
久しぶり、悪人、暴力、争いが一切が登場しない映画
今年に入って二回目のシアター・大スクリーン、ゆったりした椅子でみる映画です。
年金・貧乏・暇人シニアにとって、映画鑑賞はコスパもタイパもとても良い趣味・暇つぶしだと思います。
※タイパって知ってますか、最近の若者の間で使われている言葉の一つです。
コスバがコスト・パフォーマンスで、タイパはそのとおり、タイム・パフォーマンス。
使うお金ではなく、それを為す時間にあったゲインが得られるという今どきながら発想です。
先週、カミさんはお友達と二人で、二駅先の駅前大ショッピングセンター内にある大型シネコン109シネマに映画を見に行きました。
当然二人共にシニア料金の1,200円、自宅最寄り駅大船・辻堂の電車往復は398円、朝マックコーヒー120円で使うお金は1,720円で、取り敢えず、夫を置いて女友達二人でおしゃべりと映画の瞬を3時間過ごし、ワンコインランチを食べて帰れば、3時過ぎ、ほぼ一日、楽しい、充実したシニアの一日を二千円程度で過ごせるのです。
2,000円は決して大きな金額でもなく、小さな金額でもありませんが、退職した70代前半のシニアにとって、毎日ではなく月に二度程度の友人とのシネマめぐりはけっして贅沢ではありません。
この映画はもともと連載コミックでした。

現在この傾向、パターンは映画産業界でも注目され、数十億円のメガヒツト作品は全てアニメです。
昨年の東映の一位は「鬼滅の刃」だそうです。私はこの手のものは見ていません。
私が行った先週の109シネマでも、今週・来週大勢の観客を集めそうな大作が上映されます。
「SLAM DUNK」と「ONE PIECE FILM RED」です。
どちらもタイトルは英文であり、日本語カタカナです。
大晦日NHK紅白の歌手とタイトルと同じで、昭和のシニアにはなかなか足が向かないものばかりです。
今月始めに私が見に行った映画は「ファミリア」でした。
役所広司が主演のブラジル日系出稼ぎ人ファミリーと地元コュニティ、あるいは社会問題を扱ったものでした。
次に見たいと思っていたのは、同じく109シネマ湘南でやっている韓国映画「非常事態宣言」韓国のアカデミー男優ソン・ガホンが主役の韓国映画お得意のパニックものです。
『韓国・仁川国際空港。ハワイ⾏きKI501便。病気の娘の治療のため、娘とハワイへ向かう⾶⾏機恐怖症のジェイヒョクは、空港で執拗にふたりにつきまとう謎の若い男が、同じ便に搭乗したことを知り不安がよぎる。KI501便はハワイに向け⾶び⽴つが、離陸後間もなくして、謎の若い男が死亡。直後に、次々と乗客が原因不明で死亡し、KI501便は恐怖とパニックの渦に包まれていく』
間違いなく、楽しめる映画だと思っていたのですが・・・
先週、「ドクターコトー診療所」を見てきたカミさんはこの映画を絶賛していました。
「泣ける映画、特にラストシーンがいい、エンディングロールが終わるまで誰も席をたたなかった」・・・ん、そう云われると、確かに韓国パニック映画、主役ソン・ガホンとなれば見なくてもたいていの感じはわかる、それでも、漫画からフジテレビ映像化、主役が「吉岡秀隆」となれば北の国から「純」から見続けているのでだいたいの映像・ストーリーが想像出来ます。
まあ、いいか、久しぶりにそんなフジテレビ系のドラマでもみるか・・・と出かけました。
上映時間を調べてる、上映第一回目は09:15、二回目き11:00です。

それほど、朝、準備するほどの映画ではないと、二回目の11時にしました。
当日の朝、ネット予約する為に座席表を見ると比較的中程度の宏さのシアター5での上映です。
思っていたよりも評判が良いようで146席の1/3程度すでに埋まっていました。私は、定番の「I17」を選択しました。
ここなら、相当超満員出ない限り、隣の席には誰も来ないし、途中トイレにも立てます。
10時40分に入ると、意外や意外、かなりの観客が入っています。11時ぎりぎりまで観客が入場し、おおよそ8割がた埋まりました。
どんな客層かと観察すると、9割は女性グループと一人客でした。みんな、うちのカミさんと同じような世代、同じような社会階層の人と見受けました。
どんな映画かは見る前から解っていました。

「人気漫画からTVドラマ化され、ついに劇場大型スクリーンに再登場。」
まさにそのとおりです。
ハリウッド製のCGがふんだんに使われたものや、アニメ全盛の世にあって、しみじみとラストまで見れるシアター向けの作品というのが率直な感想、無駄なドタバタ喜劇もなく、ましてや、暴力・セックスシーンもなく、ひたすら僻地医療、離島医療の問題を描いていきます。
ここで初めて「ドクターコトー」の意味がわかりました。
「コトー」という名前はドクターの名前ではなく「孤島」なのです。
注目されるされるラストシーン
映画の解説やネタバレものでもこの映画のラストシーンに触れています。
台風直撃の離島の診療所で、負傷者、妊婦、持病が悪化いるシニアを相手に孤軍奮闘する、一人だけのドクター、そのドクター本人も不治の病に侵されている。
最後は、戦場のような孤島の小さな診療所で奮闘するなか、倒れ、意識を失っていく。
映像はまるで超名作漫画「明日のジョー」のラストシーンのように、ホワイト・フェードアウトしていく・・・・
ネタバレでも、カミさんの話でも涙が溢れる・・・でも本当の結末は話せない
映画好きむでもあり、自分でムービー作りを目指す私には、本当のラストや、エンデイングロールは想像できますか゛・・・・
トイレへ行きたい思いをこらえて、エンデイングロールの最後まで見届けました。
何をみたかったのか?
この映画のロケ地と撮影協力した旅行会社と宿を知りたかったのです。
撮影地は日本最西端の島「与那国島」でした。

そして、デルタの残っているマイル(スカイマーク)がつかえるかどうか調べました。
沖縄は何回も行っているし、マイルを使うまでもなく、エアー・ホテルパックでも安いので、このマイルは別の、あまり大手がエアー・ホテルパックを売っていない場所で使おうと考えていましたが、後期高齢者最後のマイルはこの与那国にしようと思います。
羽田・那覇間はスカイマークのマイルを使い、那覇・与那国は自力で行きます。
往復、25,000円程度、二人で50,000円、なんとか二の旅行予算内に納まることでしょう。
一番のシーズン6月、あのラストシーンの岬の坂道に行ってきます。
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