がかからなくて、効果のある方法は
小型・大音量・インターバルできる目覚まし時計をこそ泥が探しにくる部屋に隠しておく、
本当はセンサーでキャッチして、光と音がでるのが理想的なのですが、セットも装置もお金がかかりそうなので、一番簡単なのは、100デシベルの目覚まし時計2つ、「こそ泥」が分からんい場所に隠して時間差で鳴らすのが一番効果的かなと思いますが、考えてみれは、二人共に外出するさいにセットするほうがもっと面倒でしよう。

あまり詳しく書くと、物好きな「こそ泥」がチャレンジしてくるかも知れませんのでこれ以上は書きませんし、我家には、書類類は沢山ありますが、肝心なお札は全く金庫内には置いてありませんので押入っても無駄足です。
せいぜいあるのは私の一ヶ月分の小遣い30,000円ぐらいなものです。


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posted by 西沢 at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | シニアライフ
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