
当たり前と云えば当たり前、自然とそうなるのが団塊世代の年金生活者、退職前に作成したプランよりも、年末12月31日の我が家、二人の現金・預金残高は昔作り、修正を重ねてきたシミュレーションよりも若干、数%多く残っている。
特にこの一年は、予測・予定よりもかなり多く、消費残がある。
原因は明白
・パンデミックで旅行にいかなくなった。
・交際費・冠婚葬祭費がほとんど使われていない
・医療費も今のところ、大きな出費がない
・教養費を月々以外に別予算としていたが、後期高齢者に近づくに連れ、欲しい物がない
・カミさんは男に比べて、まだまだ消費意欲は健全
・男は「飲む、打つ、買う」が全くなる、特にこの感染症の影響が大きい。
カミさんは今年の年末調整を期待しているらしい
私がパソコンに向かって、エクセルを開いているのを見て、今年の年末調整、どのくらいでそう。
旅行もあんまり行ってないし、結構予算よりも余っているはずよ、と云う。
確かに、それは本当だが、ボラバイトもやめ、せいぜい月のweb・ITサポート収入は一万円も行かない生活が続くと、昔、想像していた年金生活者のイメージに近づいている自分を実感する。
以前見ていた、後期高齢者男性先輩諸氏は、お財布を持たず、小銭入れに千円札一枚だけいれて外出していた。
・特に衝動買いしたい物がない。
・以前、財布を落とした苦い過去がある。
・たとえ数千円・数百円でも使いたくない。
皆さん、日本経済を支えてきた大企業出身者、未だに企業年金をもらっている人達なのに。
今年の年末調整はカミさんは10万円プラス、大きな声では言えないが、低所得住民税世帯への臨時給付金全額5万円を渡す。
そして、いつもセリフは
「私のお金だから、使い道を詮索しないでね」
私、「はいはい、ご自由に」です。
今年の総決算をして、年末調整を済ませ、毎年年末恒例のシミュレーションづくりを始める

カミさんは「私は92才まで生きるはずがないどうして92なの」と聞く
「君のおふくろさんが逝った年齢だから」
私が逝った後のカミさんの一ヶ月の基本生活費と一年間の税金・保険・娯楽費などを入れた一年間に必要な金額がはじき出される。
このマンションに住む続ける限り、92才でも多少の余力と建物物件が残る、計算になる。
団塊世代はバブル崩壊後の30年を生きてきている。
私の定植後の人生も来年て20年になる。
団塊世代を含めた高齢者世代には、この失われた日本経済の20年は有利に働いている
穏やかなデフレ、物価の安定、変わらず微妙ながら増えていく年金と、高齢者に対する手厚い保護政策。
それにひかえて、衰弱していく若年層世代、世代間の格差は確実に広がっていく。
この失われた30年の余波、しっぺ返しはいつかは来ると、私達世代は覚悟しなければならない、
そういうと、その前に俺たちはいなくなる、と云う。
そんな事を考えながら、預貯金以外の個人年金・保険資産のチェックをする。
MS生命個人年金全て、満期を迎えており預けてあるだけ、でもその引出期限もあと5年である。
D生命の個人年金も既に満期を過ぎていて、いつでも引き出せる状況だが、今、手元には必要なく、スズメの涙以下であるが、預けておけば少しは安心と思っていた。
その保険証書を再確認しようと、私の部屋のなか所定の場所を何度も探したのに、見つからない。
カミさんは「銀行の貸金庫のなかてしょ」と云う。
「いいや、今年の夏、全ての証書のコピーを自宅のプリンターで取る為に持って来たんだ」
「コピーは手元にあるし、実印もあるから心配はなのだけど、気になる」と
探し出して、午後2時過ぎになり、やはり、銀行の貸金庫内をもう一度見てくる、貸金庫カードだして、とカミさん頼みます。
我が家の場合、貸金庫の入室カード、金庫本体の実鍵は別々に二人で持っている、用心深い夫婦なのです。
3時まで行かないとと急いで駅前の銀行へ

MS生命個人年金が6枚・・・?、あれ8枚じゃなかったっけ
急いで本物を持って自宅に帰り、エクセルを開けて確認しました。
昨年のデータにミス入力があり、二枚昨年は多く引き出していたのです。
良かった、今日この時点でミスが見つかって。
私が逝った後だと、この二枚のミス入力や、証書の保管場所が苦労していたでしょう。
もう貸金庫は必要ないんじゃない、カミさんは今回の騒動で云います。
そもそも、貸金庫を利用するようになったのは、退職後鎌倉に越して来てからです。
特別、我が家は財産家でもお金持ちでもなく、普通のサラリーマンが退職した家庭ですから、貸金庫が必要なほど財産・書類などはないのです。
なぜ、退職後貸金庫を契約し利用するようになったのか?
早期退職後、海外ロング・ミドル、リピートステイをするようになったからです。
一年のうち、少なくとも4〜6回ほど、この鎌倉の共同住宅を二週間から数週間留守にします。
火災?は、自分が火元にならなくても、上下・左右からの火災は考えられ、盗難・空巣は公道・バス通りに面した二階でから、確率は少ないのですが
年間12,000円の利用料、ひと月1,000はその当時、保険代わりと考え契約しました。
貸金庫というイメージでは、大金、現金とか、宝飾品・金製品とか思い浮かべますが、そんなものは持ってもいなく、まして大量の現金を納めるほどのスペースは有りません。入っているのは、ほとんど書類(不動産登記・遺言状・保険証書)、預金通帳とカード類、印鑑、印鑑証明、戸籍関係書類などです。
我が家、自宅には、銀行の通帳も、キャシュカードも置いておらず、月々の生活費を引き出すのには、カミさんが保管している貸金庫入室用カードと私が保管している貸金庫本体の実物カギと、頭の中で覚えている貸金庫のナンバー、この3つが揃わないと、開かない仕組みとなっています。
月に一度ていどの利用です。今回、騒動で考えました。

3つ揃わないと開けられない貸金庫って安全だけど、そろそろ70代のシニア二人の記憶力では却って「ヤバクない」
「何かあった時」って緊急の時・・・きっとうろたえると思う。
その時に、どちらかがいちいち、繁華街の中にある、それも土日・祭日休み、平日午後3時までの制限がある場所に駆けつけるって「ヤバクない」
家の火災が心配なら、防火・耐熱仕様の手提げ金庫、ボックス、電子キーではなく従来どおりメカニカルな鍵と、3桁のダイヤル番号で十分じないか、空巣に簡単に持っていかれないように、ワイヤーコード付もあるみたいだし大きさだって、少し余裕を見てB4サイズで十分。
お正月が開けたたら、アマゾンで買おう。
貸金庫の契約者名義は君だ
そして、貸金庫の契約は来年3月自動更新だから、2月に解約手続きをしよう。
全て、奥様あなたの名義になっているから、1月になったら銀行に電話して打ち合わせ日を決めて!
今の世、当日行って相談も出来ない時代だから、正月開けそうそう、電話してね。
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